アメリカ東部の大学。孤独で気力のない哲学科の教授エイブ(ホアキン・フェニックス)は、ある日不快な判事についての話を聞く。
自分がその判事を殺害するという完全犯罪を妄想した途端、よどんでいた彼の人生は鮮やかに色づき始める。
一方、エイブのことが好きな教え子ジル(エマ・ストーン)は、教授が奇妙な殺人妄想に夢中になっているとは知らず、恋心を募らせていくが……。
シネマトゥデイより。
仕事をこなしてはいるものの、無気力な人生を送っている教授のエイブ。
同級生の恋人がいるものの、エイブに憧れを抱く女子大生のジル。
ジルの憧れは尊敬から恋心に変わっていき、エイブに猛烈なアピールを重ねていく。
しかし、無気力な上に、自分の立場を考えて、エイブはジルと一線を引こうとしていた。
そんなある日、ジルと入ったダイナーで悪徳判事の噂を耳にしたエイブは殺人計画を立てる。
それまで無気力だったエイブは、殺人計画を妄想し始めたことで生きがいを感じ始めるように。
まさか殺人計画を考えることで生き生きとしているとは思いもしないジルは、エイブへの想いを強めていく。
しかし、妄想だったはずの殺人計画が実行できてしまったことが、すべてをおかしくしていくという展開。、
コメディと言っても、
ブラックなコメディなので笑いどころはありません。
ウディ・アレンらしいシニカルな笑いという印象。
殺人計画も雑だし、普通に考えたら成功するはずもないんですが、その辺にリアルさは必要ないので仕方ありません。
長々と教授と女子大生の関係を描いた後、殺人が成功した結果、どうなっていくかを描いているだけなので。
設定にしろ、ストーリーにしろ、本当に平凡なので、ウディ・アレンか、ホアキン・フェニックス、エマ・ストーンが好きな人たち以外にはウケなさそう。
個人的にはエイブって元々人間性に問題あるというか、短絡的で頭が悪い気がします。
ジルもジルでメンヘラっぽい。
オススメ度(10段階)……★★★★
(ラブストーリーとしても微妙。)
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