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【ロスト・ボディ】


ロスト・ボディ Blu-ray

ある晩、死体安置所の警備員がトラックに衝突、轢死する。

彼は何かから必死に逃走中でパニック状態であったらしい。

その頃、安置所からはマイカ・ビジャベルデという女性の死体が消えていた。

死体失踪の事件担当となった警部のハイメは、マイカの夫アレックスに連絡をつけて調査を始めるのだが、やがてアレックスには愛人がいたことが明らかとする。

しかもアレックスは資産家の妻を殺害しようとしていた。

ところが、妻は夫の計画を既に掴んでいたかのような節があり…。

allcinema ONLINEより。

死体安置所の警備員が事故に遭い、安置所から死体が消えたことから始まるサスペンス。

死体はマイカという女性なんですが、夫のアレックスが遺産目当てに殺害しています。

共犯は元教え子で愛人のカルラ。

死体がなくなったことを告げた際の様子から、警部のハイメはアレックスが妻殺しをしたと疑い始めます。

しかし、アレックスはアレックスで、実はマイカは生きていて、自分とカルラに復讐しようとしていると考え始めるという展開。

現在と過去をザッピングするように映し出す演出はわかりづらい。

ただ、その度に

話が二転三転するので、意外と飽きずに見られます。

警部のハイメがやたらとアレックスに突っかかるのが、刑事魂というにはちょっと異常で気になるところ。

死体はなぜなくなったのか、マイカは生きているのか等クライマックスまで本当にわかりません。

真相も衝撃的で、なんとなくそうかもなとは思っても、最後まで確信が持てないので自分で推測するのが好きな人にはより楽しめそうな作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(主要人物全員が好感度低いので、感情移入はしづらいかも)

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【THE GUILTY/ギルティ】


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警察官のアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)はある事件を機に現場を離れ、緊急通報司令室のオペレーターとして勤務していた。

交通事故の緊急搬送手配などをこなす毎日を送っていたある日、誘拐されている最中の女性から通報を受ける。

シネマトゥデイより。

あらすじを読んで、想像していたのとは違ったけど、面白いと思った作品。

訴訟を控えているらしいワケアリらしい警官アスガーは、緊急通報を受ける任務についています。

今夜も酔っ払いやしょうもない通報に辟易としながらも、勤務時間終了を迎えようとしていたところ、女性からの電話が入った。

噛み合わない会話から犯罪だと察したアスガーは、女性に状況を確認する。

女性は誘拐されて、車に乗せられているらしく、子供への電話を装ってかけてきたらしい。

アスガーは、相棒や、車が走っているらしい現地の警察と協力し、イーベンと名乗った女性を探すという展開。

てっきり、聴こえてくる音声から特殊な技術で手がかりを見つけていくスペシャリストな内容かと思ってました。

実際は、ワンシチュエーションに近い環境で、アスガーはあちこちに電話したり、パソコンで情報を調べるだけです。

事実、作品中に姿が現われるのは、アスガー含めて4人だけだったと思います。

しかも、そのうち3人は本筋には関係ありません。

実質アスガーひとりです。

ひとり芝居を見ているような感じですね。

基本的に本筋に関係してくるのは、電話で会話する相手だけ。

つまり、この作品はアスガーを含めて、

電話先の状況が一切わからない

というのが肝になっています。

昨今のネット社会にも通じる話であるんじゃないかと。

アスガーは正義感が強いのか、本来の勤務時間を超えて働き続け、現在の自分の仕事ではないにもかかわらず、捜査を開始。

現地の警察のオペレーターらしい女性にしてみれば、何度も電話をかけてきては口出しするアスガーは迷惑そのものな気がします。

やがて、イーベンの子供たちの状況、誘拐犯の正体、犯人の目的がわかっていくんですが、本当によく出来てるなと思わされました。

個人的には映画ではなく、ラジオやドラマCDみたいなメディアで作った方がより楽しめたかもなという印象。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(オチまで描かれなくってモヤモヤすることもない良作。)

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【ミスター・ガラス】


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ある施設で、特殊能力を有する3人を対象にした研究が始まる。

そこには、悪を察知する力と不死身の体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24種類の人格が同居する多重人格者のケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、ハイレベルなIQと94回も骨折した繊細な肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)が集まっていた。

シネマトゥデイより。

M・ナイト・シャマランの【アンブレイカブル】、【スプリット】に続く3部作の完結編。

デヴィッドは息子のジョセフとともに犯罪者を取り締まる活動を始めています。

ジョセフはバックアップの情報担当で、デヴィッドが実践担当という感じ、

と言っても、バウンティハンターのような賞金稼ぎみたいなものではない様子です。

すでに【アンブレイカブル】でイライジャは捕まっていて、前作【スプリット】の事件を受けて、デヴィッドはケヴィンの人格のひとつビーストと対決。

しかし、その戦いの果て、デヴィッドとケヴィンはふたりとも捕まってしまい、精神病院の収容されてしまいます。

その施設にはイライジャも収容されていて、特殊能力を否定する精神科医のエリーに治療への協力を求められることに。。

実質、協力というより強制なんですけどね。

彼女の治療というか、拷問のような環境に置かれるうちに、徐々に自信が揺らいでいくデヴィッドとケヴィン。

エリーの思惑通り進む中、認知症を患っているはずのイライジャが暗躍するという展開。

【アンブレイカブル】がデヴィッドの話、【スプリット】がケヴィンの話、【ミスター・ガラス】というタイトルなんだからイライジャメインの話かと思ったら、そんな雰囲気ではありませんでした。

特殊能力を持つ3人それぞれが無敵の超人ではなく、何らかの弱点があるというのが良いんですが、デヴィッドだけ微妙。

水がトラウマなのは【アンブレイカブル】でも描かれてましたが、ちょっと効き過ぎ。

もはや、【ワンピース】の悪魔の実を食べた能力者かというレベル。

息子がサイドキックになっていたり、異質な弱点があるというのは、スーパーヒーローというポジションを印象づけるためなのかなという印象。

たまに【X-MEN】の『プロフェッサーX』呼ばわりされるイライジャは、絶対的な悪という印象だし。

ケヴィンというか、ビーストにしても、アメリカの社会問題の象徴のような印象を受けました。

本作ではそんな3人に、それぞれ理解者がいるのも面白い。

デヴィッドには息子のジョセフ、ケヴィンには【スプリット】のヒロインで、誘拐されていたケイシー、イライジャには母親。

他人からしたら理解しがたい相手でも、立場が違う関係者にしたら思いが違うんだなと。

特にイライジャの母親は本当に普通の親だし、息子のイライジャを自分にとっては悪い子じゃないと考えてる辺り、家族らしい。

ストーリー的にはアクションよりも陰謀合戦みたいな感じで、

過去作含め、割と細部まで理解していないと、わからないシーンが少なくない

かも。

特にこの作品の場合、後半の真相の畳みかけが激しいので、理解力の高い人でないと初見では理解できないかもしれません。

そこもつながってんのかいってツッコミ入れたくなる真実とかあるし。

3部作見ないと全部を理解できない上、シャマラン映画は基本的に悪い意味で難解なので、きっと評価が分かれます。

個人的には【アンブレイカブル】と【ミスター・ガラス】だけ見ればいいと思いました。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(人を選びすぎて、オススメのしやすさが全然違う作品。)

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【賭ケグルイ】


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政財界有力者の子女が通っている私立百花王学園では、ギャンブルの勝敗によって生徒たちの階級が決められていた。そんな学園に、蛇喰夢子(浜辺美波)という少女が転入してくる。

学園を支配する生徒会は、リスクを負うことで至上の喜びを得るギャンブル狂の彼女を警戒し、腕に覚えのあるギャンブラーを刺客として送るが、ことごとく倒されてしまう。

そこで生徒会は、百花王学園史上最大のギャンブルバトルを開催する。

シネマトゥデイより。

ギャンブルがすべての学園に転入してきたギャンブル狂の蛇喰夢子が生徒会や、夢子に目をつけた相手とギャンブルしていく同名コミックの実写化。

アニメはコミックにかなり忠実でしたが、実写は2期あったTVドラマシリーズはストーリーは割と忠実なものの、キャラづけはやや違う印象。

主人公の夢子はギャンブルとなると異常に興奮する性質で、失うものが大きいほど興奮します。

どちらかというと、性的な興奮に近いんですが、さすがに浜辺美波演じる実写版ではそこまでではなかったと思います。

また、コミックやアニメでは、かなり顔芸のインパクトが強いんですが、実写では頑張ってる人と、そうでもない人に分かれてた気がします。

特にこの劇場版では、ほとんどなかったはず。

あと、これは本筋に関係ないのでどうでもいいですが、巻き込まれながらも夢子と行動をともにする鈴井くん。

強い設定なんかないはずなのに、オープニングでは何故か達人のような動きを見せています。

そんな夢子と鈴井、夢子の友達と化している早乙女芽亜里や皇伊月たちが主催するギャンブル『生徒代表指名選挙』に参加するというのが今回のストーリー。

他には、以前のギャンブルで負け、家畜扱いされていた木渡や、『ヴィレッジ』と呼ばれるギャンブルを否定している集団のメンバーが参加します。

あらすじや予告を見て、てっきり『ヴィレッジ』はスピンオフで芽亜里が主役の【賭ケグルイ 双】に出てくる善咲会を再構成したものかと思ったんですが、劇場版オリジナルでした。

そのため、ストーリーや行われるギャンブルも原作にはないものだと思います。

立候補自由だったため、人数を絞るのに行われたのが『票争奪ジャンケン』。

参加者にジャンケンのカードが1枚ずつ配られ、20枚集めたペアが勝ち抜けというどこかで見たようなゲーム。

ただし、制限時間10分というのが無茶振り。

とりあえず、カズレーザーはギャンブルに向いてない。

そして、決勝は4組のペアによるトーナメントで『デュアルクラッシュポーカー』というゲームが行われます。

立候補者以外の生徒たちは、『支持率争奪ゲーム』という立候補者たちのどのペアが勝つかを賭けるゲームに強制参加。

『デュアルクラッシュポーカー』は1から7とジョーカーを使ったゲームで、ポーカーというより、完全に別のゲーム。

ただ、実際にやったら意外と面白そう。

決勝のメンツも、お前誰だよと思ったらロボットだったり、なかなか濃いメンツで面白そうだったんですが、

ある人物の企みがバレる辺りから一気につまらなくなります。

そこまでは本当に面白いんですけどね。

また、鈴井が頑張ろうとしているのに対し、夢子がやたらつれない感じなだけで、よく考えたらほとんど何もしていないという事実。

夢子は別に無敗のギャンブラーではないから、必勝の奇策とかなくても構わないので、【ライアーゲーム】に近いと言えば、近いんですけどね。、

それでもさすがにネタバラシくらいしかほとんどしてないというのは微妙じゃないかと。

というか、この作品、原作では再登場して来ないレベルの木渡がいろんな意味で全部持っていってる気がします。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(クライマックスまでが面白く、真相がわかってからがつまらないって珍しいんじゃ。)

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【サスペリア(2018)】


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1977年、アメリカからベルリンの世界的舞踊団への入団を目指すスージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、オーディションでカリスマ振付師マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まり、次回公演の大役に抜てきされるが、スージーの周囲では、ダンサーたちが次々と行方知れずになる。

患者であるダンサーたちを捜す心理療法士のクレンペラー博士(ルッツ・エバースドルフ)は、舞踊団の暗部に迫っていく。

シネマトゥデイより。

70年代のダリオ・アルジェントのオカルトサスペンスのリブート。

のはずなんですが、オリジナル版と比べて、こんなだったかなあという印象。

オリジナルはもっと原色というか、ビビットな色彩で、リアルというよりファンタジーな印象なんですよね。

ただ、実際見たのはもう20年くらいは前なので、思い出補正みたいなものかもしれません。

とりあえず、ゴシックホラーにありがちな青みがかった雰囲気になってました。

また、バレエからコンテンポラリーダンスに変わっているのも、時代の流れなんでしょうね。

結構、バレエではなく、もはや暗黒舞踊と言いたくなるコンテンポラリーダンスになっていることが異質さをかもしだしていていい感じです。

多分、いまの時代にバレエで描いても厳しいとしか感じず、この作品の異質さは感じなかったんじゃないかと。

しかも、状況設定が大戦後のベルリンで、ドイツにおけるナチスの立ち位置等がわからないと、魔女の扱いがピンとこない気がします。

現実問題として、下調べなしに見ても、

初見じゃよくわからないまま、突然クライマックスの激しいシーンになる

ので、見落としたのか不安になるレベル。

本当に静かに静かに物事が進み、突然最後でドーンって始まるから困る。

この作品のみどころは、そのクライマックスのサバトシーンなので、意味がわからないとなんでそんなことになったのかわからないと思います。

よく言えば、静と動とも言えますが、静の部分が溜めではないので、疑問符がつくパターンですね。

とはいえ、魔女を題材に扱った作品には多い展開なので、魔女系の作品が好きな人たちなら楽しめるかも。

あえて補足しますが、魔法少女でなく、西洋系の魔女ですからね。

最終的に3部作となって1作目では謎のまま終わるオリジナルと比べたら、どういうことかわからないとモヤモヤする人にはリブート版の方がいいかも。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(かなり好みが分かれる作品。)

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