子持ちでバツイチ同士のローレン(バリモア)とジム(サンドラー)。
2人のお見合いデートは大失敗に終わり、 これっきり二度と会わないつもりだった。
ところがゴージャスな休暇を子供たちと過ごそうと別々に旅行に出掛けたら、 何とアフリカのサファリリゾートでばったり鉢合わせ。
しかも豪華なスイートルームで一週間をともに過ごすハメに。
シネマトゥデイより。
3度目の共演となるアダム・サンドラーとドリュー・バリモアのラブコメディ。
今度はともに子持ちのバツイチという設定。アダム・サンドラー演じるジムは3姉妹の父、ドリュー・バリモア演じるローレンは兄弟の母。
もっとも、ジムは離婚したわけではなく、妻と死別で、実は心の整理が出来てない状況なんですけどね。
ローレンの方は元夫の浮気と子供たちを優先しない考え方が我慢できず、別れた様子。ただ、子供たちは男の子なので、夫に遊んで欲しいみたいです。
お見合いデートは失敗というより、ふたりとも成功を望んでいる様子がなく、最低な印象で終了。
しかし、ひょんなことから再会し、お互いの抱える問題について助け合うも、ジルが裏切り、印象がさらに悪く。
その時にカードを取り違えていたため、交換に行ったローレンの家でジムの上司とローレンの友人がジムにたくさんの子供がいることを理由に破局し、アフリカ旅行が宙に浮いたことを知ります。
ジムとローレンはそれぞれ子供たちのために旅行の代理を申し出て、アフリカ旅行をゲット!
お互い相手が来ることを知らずにアフリカで鉢合わせ。一緒の旅行で何故飛行機が近くの席じゃないのか謎でたまりません。
初対面こそ最悪な2つの家族でしたが、3姉妹はローレンと、兄弟はジムと交流を深めていくうちに、それぞれの悩みを解決していきます。
やっぱり異性の親しかいないと、相談しづらいことがありますもんね。
ちなみに長女のヒラリーは、別の家族の長男で、三浦春馬を欧米人にした感じの青年を好きになるんですが、いつも男と間違われ、学校ではレズと勘違いされるほどなので、自信をなくしています。
それを察したローレンがサロンに連れていくんですが、エクステつけて、化粧して、ジャージをドレスに着替えた後の変貌ぶりが凄いです。
もっとも、変な髪型さえやめれば、元々綺麗な顔の作りなんですけどね。
そうして、ジムとローレンはともかく、家族同士は仲良くなっていくんですが、旅行なので当然終わりが近づいてきます。
ジムとローレンも、子供たちとお互いの姿を見て、打ち解けあい、相手を必要としていくんですが……という展開。
ちょっと子供が多過ぎて、共感はしづらいと思いますが、割とすんなり楽しめるストーリーでした。
日本でもジムの子がふたり、ローレンの子がひとりだったら、共感しやすかったんじゃないかなと思います。問題をわけたかったんでしょうけどね。
全体的にほのぼのとしていて、笑える作品ですが、
ほとんどの笑いを黒人ダンサーズが持ってい
のはちょっとズルいんじゃないかと。
ちょくちょくウザい感じで割り込んで来ては、軽快なトークで笑いを持っていってくれます。
オススメ度（１０段階）……★★★★★★★★
（ベタなのも面白いし、アダム・サンドラーの作品の割に下品さが少ないので安心して見れます。）
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