前作で憎き上司から解き放たれたニック、デール、カートの3人は、会社から独立して起業することに。
ところが悪徳投資家のハンソン親子にすっかり欺されてしまい、彼らは全財産を失ってしまう。
前の騒動でもアドバイスを受けたディーンに相談した3人は、とんでもない作戦を提案される。
それはハンソンの息子、レックスの誘拐だった。果たして彼らは会社を取り戻すことができるのか…!?
allcinema ONLINEより。
前作の頃はモンスターペアレンツとか、モンスタークレーマーみたいな言葉が流行っていたのでまだ良かったですが、本作を観ると微妙なタイトル。
前作ではとんでもない怪物のような上司を交換殺人しようという話でしたが、起業したので上司はいません。
3人はシャワーヘッドを開発し、テレビで紹介してもらうんですが、3人の社名を合わせた会社名が差別的だったせいで変な雰囲気に。
ただ、その後に出てくるメールアドレスもどうしようもないので、ネーミングセンス自体ないんでしょう。
ちなみにテレビでシャワーヘッドを紹介するシーンは笑いどころに気づかないと、ダルく感じるかも。実演しているふたりに注目してください。
その後、悪徳投資家というか、完全に詐欺師の手口でハンソン親子にハメられて、莫大な借金の危機に陥ります。
そこでクリス・パイン演じる息子のレックスを誘拐する計画を実行に移すんですが、
ひとり完全にボンクラ
なのでトラブルばっかり。
結局、誘拐するはずだったレックスに主導権を握られたまま、誘拐を続行。
どう考えてもうまくいかない計画なんですが、本人たちの頭の中では完璧な作戦が出来上がっています。
頭の中の計画なので、現実にはそんなクオリティでは実行できるはずもなし、マスク1つとってもクオリティダウンする始末。
そのギャップや、くだらないやりとり等で笑わせるシーンは結構あるんですが、全編通してやってることが誘拐だけなので、そんなに笑えないのが残念。
まあ、笑えるのはほとんど下ネタなんですけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(劣化版【ハングオーバー!】という印象。)
- 《関連リンク》
- おすすめコメディ映画
- 映画|エンタカフェ
- エンタカフェ
モンスター上司2 [Blu-ray]
コメント