【ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して】

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1年にどれだけ多くの種類の野鳥を目撃するかを競う、アメリカ探鳥協会主催のコンテスト「ザ・ビッグ・イヤー」。同大会を前に、最高記録樹立を決意するステュ(スティーヴ・マーティン)、ブラッド(ジャック・ブラック)、ケニー(オーウェン・ウィルソン)。しかし、ステュはかねてから抱いていたある夢を実現できてないことに縛られており、ブラッドはビッグ・イヤーにのめり込むあまり恋人もできず、いまだ両親と同居。そして、ケニーは最高記録保持に執着して家庭を顧みることがなかったために離婚を繰り返すなど、問題を背負っていた。

シネマトゥデイより。

ジャック・ブラックやスティーヴ・マーチン、オーウェン・ウィルソンが出ていて、コメディの棚に並んでいるからコメディだろうと借りたら、ヒューマンドラマといった方が良さそうな内容でした。

というか、悲喜劇というのが近い表現なのかも。そして、日本人には向かない映画な気がします。

1年間を通して、どれだけ多くの種類の鳥を見ることが出来るかを競う『ザ・ビッグ・イヤー』を優先する人々、特に3人を描いた話なんですが、多分それが日本人には理解できない。

優勝を目指してというのは理解出来ると思いますが、多くの種類を見るためには全米を巡らなければならないんですが、この大会は優勝しても得られるのは達成感と栄誉だけ。一切の賞金がありません。

にもかかわらず、ケニーやステュは家庭や仕事よりも『ザ・ビッグ・イヤー』を優先する始末。普通ならそこが笑いにつながるところなんでしょうが、シャレになってないので全然笑えません。

妻をほったらかしにするケニーに比べれば、妻には協力されていて、会社は引退する気満々なステュは全然マシです。むしろ、金持ちの老後の趣味としてはいいような気もします。

ただ、ブラッドだけは父との確執があるものの、会社に勤めながら、優勝を目指しているという変わり種。借金も限度を迎えつつ、努力しています。

様々な駆け引きをしつつ、記録保持者であるケニーに対抗するために協力するステュとブラッド。欧米人は歳が離れていても比較的友情が成立しやすいのでうらやましい。

あれってなんなんでしょうね? 年下が年上に結構対等な感じの意見の仕方するのを見て、日本人にはない感覚でちょっと面白い。いわゆるため口とか、慇懃無礼とはちょっと違うと思うんですよね。個人主義というか。

結局、爆笑シーンや、すごいアクシデントが起こるということはなく、本当に

まったりとしてしまう

作品ですが、ひとりでのんびり観たり、恋人や家族とほっこりするには良い映画でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(コメディはどれだけ笑えるかというのが基準の人には向かない映画)

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