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【黒い乙女 A】


黒い乙女A [DVD]

身寄りのない芽衣(浅川梨奈)は、裕福な宇田夫妻(和田聰宏、三津谷葉子)の養子になったが裏切りに遭い、同じく養子のラナ(北香那)と一緒に夫妻を殺してしまう。

ところが一連の出来事は、ラナが仕組んだわなだった。

とらわれの身となった芽衣に、仮面をかぶった少女の亡霊やゾンビなどさまざまな恐怖が襲い掛かる。

シネマトゥデイより。

タイトルからお察しいただける通り、

【黒い乙女 Q】の答え合わせ

です。

そのため、今回は前作のネタバレが含まれています。

それにしても、短期間の上映だったので、後編の公開に合わせて、前編を出したのかと思っていたら、もう後編がリリース。

これなら、上映時に物販で販売しても良かったんじゃというスケジュールです。

ストーリーは前作の答え合わせと、前作のラスト以降の部分が描かれています。

答え合わせの部分は、前作が芽衣の視点だったのに対し、ラナや宇田夫妻の視点。

前作のクライマックスで黒幕だと判明するラナも、酷い人生を歩んできたことが描かれます。

施設から引き取られたと思ったら、引き取ったのがエロ親父で、抵抗したら蔵に閉じ込められたリ。

閉じ込められた蔵で巻物を見つけ、『お多福さま』の力に目覚めます。

そして、エロ親父の遺産を手に入れ、後の宇田夫妻となるふたりを手下に。

前作の宇田夫妻があまりにもわざとらしい言動だったのは、ラナに命じられて、演技をしていたためだったわけですね。

まあ、松葉杖が壊された時の壊れたレコーダー振りや、ラナが宇田夫妻の企みを芽衣に聞かせるシーンなんて、どう考えてもラナと宇田夫妻がグルにしか見えないんですけどね。

特に企みを聞かせるシーンなんて、なんで扉開けてる状態で、ふたりが来たタイミングで話を始めるんだよと。

しかも、どう考えても見えるだろうに。

もし、これが宇田夫妻だけの企みだったら、さすがにポンコツ過ぎて、元々事業に成功なんて出来ません。

まあ、事業なんて嘘なんですけどね。

一方、芽衣は芽衣で、本作のオープニングで、とんでもない過去が明かされます。

というか、前作のラストでラナが黒幕だと判明して終わるんですが、芽衣の描写があまりにも普通過ぎて違和感を感じます。

施設のシスターの評価として、芽衣は壊れているようなことを言っているのですが、ちょっと変わってはいるけど、普通の子なんですよね。

ラナが黒幕だったことで騙されたって思った人たちは、本作で再び騙されると思います。

もっとも、クライマックスの決着方法があまりにも陳腐なので、その直前に起きるスケールの大きな出来事とのギャップに戸惑うかもしれませんが。

前作のレビューでも触れませんでしたが、宇田夫妻とグルなのは他にもいて、昔懐かしの引越しおばさんみたいな人が地味に印象的。

ある役割のために雇われているんですが、役割と関係ないシーンにも出てくる等、行動が意味不明過ぎて、結局あの人はなんなんだろうとなりました。、

主演の浅川梨奈は元SUPER☆GiRLSで、グラビアアイドルですが、結構映画にも出ている女優だし、北香那も事務所との契約が解消したものの、女優活動を続けるなら期待したい印象。

北香那の方は、ちょっと越えや喋り方が吉高由里子みたいなので、好みが分かれるかもしれませんが。

浅川梨奈にいたっては、ホラーやったり、コメディやったり、そのキャラクターも多種多様で、演技の幅が広い様子。

【血まみれ助版チェーンソーRED】で、一瞬ですが乳首を出してて驚きました。

ちゃんと調べたら、ふたりとも20歳越えてて、女子高生役だったんですね。

作品として、【黒い乙女 Q】、【黒い乙女 A】と2本見ないといけないという問題はありますが、そんなに悪い作品ではないと思います。

逆に言えば、【黒い乙女 Q】を見て、面白いと思ったら、【黒い乙女 A】を見ればいいので。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(キャスト調べてたら、笹野鈴々音の名前があったけど、お多福さまだったのかな。可愛いのにホラーの印象が強い。)

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黒い乙女A [DVD]

【黒い乙女 Q】


黒い乙女Q [DVD]

養護施設で暮らす身寄りのいない芽衣(浅川梨奈)は、裕福で優しい宇田夫婦(和田聰宏、三津谷葉子)に引き取られる。

芽衣は同じ年齢の養女ラナ(北香那)と親しくなるが、宇田家の家業が失敗し、芽衣かラナが養護施設に戻らなければならなくなる。

シネマトゥデイより。

後編の【黒い乙女 A】と対になっているハイパーリバーサルホラーの前編。

予告や前情報ですべてがひっくり返るという振りはやめた方がいいという典型的な作品でした。

ストーリーは、施設で暮らしていた芽衣を宇田夫婦が引き取り、足が悪いらしいラナと4人での生活を始めます。

好みや誕生日が同じだったことから芽衣とラナですが、宇田の事業が失敗したことでひとりは施設に戻るハメに。

すると、車に傷がつけられたり、ラナの松葉杖が折られたりと不審な出来事が起こり始め、登校中の芽衣が車道に突き飛ばされるまでに。

お互いを疑う芽衣とラナでしたが、宇田の企みを知り、夫婦を殺すことを計画するという展開。

宇田夫婦、特に言動があまりにもうさんくさいというか、芝居がかっている上、すごくわざとらしく、もう裏があるのは初めからわかるんですけどね。

むしろ、B級映画っぽいから下手くそな俳優なのかと思うレベルなんですが、和田聰宏、三津谷葉子ともにベテランです。

どう考えても、わざとそういう雰囲気出してるんだろうなと思ってしまうんですよね。

他にも、あんまりにもポンコツなシーンが多く、不自然過ぎるため、困惑してしまいます。

もっとも、それらが

あえてそういう演出になっている

というのが面白い。

問題は本作品だけ見て、出演俳優を知らなかったり、真相を理解する前だと、ただのダメ映画と思われるリスクがついて回ること。

ただ、理解したと思った真相が真実とは限らないので、面白いと思ったら、答え合わせになっている【黒い乙女 A】を見て欲しい。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(ゴミ映画の皮を被った良作。)

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黒い乙女Q [DVD]

【俺たちホームズ&ワトソン】


俺たちホームズ&ワトソン

名探偵として名声を欲しいままにしていたホームズとワトソン。

そんなホームズは自身のサプライズ誕生日パーティーにて偶然モリアーティ教授からの脅迫状を発見する。

そこには女王の殺害予告が書かれていて…プロレスラーとの突然の決闘や女王の殺害未遂を乗り越えながら、天才的なひらめきで彼らはこの難事件を解決できるのか?

公式より。

イギリスの名探偵シャーロック・ホームズを描いた作品は多々ありますが、コメディはかなり少ないんですよね。

本作はその中でもずば抜けて、下ネタや下品な笑いで埋め尽くされています。

というか、配役こそホームズにウィル・フェレル、ワトソンにジョン・C・ライリーと一見まともそうですが、ラズベリー省に6部門ノミネート、4部門受賞するだけはある作品でした。

ストーリー自体は、ホームズの誕生パーティーでヴィクトリア女王を暗殺する計画が発覚。

ホームズが計画の阻止に奔走するという真っ当そうなストーリー。

しかし、ホームズは頭おかしい。ワトソンはただの凡人。

言動はトンチンカンか、下ネタばっかりというありさま。

わかる人にはわかる【スカリームービー(最終絶叫計画)】シリーズのノリに近い。

ミステリーパロディとしては、ナシというほどではないですが、やはりホームズファンないわゆるシャーロキアンとの親和性は低そう。

特にハドソン夫人のファンにいたっては激怒しそうなくらいにキャラが崩壊、

ハドソン夫人が田舎臭いビッチ

として描かれています。

推理の過程も推理とは呼べないので、ミステリーファンに楽しめる余地は少ないです。

ギャグというか、ユーモアの部分もどちらかと言えば寒いので、コメディとして見るにもハードルが高いかも。

ウィル・フェレルの出ている『俺たち』がタイトルにつく作品や、イギリス流の下ネタギャグが好きな人にだけおすすめしたい作品。

オススメ度(10段階)……★★★
(よく言えばドタバタコメディと言えなくもない。)

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俺たちホームズ&ワトソン

【マスカレード・ホテル】


マスカレード・ホテル DVD 通常版

現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。

警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。

だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。

優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。

利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ……。

シネマトゥデイより。

東野圭吾の【マスカレード】シリーズの第1作【マスカレード・ホテル】を木村拓哉主演で実写化した作品。

推理マニアの人たちからしたら、使い古されたネタと感じるかもしれませんが、個人的にはここ数年の邦画サスペンスとしては面白いと思う。

確かに1つ1つのトリックは定番と言っていいくらい斬新さはないんですが、その組み合わせや構成がよく出来ています。

暗号によって導き出された連続殺人の4件目の現場と予想されたホテル。

潜入している刑事たちと、ホテルのスタッフたちの元に訪れる様々な宿泊客。

バスローブを盗む男女、盲目の老婦人、ストーカーに追われている女性、何故か新田を目の敵にする男性等様々な怪しい宿泊客たち。

他にも様々な宿泊客たちが登場し、刑事の新田や、新田の教育係となっている山岸を混乱に陥れます。

それぞれの事件や出来事が本筋である連続殺人の解決の糸口になったりするのは、よく出来てるなあと楽しめました。

全体的に難解なストーリーやトリックではないので、推理マニアには物足りないかもしれませんが、

娯楽的な推理映画としてはかなり面白い

です。

ただ、現代ものに関しては、木村拓哉って何をやっても木村拓哉だよなっていうのも強い印象でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
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マスカレード・ホテル DVD 通常版

【アンフレンデッド:ダークウェブ】


アンフレンデッド:ダークウェブ [DVD]

中古パソコンを入手したマタイアスは、鎖につながれ監禁された女性やドラム缶の中に入れられた人など、ぞっとする動画ファイルの数々が保存されている「UNTITLED」という名前の隠しフォルダを見つける。

その内容に戸惑っていると、見知らぬアカウントからPCを返さないとお前らは死ぬ、というメッセージが届く。

シネマトゥデイより。

ビデオチャットをしていたら、未承認のメンバーが参加してきて、ひどいイジメで自殺した女性に呪われるという作品の続編。

とは言っても、ストーリーもつながっていなければ、前作とは違い、心霊的なものでもありません。

シチュエーションとして、ビデオチャットをしていたら、知らないメンバーが参加してきて、チャットに参加しているメンバーが被害に遭うというシリーズのようです。

本作では主人公の青年マタイアスが忘れ物として置いてあったPCを盗んだことで、犯罪者集団に狙われることになるというストーリー。

メンバーはマタイアス、レズカップル、アジア系女性のレックス、チャラいYouTuber、ロンドンにいるPCに詳しい男、同時進行で手話でしか話せないマタイアスの彼女。

そのPCには犯罪に関わっているような動画ファイルが保存されているんですが、PCを盗んだとは言えず、仲間には中古で買ったと嘘をつくマタイアス。

その上、PCの本当の持ち主である男に脅され、動画はドッキリだと言い張ります。

しかし、仲間に動画の入手先を疑われ、脅迫者もPCがないと自らも危険にさらされるため、板挟みになるマタイアス。

脅迫者の命令で、喧嘩していた彼女が家に来ることになるんですが、その間に犯罪者グループの仮装通貨を奪い、脅迫者と交渉しようとします。

しかし、その結果、仲間たちが犯罪者グループに襲われることになるという展開。

全編PCの画面上で話が展開していくんですが、斬新なようでいて、一時期流行ったPOVのように乱発されているので、ま新しさを感じませんでした。

ただ、本来は検索でたどり着けないネットの闇社会であるダークウェブが、なんちゃってダークウェブという感じではあるものの、サスペンスホラーっぽい雰囲気は出ていたと思います。

とはいえ、ご都合というか、無理がある展開が多く、

ダークウェブがなんでも出来る免罪符

みたくなっているのがなんだかなあという印象。

真相も個人的には無理があると思うし。

ただ、あくまでフィクションとして、雰囲気サスペンスホラーとして見れば、割といけるんじゃないかと。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(すべての意味で元凶はマタイアス。)

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アンフレンデッド:ダークウェブ [DVD]