【ファンシイダンス】


塩野陽平は、街の明るい大学4年生。ロックバンドを組み、ライブハウスでリードボーカルとして翔んでる毎日を送っていた。しかし、陽平には寺の跡取りという宿命があった。恋人の真朱を残して、ド田舎の禅寺、明軽寺に弟の郁生と共に入った陽平たちを待っていたのは、つらく厳しい修行の毎日だった。

gooより。

【Shall we ダンス?】の周防正行が、【陰陽師】の岡野玲子原作のマンガを実写化。ちなみに周防監督の一般作デビュー作品です。

主演は【おくりびと】の本木雅弘で、納棺師の前はお坊さんもやっていたんですねえw

しかも、この作品もう20年も経っていて、本木も鈴木保奈美も、竹中直人も若いこと。田口浩正にいたっては、動きにキレがあります。

また、20年も前ということもあり、本木も『俳優の本木雅弘』ではなく、『シブがき隊のモッくん』の印象が強かったため、坊主頭にはビックリでした。

なにしろ、女性の甲田益也子もですが、

多くの役者が実際に髪の毛を剃る

という役者魂を見せてくれています。

内容としては甘い気持ちで修行に来た本木が、修行を続けるうちに徐々に自己とはなんなのかに目覚めていく感じの展開。

同様に鈴木保奈美は『キレギャル』という死語のような設定です。きっといまの人たちは『キレギャル』なんて知らないでしょうね。

ネットで検索しても、ほとんどアダルトの動画しかヒットしませんが、アダルトな言葉ではないです。

【おくりびと】では納棺師の仕事を説明しつつ進んでましたが、この作品ではお坊さんの修行について、おもしろおかしく描いてます。

お坊さんも人間だなあという部分から、和尚と陽平の軽いようで深い話まで、本当にテンポの良いコメディ映画。

ほとんど笑いっぱなしになる作品ですが、ところどころで見せる陽平が成長してる姿がアクセントになっていて、印象に残ります。

特にクライマックス。本木が制中の首座に選ばれ、禅問答を繰り返すシーン。

恋人の真朱や友人、父や檀家が見守る中、禅問答が進んでいき、最後の一人との問答を終えた直後、「待った」が入り、修行中に真朱を寺に連れ込んだことを問われる。

予定外の質問に応える陽平の一言に、1年間送ってきた修行のすべてが詰まっているのが良くわかる成長ストーリーでした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(原作のマンガも絵柄さえ受け付ければ面白いです)



↑予告編

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