【劇場版AIR】

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その海辺の小さな町には、背に白い翼を持った姫君と、彼女を護衛した青年の悲恋の物語が言い伝えられている。姫君は、その異様な姿のため屋敷に閉じ込められていた。ある時、姫君の前に一人の青年が現われ、外の世界のことを話して聞かせ、喜ばせる。しかし、そんな2人には悲しい運命が待っていた…。この町に住む少女、神尾観鈴は、病気がちで学校にも行かず、友だちもいない寂しい日々を送っていた。翼の姫君に自分を重ね合わせる観鈴。そんなある日、人形劇をしながら旅をしている青年、国崎往人が観鈴の前に現われる…。

allcinema ONLINEより。

一昔前に流行った泣かせゲーのアニメ化。元々は18禁ゲームですが、そういった部分は一切排除。かといって、売りがアダルトシーンではないので問題なしという。

ただ、TVシリーズとしての京アニ版と、この劇場版の東映版があるんですが、正直TVシリーズの方が出来が良いです。時間があるならTVシリーズを勧めます。

監督の出崎統は【あしたのジョー】や【ベルサイユのバラ】の監督なんですが、原作を自分風の演出にしてしまうため、合う時は原作をも越える作品に仕上げてくれる反面、合わない時は酷い作品にしてしまうことも多い人物。

この作品に関しても、期待を込めて観に行ったファンが多く、初日、2日目と昼頃には1日分のチケットが完売したものの酷評が多いです。

元々京アニの方がこういったジャンルの作画がいいとはいえ、絵を観た印象が

儲かると聞いたから作った偽物

という印象。また、ゲームなので複数のヒロインがいるんですが、出てくるのは風景のような1シーンずつ。そのキャラのファンだと堪らないでしょうね。もっとも、個人的には原作ゲームの絵が一番上手いと思ってますが。

収録時間の問題とはいえ、他のヒロインを切り捨てた割に、どういうことなのか映画本編だけを観て理解しようがないのもまずかったんだと思います。過去話はギリギリ最低限にすれば良かったのにという印象は否めません。

と、ここまでは原作をプレイしたことのある人間の感想。ちなみに18禁ゲームで感動するからと言われ、唯一プレイしたゲームです。

原作を知らないで観ると、不思議な力を持った青年行人と少女観鈴のひと夏の出来事が描かれていて、昔話をなぞるかのような観鈴がどうなるかが気になる作品。

酷評をされてはいますが、出崎演出と言われる止め絵や光と影の演出あ独特な印象を与えていて、それこそ夏をそこだけ切り取ったような不思議な感覚を感じさせられます。

実際、設定に関して説明不足ではありますが、原作のないひと夏の思い出系作品としては、それなりには楽しめると思います。

本当は後日、サイトの特集用に紹介したかったんですが、そこまでは勧められないのが残念。

オススメ度(10段階)……★★★
(絵が受け入れられれば何とか)



↑原作のオープニング。いまだに観ながら聴くと泣きそうになります。



↑予告(北海道ver.)

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