スポーツ靴メーカーの経営者ジョージは、可愛い娘がイタリア留学から帰ってきていきなり結婚宣言して気が動転。
相手は非の打ち所のない資産家の好青年。妻は大喜び、周囲も大乗り気でジョージも露骨な反対で娘に嫌われたくないのでしぶしぶ了承。
結婚する前になんとか娘に思い止まらせようというジョージの思惑とは裏腹に、結婚の準備は着々と進み、さらには費用も膨らむ一方で……。
シネマトゥデイより。
この作品自体がもう定番の作品となってますが、実は【花嫁の父】のリメイク。
スティーヴ・マーティン演じるジョージが、ローマから帰ってくるなり、結婚を決めたと言い出す娘に振り回されるストーリー。
娘のアニー役にはキンバリー・ウィリアムズ。ちょこちょこいろんな作品に出てはいるんですが、あんまりパッとしないイメージ。
むしろ、ピンポイントで出てくるキーラン・カルキンの方がいい味出してる気がします。
もちろん、キンバリーもちゃんと役はこなしてるんですけどね。
基本的にジョージ視点のストーリーなのでモノローグが多いんですが、本当に
思っている通りにならない
のがかわいそう。
これで婚約者がクズとか、ダメな奴だったら邪魔をしても、やっちゃえと思えるんでしょうが、非のつけようのないくらい好青年なので、ジョージに共感もしてあげられません。
その代わり、ウェディング・プランナーのフランクが本当にいい加減な男で、ぶん殴ってやれと思うんですが、意外な事に娘と妻には何故か信頼が厚い。
なんか洗脳でもされてるのかと思ってしまうレベル。
フランクの言葉は訛りが酷くて、ジョージは何を言ってるのか本当にわからない様子で、完全に連想ゲーム状態です。
見ている側からしたら、コメディ映画だし、実はフランクたちが詐欺とかいう複線かと思ってしまうくらい酷い仕事振り。
明らかに金を使わせようと、勝手に家具を運び出したり、白鳥連れてきたり、電力を増やすのに家に穴を開けたり、もうメチャクチャです。
結婚式当日もハプニングだらけで、ジョージだけが振り回されるという悲惨な状態。
他の人たちはそれらに気づくこともないというのに、孤軍奮闘という感じです。
本当に結婚式って新郎の役立たず振りもさることながら、父親って何してればいいんでしょうね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(お金の話が出てくるんですが、そういえば欧米の結婚式ってご祝儀とかあるんですかね?)
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