【機動戦士ガンダム3 めぐりあい宇宙(そら)編】

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ホワイトベースはジャブローを発ち、宇宙へと向かった。地球連邦の大がかりな作戦から、ジオン軍の目をそらす囮任務だった。途中、敵軍のキャメル艦隊との戦闘で機体を損傷したホワイトベースは、修理のためにサイド6に入港。そこで、アムロはサイド7で別れて以来会っていなかった父と再会する。だが、父は酸素欠乏症によって脳に障害を負い、まるで別人になってしまっていた。同じサイド6で、アムロは、偶然、ララァ・スンという女性と、ひとりの青年将校に出会う。アムロは彼こそがシャア・アズナブルに違いないと感じる。シャアが養護していた女性・ララァは、人類が宇宙に適応したことによって、より高感度の直感力と洞察力を獲得した新人類“ニュータイプ”であった。やがて、アムロとララァは戦場で再会するが…。地球連邦対ジオン軍の戦争が最終局面を迎えるなか、新たな人類が誕生する。

allcinema ONLINEより。

31話後半から最終43話を再構成。ただし、名シーンというよりも重要なシーンが続くため、やられモビルスーツはほとんどカット。

おかげでマニアなネタに使われる「これは良い白磁の壷だ」のマ・クベもほとんど出ていません。テレビ版とは順序も変わっているので、戦闘自体がなかったり。

また、宇宙に戦場を移した上、決戦の局面となったため、兵器がかなりデタラメな威力のものに。

ビームで戦艦を破壊する巨大な2足歩行モビルアーマーとか、コロニーを改造したレーザーシステムで、大艦隊を一瞬で殲滅する『ソーラ・レイ』とか。モビルスーツ同士の戦いがチマチマしたものに見えます。

メジャーな富野由悠季作品の例に漏れず、後半になるにつれ、重要キャラクターが

どんどん死んでいきます。

wikiでは【機動戦士ガンダム】は世間的評価ではそんなに死んでいないことになっていますが、単にホワイトベースのクルーが死なないだけでジオン軍の主要キャラなんて、生き残りシャアだけです。

ザビ家なんて身内が連鎖的に殺しあった後、味方のはずの人間に殺されます。単純に皆殺しの基準がおかしくなってるだけで。

また、この作品では後にアムロとシャアのトラウマになるララァ・スンが登場。ニュータイプ同士で共鳴しますが、シャアを守る形でエルメスに乗ったララァをアムロがビームサーベルで殺してしまいます。

にも関わらず、アムロはこの後ずっとララァが死んだのはシャアのせいと言い張っては、シャアに挑みかかるという責任転嫁振りを発揮。結構、この話は尾を引いて、なんと別の作品である【Zガンダム】にまで続きます。

それでも第1作目に比べれば全然真人間だから不思議です。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(個人的にはララァ・スンが悪女という印象が強い作品)

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2件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    富野監督の作品で
    他のスタッフが監督と同じ権限を与えられて作られたアニメが
    2つあるんですが、
    それが『伝説巨神イデオン』での湖川さんと
    『機動戦士ガンダム』での安彦さんでした。
    でも安彦さん、『機動戦士ガンダム』制作時に
    過労から倒れてしまって
    一時制作から離れてしまいます。
    それがこの宇宙での時期で、
    ハヤトが戦闘で負傷してフラウに泣きながら
    戦線を離れる悔しさを語りますが、
    これって制作を離れてしまった
    安彦さんの心情を描いてますよね。
    大好きな場面ですが、
    『めぐりあい宇宙』が公開される時、
    安彦さんの手で作り直された宇宙期が見れると
    興奮しながら劇場へ行った記憶があります。
    おっしゃるようにギャンが全く出て来ないのが残念ですが、
    上映時間を考えると切られて仕方ないですね(笑)。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >BERTIE ときどき ばたやんさん
    コメントありがとうございます。当時の
    安彦って何見ても載ってたような気がしますw
    そういえば、最近ってこの世代の人たちの
    ように画集出る人いなくなったような……。

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