2日後に挙式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は、バチェラーパーティーと呼ばれる結婚前夜祭をラスベガスで過ごすことにする。
彼は親友のフィル(ブラッドリー・クーパー)やステュ(エド・ヘルムズ)らと共に一路ラスべガスへ。
だが、翌日ホテルで目を覚ますとひどい二日酔いで、花婿になるはずのダグの姿はどこにもなく……。
シネマトゥデイより。
何も知らずにあらすじだけ読むとサスペンスのようですが、大爆笑のコメディ作品。
独身最後の夜を楽しむためにラスベガスに行ったはずの4人。目が覚めると当の花婿がおらず、トイレには虎、部屋には見知らぬ赤ん坊。
しかも部屋は強盗か、災害にでもあったように大荒れ。昨夜の記憶はまったくなし。
目が覚めてこれはビビる。
面白いのが証拠は残っているのに記憶がまるでないところ。唯一の手がかりから次の手がかりをと足取りを追っていくに連れ、自分たちの行動の証拠が明かされるんですが、やっぱり記憶にない。
普通ならそういえばと思うところだし、悪い記憶だけないならうれしいかもしれませんが、良い思いも全部吹っ飛びまくりなのが切ない。
独身最後の思い出作りに来て、思い出が吹っ飛ぶとかすごい皮肉です。
そして、【デューデート】でもトラブルメイカーのザック・ガリフィナーキスがやっぱりトラブルメイカーで、本当に言動がうざい。
芸人出身の俳優で、ポスト・ジャック・ブラックという評価も多く、オーバーアクションや特別な決め台詞があるわけでもないのに面白い。
海外に多いゲップやおなら系の笑いも記憶にないし、気持ちいい笑いです。
ただ、この作品は続編も含め、前情報をチェックせずに観た方が手放しで楽しめると思います。
エンドロール中に『証拠写真』が表示されるので、そちらもぜひ見ていただきたい。
ちなみにマイク・タイソンが本人役で出演してます。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★★
(珍しく何も考えずに★10に出来る作品)
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