砂漠の中の小さな町、ネバダ州パーフェクション。
あの人喰い怪物“グラボイズ”が再びこの町に帰ってきた!
究極の進化を遂げた怪物に立ち向かえるのは、荒くれ者のバートしかいない。
地元の若い起業家カップルの手を借りたバーとは、驚異的な武器の知識を駆使しながら恐るべきグラボイズの新種に挑む。
作戦に失敗すれば、パーフェクションの名を一躍有名にしたこの怪物が、町をこの世から消しさるだろう…。
公式より。
怪物に襲撃により、町から人が離れていったパーフェクション。
1作目の主人公だったバレンタインに続き、どうやらアールも町を離れた様子。
というか、このパーフェクション。1作目でもほとんど周辺に建物なかったし、雑貨屋とバートの家以外に住居ってあるのか疑問です。
そんなわけで、今回は1作目、2作目ともに登場したサバイバリストのバートが主役。
グラボイズが再び出現したため、ジャックとチャンに依頼されたバートがグラボイズ退治に乗り出します。
今回はグラボイズが出てきたので、グラボイズとシュリーカーの複合かと思ったんですが、意外とシュリーカーは出てきませんでした。
シュリーカーは長時間経つと、再び変態して、
尻から火を出して飛行
するアスブラスターへと変わるせいなんですけどね。
アスブラスターとかそのままな最低な名前ですが、頭も固そうになって、なんか強そう。と思ったら、自滅しまくりで、かえって弱くなった印象。
おかげで、変態パニックものとしては、【エボリューション】の方が面白いかもしれません。
政府の人間がグラボイズを希少生物だから殺すなと言いに来て、調査をしにいってやられる流れとかいらなかった気がするし。
そもそも地底生物という前提だったはずのグラボイズが、シュリーカーとして地上を歩き、アスブラスターとして空を飛ぶ時点でどうかという話なわけで。
地底なら見つからずに巨大になってもおかしくないけど、食べたら増殖する生物がカンブリア紀からいるのに、ぜんぜん見つからないというのは無理があり過ぎじゃないかと。
とはいえ、B級パニック映画としてはそれなりに面白いので、悪くはないと思います。
ちなみにこの【トレマーズ】シリーズ。実は映画やテレビムービーだけでなく【トレマーズ・ザ・シリーズ】、という名前で13話のテレビシリーズが作られているんですよね。
そのテレビシリーズは本作の続編なので、本作に出てくる『白い悪魔』こと『エル・ブランコ』が観光の目玉になっていたり、軍事利用の話とかあるみたいです。
残念ながら、日本向けにはメディア化されてないようです。
ただ、それとは別に1作目の主人公だったケヴィン・ベーコン演じるバレンタインを主役にしたテレビシリーズの製作が決定しています。
【バック・トゥ・ザ・フューチャー】との同時上映だった1作目から30年以上も経ってますが、どうするのか気になってたまりません。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(グダグダ感があるのは否めないので、ちょっとおすすめ度が下がってます。)
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