グンマに引っ越してきた男子高校生の神月紀(間宮祥太朗)は、転入する高校へ向けて自転車を走らせる途中、校内きっての美少女・篠岡京(馬場ふみか)に心を奪われてしまう。
彼女と一緒に楽しい学校生活を送ることができると期待に胸を膨らませるが、ふとグンマに海がないことをつぶやくと、生徒たちの怒りを買い、篠岡には殴られ、幼なじみの轟一矢(吉村界人)にも冷たくされてしまう。
さらに、トチギとイバラキのヤンキーにも目をつけられ……。
シネマトゥデイより。
千葉から群馬に引っ越してきた高校生の神月が、
グンマの人々の異常なまでの郷土愛
に翻弄されるストーリー。多分、TVドラマを再編集したものじゃないかと思います。ストーリー被ってるので。
一応、ラブコメのような紹介をされるし、ヒロインとして馬場ふみか演じる篠岡京がいるので、ラブコメなのかもしれないけど、きっとラブコメではありません。
グンマあるあるをメインに、イバラキ、トチギあるあるをちょいちょい挟み込んでくるんですが、それが面白い。
正直、ある程度の地域に対する知識がないと何を言っているのかわからないかもしれません。
本当にローカルネタが多いので、他の地方の人たちは大袈裟なのか、そういうものなのかもわからないと思います。
まあ、実際のところ、かなり盛ってるんですけどね。
ただ、この辺りは観終わった後、自分の住んでる地域や近隣の県民性を比較すると、結構楽しめるんじゃないでしょうか。
原作のコミックは1巻しか読んだことがないので、元々こんなに下ネタ多いのかという疑問はあるんですが、なんとなく【変態仮面】を彷彿とさせられました。
男子のトークは何故か男子トイレだったり、赤城の山が怒った時の対処法とか、大事なシーンで下ネタとか突き抜けてる感強いし。
舞台挨拶で馬場ふみかもパンチラアピールしてたらしく、代役だと思っていたんですが、まさかの本人なんですかね。
話だけ聞くとグンマやイバラキ、トチギをバカにして笑う作品にしか聞こえませんし、内容を見ても酷いなとしか感じないんですが、どこか愛情を感じるため、不快には感じない作品でした。
自分や身内を自虐ネタで言うのは許せるけど、他人に言われると不快というのはあると思うので、その辺は注意が必要かも。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(くだらない笑いが楽しめる人向け。)
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