とある銀行の窓口係ケイトリン(アシュレイ・ジャッド)が風変わりな客のトリップ(パトリック・デンプシー)を応対していたところ、2組の強盗が同時に銀行を襲撃してきた。
間もなくセキュリティーシステムが作動し、ほかの人質たちも銀行の外に出られなくなってしまう。
トリップが間に入り銀行強盗たちはそれぞれ金庫とATMの金を分け合うことにするが、トラブルが続出し……。
シネマトゥデイより。
【ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い】の脚本家コンビ、ジョン・ルーカスとスコット・ムーアによるサスペンスコメディ。
世間的にはアクションコメディということになってますが、ストーリーの根っこの部分がサスペンスなので、個人的にはサスペンスコメディだと思います。
超ハイテクな感じの銀行強盗と、行き当たりばったりのATM強盗が同時に銀行を襲ったことで起こる騒動と見せかけて、実はもっと深い陰謀が……というストーリー。
鉢合わせしてしまった銀行強盗たちが牽制しあう中、しゃしゃり出たトリップの言葉で、それぞれの銀行強盗たちが自分たちの獲物である金庫とATMに分かれ、作業するシーンはかなりシュール。
確かにお互いに関係ないとはいえ、納得しちゃうんだっていうのが面白い。
その後も人質のはずの人々が勝手に動き回ったり、よくわからないまま、人が死んでいったりと
カオスな展開が続きます。
トリップが謎解きを進めていくと、人質たちの怪しい裏事情等も発覚していき、最終的には衝撃的な結末へとつながっていて、予想以上に楽しめます。
ただ、一般的に洋画はオリジナル音声を字幕で見た方が面白いと言われますが、この映画に関しては吹替の方がいいような気がします。
別に吹替が面白いというわけではなく、トリップの俳優の声がキャラクターと合っていないため、必要以上に弱々しい印象が強いんですよね。
ノーヒントで大オチを読めた人は天才。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(コメディの舞台のような映画)
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