1889年。米ネバダ州の小さな炭鉱町リジェクションでは、バート・ガンマーの曾祖父にあたるハイラム・ガンマーがその鉱山主となっていた。
ある日、鉱夫たちが次々と謎の死を遂げるという怪事件が発生。
そして、ハイラムがこの原因を追究した結果、この惨劇をもたらしたのはヘビ型の大怪物“グラボイズ”であることが判明する。
そこでハイラムは、懸賞金をかけてハンターを募り、仲間の復讐を果たすためグラボイズの殲滅に向かうのだが…。
シネマトゥデイより。
【トレマーズ】シリーズの第4弾にして、過去編。
でも、主人公はバート・ガンマーを演じたマイケル・グロスが曾祖父のハイラムを演じているので、やってることにあんまり変わりがありません。
特にグラボイズの起源が明かされるわけでもないし。
ただ、サバイリストのバートと違って、ハイラムはどちらかというと紳士で、武器の扱いも不慣れな様子。
そういう部分で違いを出しているみたいです。
過去の作品もさびれた町なので、あんまり違いがわかりませんが、なんとなく西部劇の荒野っぽい雰囲気。
後のパーフェクションになるんですが、この時点ではリジェクションという名前で、町の名前の意味は作品中で語られてます。
今回は過去編だからなのか、それともシュリーカーとアスブラスターが不評だったせいなのかわかりませんが、登場するのはグラボイズのみ。
あの
作り物感半端ないチープさ
がたまらなく良い感じです。
対する人間側は、なんだかんだで仲間の敵討ちを頑張るファンと、鉱山主のハイラム、宿屋を経営しているクリスティーヌと、ちょっと変わった友人のデコパ、アジア系移民らしいチャン一家。多分、このチャン一家は過去作に出ているチャン家の祖先です。
あと、雇われガンマンのケリーとして、名悪役のビリー・ドラゴが出演しているんですが、文句ばっかり言って、なんの役にも立たないまま退場してます。
というか、よくこんな仕事受けたよなって思います。
すっかり斬新さよりお約束な展開が求められる作品になっているので、過去作を面白いと思ったかどうかで判断するしかない作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(個人的には野暮ったさが好きですが、【ジュラシック・パーク】みたいな作品が好きだと物足りないかも。)
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