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【不能犯】


「不能犯」BD豪華版 [Blu-ray]

大都会を舞台に立て続けに変死事件が起こり、その現場には決まっていつも黒のスーツを着た男の姿があった。

その男は宇相吹正(松坂桃李)で、“電話ボックスの男”とSNSで話題になっており、とある電話ボックスに殺人の依頼を貼るだけで必ず遂行されるとささやかれていた。

実際に標的は100パーセントの確率で、事故や自殺や病気によって命を落としており……。

シネマトゥデイより。

同名のコミックを白石晃士が監督したサスペンス。

とある電話ボックスに恨みを持った相手への殺人依頼をすると、謎の男が遂行してくれるというもの。

話だけ聞くと、【必殺仕事人】のようなものを想像しますが、そんな正義の味方ではありません。

相手が善人だろうと悪人だろうと、怨みを持たれていれば殺します。

また、場合によっては自分の都合で殺したりも。

もっとも、殺すと言っても、宇相吹正自身は物理的には手を下さず、言葉だけで相手を操り、自分で死なせるという手口。

いわゆる暗示や催眠といったマインドコントロールの類で殺しているので、現実には実行不可能なはずの犯罪のため、不能犯というわけですね。

ストーリーは殺人を続ける宇相吹と、それを止めようとする百々瀬麻子を軸に、いくつかの事件を描いていきます。

隣人と乱暴された妻の話は面白かったですが、あとは正直微妙でした。

つまらないというより、

なんか薄っぺらい。

原作のコミックスをほとんど読んでいないのでなんとも言えませんが、必要なことを詰め込むのに尺が足りないため、全体的に薄く感じるのかも。

ドラマ版もあるので、ある程度はそちらで描いて、映画ではストーリーに必要な展開だけ描いた方が逆にわかりやすかった気がします。

丁寧な作りだとは思うんですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(トータルすると面白いとは思うんですけどね。)

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「不能犯」BD豪華版 [Blu-ray]

【オーシャンズ8】


オーシャンズ8 ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード付) [Blu-ray]

仮出所したデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、服役中に考えていた犯罪計画を実行しようとする。

それは、ニューヨークで開催される世界最大規模のファッションの祭典メットガラに出席する女優ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)が身に着ける1億5,000万ドルの宝石を盗み出すというものだった。

デビーは旧知の仲のルー・ミラー(ケイト・ブランシェット)を相棒に、ハッカー、スリ、盗品ディーラーらを集めてチームを結成する。

シネマトゥデイより。

【オーシャンズ11】の主人公だったダニー・オーシャンの妹が仲間を集めて、女優が身に着けている宝石を盗むという作品。

本当に淡々と話が進んでいき、驚くようなトラブルも起きないので、毒にも薬にもならなかった印象。

女優陣も超豪華なようでいて、同じレベルの女優が集まってしまったせいで、平均化されてしまい、印象に残らない。

新しい技術と言っても、そんなに最新技術ではなかったし。

基本的にハラハラドキドキを楽しむ作品ではなく、

いかに計画的に盗むか

を楽しむ映画なんでしょうね。

ただ、リメイクとうたいながらも、過去のシリーズからの登場人物もいて、シリーズが好きだった人はニヤリとするかも。

特に新生『オーシャンズ』のひとりとして、イエンが登場するのは良かったですね。

カメオ出演の多さも話題だったので、探しながら観るのも楽しいかもしれません。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(淡々とし過ぎてて、派手さもないので勧めづらい。)

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【サラリーマン・バトルロイヤル】


サラリーマン・バトル・ロワイアル (吹替版)

コロンビアにあるベルコ・インダストリーズ社。突如、閉じ込められた80人の従業員が、殺し合いを命じられる。

シネマトゥデイより。

amazonプライムで視聴した作品。

どうやら割と条件のいいらしい会社で働く80人もの従業員たち。

突然、シャッターが閉まり、扉が施錠され、屋上には出られるものの、実質巨大な密室に。

そして、謎の放送で最後のひとりになるまで殺し合いを命じられるんですが、事情が誰にもわかりません。

元軍人や犯罪者たちを集めたわけではなく、ごく普通のサラリーマン同士なので、普通なら殺しあう展開になるはずもなし。

ただ、事前に爆弾を仕込まれていて、制限時間以内にひとりになっていなかったり、ルールや警告に従わないと爆発させられるらしい。

もちろん、見せしめに数人死んでいるので、ブラフではありません。

それでも、指示通り殺しあう派と、助けを求める派等に分かれていき、

戦闘による殺し合いというよりは選別

という展開に。

まあ、元々一般人同士なので、無意味な残虐な殺し方や、バリエーションの多い殺し方はほとんどありません。

ほとんどの死因は運営による爆死、射殺、好戦的なグループによる射殺です。

それすら警備の名目なのか、運営が準備したとしか思えない大量の銃器が保管してあったからなので、それもなかったらもっと地味になっていたことでしょう。

ネットのレビューでは、映画の【バトル・ロワイヤル】の劣化版みたいな感想が少なくないですが、個人的には山田悠介の作品の方が近いかなという印象でした。

また、学生同士や見知らぬ相手同志だと単純に生き残り合戦になりますが、会社員同志だと直前までの上下関係や、相手への印象が影響するのが面白いですね。

正直、買ってまで見るかと言われたら迷いますが、動画配信や、テレビで観る分には満足できるんじゃないかと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★
(ハードルは上げない方がいい。)

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サラリーマン・バトル・ロワイアル (吹替版)

【祈りの幕が下りる時】


祈りの幕が下りる時 Blu-ray通常版

滋賀県に住む女性が東京都葛飾区で殺され、松宮(溝端淳平)ら警視庁捜査一課の刑事たちが担当するが、捜査は難航する。

やがて捜査線上に女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)の存在が浮かび上がり、近くで発見された焼死体との関連を疑う松宮は、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が記されていることを発見する。

そのことを知った加賀恭一郎(阿部寛)は心を乱し……。

シネマトゥデイより。

東野圭吾の【新参者】シリーズの完結作。

なぜ加賀恭一郎がキャリアを捨ててまで日本橋にこだわるのか、なぜ恭一郎の母が蒸発したのか等が明かされます。

今回の事件自体は、滋賀県に住む女性が東京で腐乱死体として発見され、腐乱死体があった部屋の住人越川睦夫は行方知れず。

同じ時期に起こった河川敷でのホームレス放火事件の被害者が越川ではないかと考えた松宮がDNA鑑定を依頼すると、結果は一致。

腐乱死体となっていた被害者押谷道子と越川の関係や、滋賀県に住む女性が何故東京にいたのかを調べると、演出家の浅居博美の存在が浮かび上がる。

松宮が聞き込みに訪れると、博美の部屋で見知った人物が映った写真が。

写真に映っていた加賀恭一郎は、博美の依頼で子供たちに剣道を教えたことがあり、面識があったらしい。

事件に興味を持った恭一郎は松宮に事件の詳細を聞いていて、越川の部屋にあったカレンダーの謎の単語の話を聞き、激しく動揺する。

月ごとに書かれたカレンダーの単語は日本橋にある橋の名前であり、蒸発して仙台で亡くなった恭一郎の母の部屋に残されていたメモ書きとまったく一緒だったからだ。

亡くなった母は綿部という原発作業員とつきあっていたはずであり、筆跡も同じ越川とは何者だったのか、何もかもが謎に包まれている。

恭一郎は本格的に捜査に参加し、事件を調べていくうちに、奇しくも父のこと、母のことを知っていくことになった。

そして、事件に隠された真実に気づくことになるという展開。

いままでのシリーズでは、凄まじい洞察力で真相を解き明かし、証拠を集めていくという展開が多いこのシリーズ。

本作では自身に関することなせいか、精彩を欠く印象。

普通の推理作品のように、証拠を集めてから推理をしていた気がします。

事件の真相自体もなかなか複雑で、ちゃんと理解しながら観ないと、誰が何をして、どういう事だったのかよくわからないということになりそうです。

肝となるネタバレになってしまうので書けませんが、家族の想いというか、絆について考えさせられる作品でした。

逆に言えば、

家族の想いや絆のようなものに希薄な人には理解ができない

作品かもしれません。

ラストは過去の作品に登場した人たちが出てきたりと、いかにもフィナーレにふさわしい作品でした。

オススメ度(10段階)……★
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祈りの幕が下りる時 Blu-ray通常版

【ラプラスの魔女】


ラプラスの魔女 DVD 通常版

離れた場所で二つの死亡事件が連続して発生し、両方同じ自然現象の下での硫化水素中毒死だと判明。

さらに死亡した二人は知り合いであることがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江(櫻井翔)に協力を依頼する。

青江は事件性はないと考え調査を進めていると、そこに円華(広瀬すず)という女性が現れ……。

シネマトゥデイより。

嵐の櫻井翔主演で、東野圭吾の小説を映画化したミステリー作品。

屋外の自然環境下で硫化水素中毒による死体が発見されるが、自然環境課ではありえない状況だった。

そのため、刑事の中岡は大学教授の青江に調査を依頼するが、事件性はないという結論に達する。

しかし、納得のいかない中岡が捜査を続けていると、同じような状況で再び硫化水素中毒による死体が発見された。

通常の方法ではありえず、そんな自然環境を利用した殺人など、人間ではあり得ない。

あるとすれば、神みたいなものだと否定しながらも、調査を続けていく青江。

その前に1件目の現場にも現れた女性円華が近づいてきて、行動をともにすることに。

自然環境すら予測しうる『ラプラスの悪魔』は存在するのかという展開。

観ていただけばわかるんですが、未来を見通す『ラプラス』については割と早く判明します。

ただ、犯人の本当の目的がよくわからないのと、人間関係のせいで後半まで悪い意味で展開が読めません。

何がすごいって、俳優の無駄遣いがはんぱない。

あらすじだけ読んだ感じだと玉木宏演じる中岡という刑事が青江と一緒に捜査してそうですが、ほぼ出てきません。

ご都合的に情報を流してくるのと、やけに殺人事件にしたがっていて、ミスリード用の人物かと思わせるレベル。

他にも大学の助手みたいのに志田未来とか、竜巻で飛んでいく檀れいとか。

広瀬すず演じる円華の護衛というかお目付け役にいたっては、高嶋政伸とTAOですよ。

重要な感じで、福士蒼汰、豊川悦司、リリー・フランキーなんて出てくるし。

これらの人たちがちょこっとずつ出てくるので、割と気が散ります。

でも、そんなことよりも何よりも、ずっと登場している

青江は何もしていない

という事実。ずっと考え込んでいるだけの語り部です。

青江を演じている桜井を貶めようとか、そんなことではなく、文字通り、何もしていません。

記憶に残っているのは、現場の確認、否定的に考え込む、ある機関へのツッコミ、車の運転くらい。

探偵役ではないせいもあるのか、積極的な事件の推理はしません。

研究者としての知識欲みたいのはあるようですが。

真相が明かされる推理ものとしてそれなりに楽しめるとは思いますが、事件や謎を推理している感じがしないので、人によっては推理ものと認められないかも。

空想上の犯罪としては面白いかな。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(ダメな方の三池崇史作品。)

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