新聞社で郵便仕分けの仕事をしながらジャーナリストを目指すガリバー(ジャック・ブラック)は、謎のバミューダ三角地帯を取材するチャンスをつかむ。取材のため、航海の旅へと出たガリバーだったが、大海原で嵐に見舞われ、気が付くと小人が暮らす国、リリパット王国にたどり着いていた。
シネマトゥデイより。
下品なコメディ俳優というイメージが強いジャック・ブラック主演のサクセスコメディ。
相変わらず野暮ったい印象は否めないですが、太っている割に動きが俊敏です。
意中の女性にいいところを見せようとして行った口だけ男のガリバーが、小人たちの王国にたどり着いたことで英雄のように扱われるという話ですが、
色々と雑。
あんまり深く考えず、雰囲気で楽しむ作品でした。
なにしろ、過去に何人も消えたはずなのに、ガリバーが初めてのようだったり、電気の概念がまだなさそうなのに、ロボット作れちゃったり。
途中、別の世界に行くことになるんですが、大変なことのように語られている割に、簡単に行き来出来ちゃったりと大雑把。
全般的に元ネタである『ガリバー旅行記』含め、子供向けなので雑になっているのはしょうがないというか、わざとなんでしょうが、そうなるとストーリーの前提が大人向け過ぎる。
子供に出世がどうとか、好きな人に仕事が出来ると嘘をつくとか、ちょっと受け入れにくいんじゃないかと。ラブストーリーとかも。
大人と子供、どちらも楽しめるように作った結果、どちらも中途半端にしか楽しめなくなったというオチな気がします。
個人的には面白いと思いましたが、万人受けはしないでしょうね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(バカップルにはかなりオススメかもしれない)
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