【パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉】

美しい女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)と再会したジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。しかしジャックは、アンジェリカが不死の泉を見つけ出すために自分に近づいたのではないかと疑いを抱く。アンジェリカと史上最強の敵である黒ひげ(イアン・マクシェーン)と共にリベンジ号で船出したジャックだったが、そこには予想だにしない冒険が待っていた。

シネマトゥデイより。

仕切り直しの第1作目。レギュラー陣をかなり入れ替えて、前3作を観なくても観れるようになりました。

もちろん、観た人ならバルボッサとのやりとりでほんわかした気分になれるかも。今回、諸事情あってブラックパール号はちょっとしか出ないんですが、ジャックは相変わらずあの猿が苦手なようです。

今回は3勢力にわかれて、『生命の泉』を目指すというストーリーなんですが、ちょっとわかりづらい。

ひとつ目は英国王に命令されたバルボッサと英国海軍、二つ目はジャックの元カノのアンジェリカと黒ひげティーチの勢力、3つ目がスペイン海軍なんですが、ジャックが3つの他勢力を行き来する上、バルボッサや黒ひげとは妙に仲がいいんですよね。

なんか緊迫感が感じられない。

よく丸わかりのストーリーという部分で低評価のレビューを見かけますが、こういう作品は変にひねりを加えるより、わかりやすい方が面白いと思います。

そういう意味ではクライマックスからエンディングまでのベタ展開はありだと思うんですが、さすがにハラハラドキドキという緊張感は欲しい。

クライマックスより、人魚による襲撃シーンの方がドキドキしたかもしれません。何がドキドキするって、人魚伝説って言うからてっきり催眠か何かを使って水中に引きづり込むと思ったら、実力行使ですよ。

しかも、手からスパイダーマンの『スパイダーウェブ』みたいの出します。

黒ひげはワンピースの黒ひげとは違い、本当に普通です。ワンピースしか知らない人たちにワンピースのパクリとか言われたら可哀想なくらい普通です。ちなみに『悪魔の実』の能力者ではありません。

そんな状態ではクライマックスバトルが盛り上がるはずもなく、そのまま終了。特に目新しいものはありませんが、王道展開だから不満には感じない。

逆に言えば、だからこそ前3作のファンにはレギュラー陣の入れ替えが受け入れづらいかもしれません。個人的にはペネロペ・クルスも可愛いと思うんですが、やっぱりキーラ・ナイトレイや、オーランド・ブルームのファンからしたら物足りないでしょうし。

キャストに思い入れがない人や、頭を使わずに観れる作品が好みの人にはおすすめです。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(この先の展開で評価がわかれる作品だと思います。)

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コメント

  1. kitaco より:

    実力行使なのですかっ^^;
    確かにCMでも腕引っ張ってましたよね。
    観ていないのですけれども、そのシーン見たくなってきました。

  2. enta_mattari より:

    >kitacoさん
    コメントありがとうございます。
    腕引っ張るくらいは引きづり込むわけだから
    許容範囲だと思うんですが、さすがに
    スパイダーウェブ(あれ、何が出てるって
    ことなんだろう?)は実力行使過ぎますw
    しかも、たぶん想像を上回る数の人魚が
    やってきますよ。その件は観る価値あると
    思いますよ。

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