【名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊】


コナンたちが住む米花(べいか)シティーホールで、ゲーム業界を一変させる体感シミュレーションゲーム“コクーン”の発表会が開催されることになる。

繭の形をしたカプセルに乗り込んで楽しむこのゲーム。さっそくコナンたち少年探偵団がこの中に入ってゲームを楽しもうとするが、ふと気づくと、彼らはどこか見知らぬ場所へと降り立っていた。

そこは深い霧に包まれた今から100年前のロンドン。そして彼らの前には歴史に名立たる凶悪犯“切り裂きジャック”が。参加した50人の命が懸かった死のゲームは始まった。一体これは現実なのか?

allcinema ONLINEより。

財界の実力者や政治家の2世、3世を集めて開かれた『コクーン』の披露パーティーの最中、殺人事件が発生。

ダイイング・メッセージから事件の手掛かりが『コクーン』の中にあると考えたコナンたちは、ゲームに参加するんですが、スタート直後に『コクーン』が人工頭脳の『ノアズ・アーク』に乗っ取られてしまいます。

5つの仮想世界のうち、ロンドンに閉じ込められたコナンたちは、元の世界に戻るためには『切り裂きジャック』を捕まえなければならず、50人の参加者全員がゲームオーバーになると、脳が破壊されてしまうらしい。

最近では珍しくなくなりましたが、ゲーム世界に閉じ込められてのサバイバルというコナンとしては珍しいストーリー。

現実ではコナンはまともな方法では海外に行けないため、仮想世界のロンドンで活躍するという状況自体珍しいんですけどね。

とは言っても、江戸川コナンとして学校に行っている時点でおかしいのに、いまさらパスポート気にする必要があるんですかね。

ともあれ、ロンドンと言えば、当然あの有名な探偵で、コナンというか、新一の憧れでもあるシャーロック・ホームズの世界でもあります。

ホームズの世界の設定を活かしつつ、うまくアレンジして組み込んでる辺り、よく考えてあるなと思います。

ホームズだけではなく、宿敵であるモリアーティ教授も登場するんですが、新一はモリアーティも憎からず思っているようで、別れ際にはホームズのストーリーに準じた警告なんかもしてあげたりしてました。

ゲームの中のロンドンは全体的に見どころといっていいんですが、その中でもクライマックスに向けての列車での『切り裂きジャック』との対決シーン。

新一から聞いたホームズのセリフを思い出した

蘭の言動が、切なくてかっこいい。

こんな彼女がいたら、絶対手放さないと言ってもいいくらい。何回でも惚れ直しそうです。

また、今回はコナンたちが閉じ込められている間、現実では新一の父親の工藤優作が事件を解決に導くという展開。

ただ、現実の方はサスペンスではなく、スリラーなので、観ている側はどういうトリックと動機だったのかと、どうやって犯人を追いつめるのかが肝になります。

もっとも、そこは新一より頭の良い優作のことなので、警察が口を挟む余地もなく、犯人が追いつめられていくという不憫な流れ。

主人公より頭のいい身内とか、本当によくストーリー破たんしちゃわないよなって思います。

ラストの『ノアズ・アーク』による子供たちを人質にしたリセット計画の真相も良かったし、いまの子供たちに観せたい作品でした。

ちなみに『チャリングクロス駅』が最悪と言っているのを誤解している人たちが少なくないんですが、あれはホームズの小説で何かがあったという話ではなく、ゲームクリアの難易度が高いから最悪という意味です。

まあ、ホームズが唯一愛したアイリーンが他の男と旅立ったり、モリアーティの部下に犬歯を折られたり、暴漢に怪我させられたりしてるので、ろくでもない場所でもあるんですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(ゲーム内の他の4つの世界がどうなってるのかは描いて欲しかったかも。)

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