すばらしい味覚と嗅覚を持つレミーは、ねずみのくせに料理好き。夢はフランス料理のシェフになることだったが、レストランにとってネズミは招かれざる客でしかなく、絶対に叶うことのない夢であった。
ある日、住処を追われた上、家族や仲間たちとはぐれたレミーは、あこがれの料理人グストーが残したレストランにたどり着く。そこでは雑用係のリングイニがスープを台無しにしていた。そのあまりの酷さにレミーはガマンが出来ず、スープの味を味付けし直すが、リングイニに見つかってしまう。
しかも、そのスープが客に出されてしまい、あまりの旨さに注文が殺到。リングイニは雑用係から一転、シェフになってしまったのである。
しかし、リングイニには料理が作れない。かと言って、ネズミにレシピを聞けるはずもない。そう悩んでいたリングイニは、レミーが人間の言葉を理解している事に気がつくと、ある提案をする。
それは、自分がシェフとして厨房に入り、レミーが料理を作るというとんでもないものであった。
ディズニーピクサーの作品は当たりはずれが大きいですが、これは面白い。ちょっとヒロイン役のコレットがちょっとシュールな顔ではあるけど、それはそれでユニークだし。あのCG独特な造詣にさえ慣れれば、問題なく楽しめるかと。
実際、ネズミの問題さえクリアできれば、ベタではあるけど、実写でも充分に通じそうなストーリー展開。感じとしては王様のレストランに近い気がします。
そういえば、ちょうどこの映画がやってるか、DVDの発売前後に某立ち食いそばの店でネズミ入りカレーが発覚して、なんてピンポイントなと思った記憶があります。なんかその辺りから衛生問題の事件が次々と発覚していった気がします。
今日も会社の近くの蕎麦屋で雑誌を読んでたら、あるファーストフードの厨房にいるネズミが激写されてたんですが、それがまた自分が良く行く店で軽くショックを受けました。
とりあえず、本当にネズミが作ってる店にはいけそうにありません。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(ストーリーがシンプルな分、手放しで楽しめます。あとは絵柄を受け入れられるかどうかだけ)
↑予告編
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