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【スリー・ビルボード】

ミズーリ州の田舎町。

7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。

彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や町の人々に脅されても、決して屈しなかった。

やがて事態は思わぬ方へ動き始め……。

シネマトゥデイより。

クライムサスペンスっていう触れ込みだったけど、社会派サスペンスなのかなと思いながら視聴。

とにかく重い。

軽くネタバレになってしまいますが、ミルドレッドの娘はレイプされた上、焼き殺されるという残忍な方法で殺されています。

しかし、ほとんど人通りのない地域で、証拠も少なく、捜査は難航。

警察も署長は人格者で部下や住民に慕われているものの、部下は正義漢の集団というより、邦画に出てくる事件の起きない田舎の駐在を集めた感じ。

署長を慕っていて、やたらと攻撃的な警官ディクソンは、仕事よりも差別に励んでいる様子。

ミルドレッドの看板広告を請け負ったレッドにも脅したりします。

ミルドレッドの家庭も割とメチャクチャで、元刑事の夫は家では暴力を振るっていて、娘が殺される前に若い女と出ていったらしい。

その夫もミルドレッドが看板を出したことで、様子を見に来るようになるんですが、若い女を連れてきたり、暴れたり、嫌味を言ったりで。ただの嫌がらせです。

息子は息子で看板を立てたことでいじめを受けたり、姉の死の状況を知らなかったことでショックを受けたりしています。

実はミルドレッド自身、警察を責めて犯人を早く捕まえさせたいのには理由があったという状況。

警察VSミルドレッドというより、多少の味方はいますが、住民VSミルドレッドという感じでストーリーは進んでいきます。

そして、ほとんどの出来事がボタンの掛け違いで起こっていき、ひたすら登場人物が不幸になっていく始末。

本来なら蚊帳の外だったはずの広告会社のレッドが本当の意味の良心で、作品中の数少ない癒しだと思います。

サスペンス要素がないわけではないですが、かなり社会派ドラマよりですし、ラストは好みが分かれるところなので、推理系や犯罪ものが好きな人だとつまらないかもしれません。

映画としては、次々いろんなことが起こるので、面白いですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(演技は素晴らしいし、映画としては面白いですが、好みが分かれる作品。)

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【漫才ギャング】

コンビ結成10年目を迎える売れない漫才コンビでボケとネタ作りを担当する飛夫(佐藤隆太)は、相方から解散を告げられる。

ヤケ酒を飲みトラブルに巻き込まれ留置場に入った彼は、そこで不良の龍平(上地雄輔)に出会う。

龍平と少しずつ会話する中で、彼のツッコミの才能に気付いた飛夫がコンビ結成を申し込むと、意外にも龍平は承諾する。

シネマトゥデイより。

品川庄司の品川ヒロシの監督2作目。

コンビを結成して10年、自分の笑いを信じている飛夫に対し、相棒の石井保が解散を申し出る。

相棒は借金だけが増えていくだけで、将来が見えない状況に耐えきれなくなっていたのだそう。

一時期、M-1人気でお笑い目指す人間増えたし、昔と比べて芸人になる敷居が低くなってきましたが、ほとんどの自称芸人ってこんな感じだと思います。

実際、俳優や声優、タレント同様、バイトしているのはまだましで、それすらできないでパチスロ等のギャンブルや、人には言いにくい仕事をしている人間も少なくありません。友人にたかるだけのとかいますしね。

まれに実家が資産家で、稽古に集中できる人たちもいますが、一握りでしょう。

その後、保の取り立てにやってきた男にのされ、留置場に入れられた飛夫は龍平と出会い、そのツッコミの才能にコンビを申し込む。

龍平は一匹狼のアウトローで、ギャングに目を付けられ、度々問題を起こしていたが、飛夫と出会ったことで、お笑いの面白さに目覚め、ふたりでお笑いコンテストの優勝を目指すことにという展開。

タイトル通り、お笑い芸人とギャングのような男が手を組む作品で、ストーリー展開もお笑い半分、アウトローな世界半分といった印象。

ピース綾部演じる石井保と飛夫のコンビ、飛夫と龍平によるコンビの漫才シーンがあるんですが、ぶっつけ本番の割にはテンポが良く、結構笑えます。

特に佐藤隆太演じる飛夫は、普段はどちらかというと不快なタイプのキャラクターなので、ちょっと予想外。

もちろん、本当の芸人ではないので、それを踏まえての話ですけどね。

ただ、ギャングとのやりとりは本当につまらない。

リーダーの佐山不在で調子に乗ってる新井浩文演じる城川は小物臭しかしないので、千鳥の大悟演じる岩崎とのやりとりの方が面白い。

というより、城川いいとこまったくなしなので、新井にとっては黒歴史になりかねません。

まあ、千鳥の大悟は芸人なのに、2016年の末に不倫報道された際の画像は完全に半グレですけどね。

ところどころ面白いシーンがあるので、一般受けはしやすいと思いますが、純粋な映画好きにはつまらないんじゃないかと。

面白さがどんどん尻すぼみになっていく上、予想通りの展開にしかならないので、持ち直さないし。

例えると、

積み重ねて山に登るんじゃなく、ハードル走してる

感じ。

まあ、おしゃべりクソ野郎の映画なので、こんなものだと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(いや、普通のドラマやB級映画と比べたら面白いと思いますよ)

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【プライベート・ライアン】

1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。

そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。

彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。

兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。

ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが……。

allcinema ONLINEより。

職場の人に何故か【ソーセージ・パーティー】を観るのに誘えるのは自分しかいないと言われたんですが、パロディがいっぱいらしいとのこと。

過激バージョンの予告を見てみたら、後半に【プライベート・ライアン】のオマージュが。

そんなわけで久々に視聴してみました。

スピルバーグの戦争映画で、ノルマンディー上陸作戦の時期を描いたもの。

もう序盤から激しい上陸作戦で、苦手な人だとトラウマになりそうなレベル。世代によっては【バトル・ロワイヤル2】をイメージするかもしれませんが、非になりません。

ほぼ虐殺されに行くような感じです。

そんな戦闘があちこちで行なわれているんですから、当然多数の戦死者が出ています。

そんな中、遺族に通知を送る施設で、4人兄弟のうち、3人までもが同日に戦死が伝わる家庭があることが発覚。

さすがに不憫に感じた上層部は、最後のライアン二等兵を母親のもとに返そうと決断。トム・ハンクス演じるミラーに救出を命じます。

しかし、ライアンが配属されていた空挺部隊は乗っていたヘリから放り出され、それぞれの所在がわからなくなっていました。

ミラーを含めて8人で前線にいるライアンを助けに行く構図はまるで、【南総里見八犬伝】のようですが、相手は姫でもなければ、生死も不明なんですからたまりません。

国のためとか、家族や仲間を助けるためならまだしも、8人の生命を賭けるに値する人物とも思えないんですよね。

実際、任務だから遂行しようとしているだけで、

誰も心からライアンを助けたいと思っているわけではない

わけです。このライアン二等兵をマット・デイモンが演じているんですが、あえて撮影を時系列に行うことで、一緒に撮影していないデイモンにヘイトを溜めるようにしていたんだとか。

他の部隊と合流したり、仲間を減らしながらもなんとかライアンを見つけるミラーたちですが、予想外の展開に。

ミラーたちはライアンを連れ帰ることができるのかというストーリー。

映画としては戦争映画ですが、どちらかといえば、人間は他人を犠牲にして生きていて、他人を犠牲にしてまで生きた人生はそれだけの価値があるのかという疑問が投げかけられている気がします。

中盤でライアンたちが乗っていたヘリのコントロールが失われた理由が判明するんですが、その辺りもひとりの人間の価値について言及しているとしか思えないし。

地味に有名な俳優が出ているのも見どころ。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(3時間近いので、さすがに長い。)

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【心が叫びたがってるんだ。】予告編動画

ヒロインの少女の声がちょっと予想とは違っていたけど、思った以上に面白かったので予告編動画を紹介。

アニメに抵抗ない人なら、ぜひ一度は観て欲しい。

【少女椿】予告編動画