世界で最も無能な警官の集団、ポリスアカデミーのメンバーたち、ラサール校長(ジョージ・ゲインズ)、効果音男ジョーンズ(マイケル・ウィンスロー)、ガンマニアのタックルベリー(デイヴィッド・グラフ)、超セクシーなキャラハン(レスリー・イースターブルック)、扁平足のハリス(G・W・ベイリー)が、新メンバー、新米警官コナーズ(チャーリー・シュラッター)を加え、モスクワへ出動することになった。
彼らの任務はロシア・マフィアのゴッドファーザー、コンスタンティン・コナリ(ロン・パールマン)を倒す事だった。
goo映画より。
サイトによっては【ポリス・アカデミー’94 モスクワ大作戦】となっている7作目。
とうとう惰性で作ったと思われても仕方がない状態にもかかわらず、足掻きなのか、最後の記念なのかわかりませんが、何故か海外へ。
しかも行き先は冷戦後のロシアとメチャクチャです。
ロケ中に人民議会ビルに対するロシア政府軍の攻撃という大事件に遭遇する
とかありえません。
メンバーもギリギリで、ラサール校長と同行するのはジョーンズ、タックルベリー、キャラハンと、新人で悪戯から間違って同行することになったコナーズ。邪魔しかしないハリスのみ。
とうとうハイタワーとフックスもいなくなり、てこ入れで参加したと思われるニックも消えてます。ハイタワーとフックスはシリーズ全部に出るものだと思っていただけに残念です。
しかも、ラサール校長にいたっては一緒に行ったはずなのに、間違ってロシアの一般家庭の葬儀に同行してしまい、クライマックスまでロシア人と仲良くしてるシーンばかり。いる意味あるんだかという状態でした。
ストーリー的にはロシア・マフィアが携帯ゲームをヒットさせ、そのゲームを利用して世界中のコンピューターにアクセス。世界中の金を盗むという設定。
でも、どう考えてもゲーム端末で世界中のパソコンをハッキング出来る機械を発明できたら、その特許だけでマフィアなんてやっているのがバカらしくなるくらい莫大な金額が入ってくるはずなんですけどね。
余談として、この携帯ゲームはゲームボーイっぽく見えるんですが、オープニングで熱中してるアナウンサーの端末にはカセットが入ってないように見えます。
きっと脳内で妄想してるに違いありません。
全体的にシリーズとしての面白さはあるものの、単作で観ると大して面白くないです。アメリカ人とロシア人の性格の違いによる笑いとかあれば、また違ったと思うんですけどね。
ちなみに8作目も予定されていましたが、自然消滅してしまったようです。
オススメ度(10段階)……★★★
(尻すぼみなシリーズになってしまい、とても残念)
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