世界征服をもくろむバイソン将軍は、宿敵ガイル大佐をおびき出す為に大量の誘拐事件を巻き起こす。
罠と分かっていながら彼らを助けに行こうとする大佐の前に、次々と同志のファイター達が集まってくる。
allcinema ONLINEより。
当時大人気だった対戦用格闘ゲーム【ストリートファイター2】をベースにガイル大佐を主役に製作された作品。
ただし、日本と海外版ではゲームのキャラクター自体が肖像権の問題もあって、一部入れ替わってます。
まず、黒人ボクサーのバイソンが、マイク・タイソンに似ているため、バルログに。ベガが織姫の名前で女性的なため、悪の首領の名前ではなく、バイソンに。その余波で女性的な名前で問題ないバルログがベガになっています。
また、無理やり色んなものを詰め込んでいるため、日本での主人公的キャラの隆とケンは詐欺師になっていたり、何故かダルシムが博士になってチャーリー(日本でいうナッシュ)をブランカに改造したりしています。
本来ならシャドルーの人間がシャドルーと敵対していたり、逆に何故かシャドルーにいたりとメチャクチャです。
というか、
ストリートファイターの要素はどこいった?
という映画に仕上がってます。
格闘の要素はありますが、いわゆるストリートファイトの要素は皆無で、ただのジャン・クロード・ヴァンダムのアクション映画になってます。
とはいえ、ブランカの造形の酷さを除き、【ストリートファイター2】を映画化したことを忘れれば、戦隊モノっぽい格闘アクション映画と言えるかも。
そして、【ストリートファイター2】ファンが見ると、シュールで笑える映画にはなっているので、元ネタがわかる人ならバカ映画として楽しめること間違いなしです。
ジャッキー・チェンの【CITY HUNTER】の例のシーンよりは全然マシですが、とある有名な動画よりレベルは低いという評価しづらい作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(笑えるという意味では意外にオススメ)
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コメント
あまりのコケッぷりにジャン・クロードヴァンダムが干されたと評判の映画じゃないですか~
スト2好きだったのでひどくがっかりした思い出がありますね
チュンリーの映画もありますがどうなんですかね~
この映画のせいでスト2関係は外れそうな気がします
( ̄∀ ̄)
>明智くんさん
コメントありがとうございます。
ヴァンダムのは笑う映画、チュンリーのは
真面目だけどB級かなあ。まあ、格闘ゲームの
映画化は基本的に実写じゃ失敗するので。
モータルコンバットとか、DOAとか。
個人的に好きですけどね。