ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える [Blu-ray]
フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィナーキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人はステュの結婚式に出席するため、一路タイへ。
ラスベガスでのバチェラー・パーティーの二の舞を避けようと、ステュはつつましいブランチを計画していた。
しかし、翌朝二日酔いで目覚めると部屋はメチャクチャ、新郎の顔には入れ墨が刻まれ、花嫁の弟は行方不明、代わりに1匹のサルがいて……。
シネマトゥデイより。
最悪な二日酔いを迎えた男たちを描く第2弾。今回のパーティーは結婚するステュのためなんですが、ここからもういただけない。
前作で離婚したステュは、寄っていたとはいえ、ラスベガスで結婚してしまった子持ちのストリッパーといい感じだったはず。
それがヘザー・グラハムが続投しないとはいえ、まるで違うタイプと結婚では、前作はなんだったのかと思います。
例えると、【余命1ヶ月の花嫁】の花婿が続編で、いきなり見合い結婚するくらいにガッカリです。
とはいえ、恋愛観、結婚観は本当に人それぞれなので、それほど気にするところではないんでしょう。
それはともかく、前作に比べて、今回は本当に最悪です。
花婿の両親がタイにいるため、タイで結婚式をあげることになり、一路タイへ。
ラスベガスでの一件に懲りて、アランに念を押し、フィル、ステュ、アランの3人と、年齢的に飲んではいけないはずの花嫁の弟ダグはビーチでビールを飲み始めると、次の記憶は見知らぬホテル。
今回は虎や赤ん坊はいないものの、猿がいたり、猿は人間の指を舐めていたりします。
頭を丸めたアランと、顔にタイソンの刺青を掘ったステュは見つけたが、ダグの姿が見当たらない。
どうやら猿が舐めている指はダグのものらしい。
さすがに2度目なので切り替えが早かったが、こうなるともう
脱出ゲームみたい。
部屋の中を探索して、出てきたアイテムを駆使して部屋から出る感じ。
と思ったら、今回はお助けキャラ登場。前作でトランクに押し込められていて、主人公たちから8万ドルを回収した男『チョウ』が登場。どうやらタイから彼がバンコクに連れてきたらしい。
彼だけは記憶が残っているらしく、状況を説明をしようとするが、その直後にアクシデントにより即退場。
その後、どうやら4人は町全体で問題を起こしてしまった上、チョウもあちこちに恨みを買っているらしく、全然話が進まない。
進んだかと思えば、捻りが利いていて、裏目に出ていたりと逆境だらけ。
笑えるシーンもたくさんあるんですが、今回は大人向けの笑いが多く、ちょっと全年齢向けではありません。
もっとも、子供だと序盤の『指』でちょっと引く気がします。
それでも前作には劣るものの、一般的な作品よりも笑えるドタバタコメディなので、大人なら楽しめると思います。
ただ、今回は監督が認めている通り、前作を越えるのではなく、前作のレベルを落とさない作品を目指したからいいですが、さらにシリーズを重ねてしまうと厳しそう。
個人的には嫌いじゃないけど、いくらバンコクとはいえ、ニューハーフのくだりはなかった方が良かったと思う。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(パターンギャグなので安定した笑いはあるけど、ちょっと暗過ぎる感は否めません)
コメント
実は続編は観てないんですよ‥
続編を期待しない、
一話完結の作品だと解釈して
そこそこ前作を楽しみましたから‥
まぁ、アメリカ国内では
まずまず好評価だったみたいで
続編の声もあったのでしょうね~♪
ただ、監督が本当に
前作のクオリティキープだけしか
頭になかったら、悲しい話ですよね‥
観客をより一層笑わすつもりがなかったら
作品を発表する意義が無いと思うんですけど‥
>こうじぃ.さん
多分、1作目が快心過ぎて、1作目を越えるのは
難しいところから来たセリフなんでしょうね。
期間が妙に短いですし。
本人よりも周囲が続編にこだわっちゃったのかも。