名字に色が入っているだけで、チャールズ司令官が指揮するヒロイン戦隊・女子ーズのメンバーにされてしまった女性たち。
そのうちの一人である赤木直子(桐谷美玲)は、レッドと名付けられてリーダーを務めることに。
ギャル風のブルー、お嬢様のネイビー、貧乏なイエロー、夢見がちな劇団員のグリーンを束ねて地球を襲撃する怪人たちに立ち向かうレッドこと直子。
しかし、恋、仕事、美容などで忙しいことから、戦いの場にメンバーが集合しないという、とんでもない状態に陥ってしまう。
シネマトゥデイより。
それなりに人気や知名度のある女子を集めた戦隊コメディ。
ちょっとズレてるけど、真面目で熱血漢だけど、仕事が大事な唯一の会社員レッドを桐谷美怜。
自分は休んでも他人が休むのは許せないアパレル店員ブルーを藤井美菜。
恋するお嬢様ネイビーブルーを山本美月。
貧乏でアルバイトに励む堅物イエローを高畑充希。
価値観が独特過ぎて、感情移入しづらい劇団員グリーンを有村架純。
そんな配役。
長官役は佐藤二朗なんですが、こいつがまたムカつく。なんでこう、佐藤二朗ってムカつく役をやらせたら、こんなに適役なのかと思うくらいハマり過ぎ。
とにかく、しゃべり方が既にムカつきます。
ストーリーというより、展開は名前に色がついているというだけの理由で戦隊のメンバーに選ばれた5人が、次々現れる怪人と戦うだけ。
女子ーズのわがままを聞いたりして、怪人の方がいい奴な気がします。電話をしている間、攻撃を待ったり、仲間を呼びにいった女子ーズのメンバーを数時間待ったり。
ただ、本当にそれだけのストーリーで、
戦隊あるあるや、女子あるあるを楽しむくらい
しか、楽しむ要素がありません。あとは、女子ーズの中に好きな娘がいれば、楽しめるかもしれませんが。
でも、個人的にはこれならまだTVドラマの【魔法先生ネギま!】のスピンオフ的な『バカレンジャー』の方がグダグダだけど、面白かった気がします。
結局のところ、あるあるを笑えるかどうかで評価が真っ二つに分かれるんじゃないかと思わせる作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★
(キャストか特撮ファンでないと楽しめないってことは、、映画としてはヒットしなかったのも当然な気がします。)
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