ホラー映画」カテゴリーアーカイブ

【闇動画20】


闇動画20 [DVD]

『死神』

心霊番組のロケハンのためにかつて惨劇が起こった病院の廃墟を訪れた制作スタッフたち。

同行していた霊感のある女性はスタッフの1人が悪霊に取り憑かれかけていると言い始めるが…。

番組の男性スタッフふたりがキャバクラか何かの女性をそれぞれ連れて廃墟へ。

廃墟は元病院だったらしいんですが、何やら事件が起こった場所な様子。

中を見て回るうち、男性スタッフのひとりの様子がおかしくなり、やたらとイライラし始めます。

その男性があるエリアに入ろうとすると、霊感があるらしい女性が必死に止めるんですが、それがきっかけでかなり険悪なムードに。

霊感がある女性を連れてきた男性の方はかなり温厚なようですが、同僚を諭そうとして、やっぱり険悪に。

もっとも、イライラしている男性の方は、ちょくちょくナイフを手にしているので、普通の状態ではないとしか思えません。

その後、仕事なので入ってはいけないと言われたエリアに入るという展開。

男性が情緒不安定過ぎて、見ていて不快な状況が続くんですが、さらに予想外の映像が。

無意識レベルで刃物持ってる男も怖い

けど、脱ぎだす時点で意味不明。でも、パンツは脱がない。

『滑り台』

住宅街の中にある何の変哲もない公園。

深夜にカップルがそこに設置されている遊具で遊んでいると信じがたいモノが現れる…。

その後、2人を次々に不幸が襲ったという忌まわしき映像!

カップルが深夜の公園でイチャイチャしながら遊具で遊んでるだけの映像。

タイトルの滑り台までは何にもないんですが、滑り台を滑ることになり、ここで何かあるのかと思っていたのに割と予想外で驚きました。

でも、一発ネタ。

『洞窟』

鍾乳洞の調査のために山林を訪れていた大学教授とカメラマン。

大きな地震が起こり、地盤沈下によって地下洞窟へと閉じ込められてしまう。

救助を待つ彼らは次第に追い詰められていくが…。

山林の調査をしていたら、崩落して地下道靴に落とされるも、救助も来ず、食料もないというマンガやドラマでよくあるやつ。

途中、助けに来てくれた女性がすぐ事故死したり、細かい状況変化はありますが、よくある展開。

ラストの方で別展開もあるんですが、それを含めてあまりにもよくあるパターンなので、特に驚きはありません。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(個人的には『滑り台』が一番怖かったですが、一般的には『死神』の方が怖いかも。)

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
にほんブログ村

《関連リンク》
おすすめホラー映画
映画|エンタカフェ
エンタカフェ


闇動画20 [DVD]

【サラリーマン・バトルロイヤル】


サラリーマン・バトル・ロワイアル (吹替版)

コロンビアにあるベルコ・インダストリーズ社。突如、閉じ込められた80人の従業員が、殺し合いを命じられる。

シネマトゥデイより。

amazonプライムで視聴した作品。

どうやら割と条件のいいらしい会社で働く80人もの従業員たち。

突然、シャッターが閉まり、扉が施錠され、屋上には出られるものの、実質巨大な密室に。

そして、謎の放送で最後のひとりになるまで殺し合いを命じられるんですが、事情が誰にもわかりません。

元軍人や犯罪者たちを集めたわけではなく、ごく普通のサラリーマン同士なので、普通なら殺しあう展開になるはずもなし。

ただ、事前に爆弾を仕込まれていて、制限時間以内にひとりになっていなかったり、ルールや警告に従わないと爆発させられるらしい。

もちろん、見せしめに数人死んでいるので、ブラフではありません。

それでも、指示通り殺しあう派と、助けを求める派等に分かれていき、

戦闘による殺し合いというよりは選別

という展開に。

まあ、元々一般人同士なので、無意味な残虐な殺し方や、バリエーションの多い殺し方はほとんどありません。

ほとんどの死因は運営による爆死、射殺、好戦的なグループによる射殺です。

それすら警備の名目なのか、運営が準備したとしか思えない大量の銃器が保管してあったからなので、それもなかったらもっと地味になっていたことでしょう。

ネットのレビューでは、映画の【バトル・ロワイヤル】の劣化版みたいな感想が少なくないですが、個人的には山田悠介の作品の方が近いかなという印象でした。

また、学生同士や見知らぬ相手同志だと単純に生き残り合戦になりますが、会社員同志だと直前までの上下関係や、相手への印象が影響するのが面白いですね。

正直、買ってまで見るかと言われたら迷いますが、動画配信や、テレビで観る分には満足できるんじゃないかと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★
(ハードルは上げない方がいい。)

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
にほんブログ村

《関連リンク》
おすすめアクション映画
おすすめ推理映画
映画|エンタカフェ
エンタカフェ


サラリーマン・バトル・ロワイアル (吹替版)

【ドント・ブリーズ】


ドント・ブリーズ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。

だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。

明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

シネマトゥデイより。

街を出るための資金が必要だからと盲目の老人の家に忍び込む3人の若者たち。

マニーは盗む気満々で、ロッキーは罪悪感より街を出るためには仕方なく、アレックスは消極的だが、ロッキーに好意を寄せているので参加という感じ。

盲目の老人は金を貯め込んでいるという噂があり、厳重に施錠されている部屋があるのを見つけ、扉を開けようとする。

そのせいで老人に気づかれ、マニーがあっさりと殺されます。

ここでのやりとりや、ここまでのシーンだけでも割と伏線が張られているんですが、本当に馴染んでいるため、伏線とは気づきません。

で、この老人。盲目ではあるんですが、元軍人で、異常なまでに聴力と、あまり触れられませんが、触覚も優れています。

老人はマニーを殺した後、意外と仲間思いなマニーが口を割らなかったにも関わらず、仲間の存在を確信。

普通なら警察を呼ぶ等するところですが、家中を施錠し、窓には板を張り付け始めます。

この辺りから薄気味悪い盲目の老人から、なんかヤバい人にクラスチェンジ。

残ったふたりは老人があっさりマニーを殺したことを知っているので、鍵を壊したり、板を力ずくで外すわけにもいきません。

ぶっちゃけ、密室化した家の中で一緒に閉じ込められたのがゾンビなら、リスクを背負っても脱出を優先できたかも。

ただ、この老人、いくら元軍人とは言っても、目が見えないにも関わらず、室内で銃をぶっ放す始末。

メチャクチャにでもなく、割と方向性は的確です。

自分たちはよく見えず、相手は文字通りホームの異常人格者。

それだけでも怖いのに、施錠されていた扉の先にあった事実を知ると、さらに恐怖が増します。

明らかにご都合主義な展開もありますが、良い作りの作品でした。

ただ、

充分に楽しむには共感力か、想像力が必要

になるので、そういうのを感じないタイプの人だとつまらないかも。

ちなみに理解力ではありません。難解な作品ではないので。

続編製作予定です。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(本当に登場人物に移入できるかが楽しめるかどうかの鍵。)

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
にほんブログ村

《関連リンク》
おすすめホラー映画
映画|エンタカフェ
エンタカフェ


ドント・ブリーズ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

【カメラを止めるな!】


カメラを止めるな! [Blu-ray]

人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。

リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。

その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき……。

シネマトゥデイより。

2018年にスマッシュヒットしたホラーコメディ。

今回はネタバレありです。というか、ネタバレしないと、まともに紹介できないタイプの作品。

個人的に上映前はB級ゾンビ映画として推していましたが、実際はコメディです。

正直な話、展開は察していたので、ホラーとして推すのはどうかなと思ったんですが、ゾンビを扱っていることに代わりはないので、そのまま紹介してました。

ストーリーは2段構え、厳密には3段構えで、あらすじに書かれているゾンビ映画の撮影が前半。

劇中劇としてゾンビ映画を撮影していたはずが、その役者やスタッフたちが本当にゾンビに襲われるという展開なんですが、それも劇中劇。

ゾンビ映画を撮っているスタッフたちが襲われるというドラマを撮影していたというのが本当のストーリー。

前半が終わった段階でクレジットが流れ、実はそれが前述の通りの状況だったということがわかります。

後半は前半の撮影がどのように行われていたのかが描かれていくんですが、そこからが完全にコメディ。

前半がホラー、後半がコメディという意味で、ホラーコメディです。

役者たちは曲者揃い、製作側もクセの強いキャラばかり。

やたら意識の高い主演男優、演技が下手な女優、アル中の中年男優、メガネ、やたら細かいことにこだわる男優たちを使って撮るのは、生中継1カットという無茶なゾンビドラマ。

しかも、とある事情で監督が監督役に、監督の妻で元女優の女性までドラマに参加するハメに。

アクシデントだらけの生中継ドラマはどうなってしまうのかという展開。

前半であまりにも不自然で、なんなんだろうと思うシーンが多々あるんですが、何故そんなことになっているのかも後半で判明します。

前半のグダグダ振りの理由がわかるので、それなりに納得はいくんですが、思った以上に観る人を選ぶ作品だと思います。

はっきり言ってしまうと、

舞台演劇や、映画撮影等に興味がないと、本当にただのドタバタコメディ。

系統としては、【サマータイムマシン・ブルース】や、【曲がれ! スプーン】、【スペーストラベラーズ】辺りを好きな人なら楽しめると思います。

ただ、それらの作品と比べて、1ランク2ランク落ちるという印象ですが。

同じ監督の【お米とおっぱい。】も、【12人の優しい日本人】の劣化版としか感じませんし。

本作中の本当の主人公である日暮の売り文句が、『早い安いそれなり』なんですが、本作の監督である上田慎一郎もそうなのかと思ってしまいました。

あとは、登場人物の名前がキャストの名前をモジっていることくらいが特徴ですかね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(面白いことは面白い。)

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
にほんブログ村

《関連リンク》
おすすめコメディ映画
おすすめホラー映画
映画|エンタカフェ
エンタカフェ


カメラを止めるな! [Blu-ray]

【来る】


ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

幸せな新婚生活を送る田原秀樹(妻夫木聡)は、勤務先に自分を訪ねて来客があったと聞かされる。

取り次いだ後輩によると「チサさんの件で」と話していたというが、それはこれから生まれてくる娘の名前で、自分と妻の香奈(黒木華)しか知らないはずだった。そして訪問者と応対した後輩が亡くなってしまう。

2年後、秀樹の周囲でミステリアスな出来事が起こり始め……。

シネマトゥデイより。

【告白】や【渇き。】の中島哲也監督作。

第22回日本小説大賞を受賞した澤村伊智の小説【ぼぎわんが、来る】を映像化したものですが、いかにも中島哲也っぽい作品になっていました。

ネットの評価では、怖いと意味不明の両極端でしたが、

PG-12としては、充分怖い

と思います。

ちょっとネタバレする形になりますが、ストーリーは大きく分けて、秀樹、秀樹の妻香奈、ライターの野崎の視点で描かれます。

あらすじだけ読むと、幸せな家族が不条理な呪いか何かにあって、ライターに助けを求めるっていう展開っぽいですね。

大筋ではその通りなんですが、観て驚くのが主な登場人物の大半がクズ。

正確には現実にもゴロゴロいるんだろうけど、ここまで明示されると胸糞が悪い。

発端である田原秀樹は、悪い人間ではないんですが、他人からの評価ばかりを気にする自己中なタイプ。

子供時代は自然が豊かな田舎で過ごしていて、仲の良かった少女が行方不明になっています。

本当は何もしないくせにイクメンブログを書いていて、友人にも陰口を叩かれる始末。

妻の香奈はシングルマザーに育てられていて、母親に恨み節を言われ続けたため、かなりネガティブな性格。

結婚式に凄いおばさんいるなあと思っていたんですが、どうやらそれが香奈の母親らしく、よく呼んだなあと思うレベルでした。

一生懸命幸せな家庭を築く努力をしているにもかかわらず、秀樹のせいで台無しになることもしばしばで、育児ノイローゼっぽくなっていきます。

秀樹の友人で民俗学者の津田のつてで、ライターの野崎から霊媒師の血筋でキャバ嬢の真琴を紹介されるんですが、悪人ではないものの、やっぱり問題がある感じ。

真琴は強力な霊能力者の姉琴子に憧れとコンプレックスを持っていて、独学で身に着けた方法で相手を刺激してしまうため、問題を大きくしてしまうタイプ。

頭が悪いと自分で言っているんですが、頭が悪いというより、ただのコミュ障です。

子供が産めない身体になっているんですが、秀樹と香奈の娘の知紗が可愛くて仕方なく、よく遊んであげている。

野崎の方はライターというよりなんでも屋で、金に見合えばなんでもするらしい。

真琴が妊娠した際に下ろさせてしまったことが現在でも気になっている様子。

そのせいで、真琴が知紗と遊んでいる姿を見て、痛々しいと感じていると思っていて、真琴と衝突したりします。

こうやって書き出すと、子供に対するアプローチが異なる人物たちですね。

前半は秀樹の視点で、秀樹の人間性や人間関係、山に連れて行こうとする存在についての説明が行われ、秀樹の周囲で被害が出始めます。

中でもかわいそうなのが後輩の高梨で、うるさいだけで悪いことを何もしていないのに、何かの対応をしてしまったために呪いにかかったようでした。

何かの力はすさまじいようで、琴子の仲間たちもあっさりやられていくくらいなので、余波でもそんな目にあうのかも。

中盤からは香奈の視点で、秀樹の視点で描かれていたことの裏で起きていたことが描かれます。

秀樹視点でもうっすら想像できたことなので、あんまり衝撃ではないかもしれませんが。

そして、最後は野崎視点になるんですが、ここからが本作の見どころで、琴子の仲間たちと何かの戦いになります。

結構大がかりで、マンションを空にして、周囲一帯を固めた上、何十人もの人々で何かに対抗。

もはや、何かの霊というより、山の神のような存在と戦っているようにしか思えません。

映像的にはPG-12なので、最後の戦いはそれほどグロくなく、抽象的なシーンが多く、好みが分かれるかも。

グロさだけで言えば、途中のシーンの方がグロかったですし。

原作のシリーズは未読ですが、ネットで散見されるほど意味不明ではなかったですし、PG-12としては充分怖かったと思います。

R-18ならもっとグロくとかもできたでしょうけど、そうすると最近の興行的に厳しいでしょうから、これくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか?

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(最後のシーンは中島哲也らしいけど、正直悪ふざけにしか思えませんでした。)

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
にほんブログ村

《関連リンク》
おすすめホラー映画
映画|エンタカフェ
エンタカフェ


ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)