突如起こった大洪水。一軒のスーパーマーケットに、13人の生存者たちが取り残されていた。浸水した店内には高圧電線が垂れ下がり、水中からどう猛な人食いザメが襲い掛かるなど、絶体絶命の状況に追い込まれていた。しかも13人の中に強盗犯、殺人犯が紛れ込んでいることが判明し、地獄のような店内から彼らは命懸けで脱出を図るが……。
シネマトゥデイより。
仕事先のレンタルショップで何度も予告が流れているうちに気になった作品。画面が見えない状況だったせいもあって、下手に期待度が上がり過ぎました。
東北の地震を彷彿とさせる津浪によって、海沿いの都市が壊滅。強盗の真っ最中だったスーパーマーケットも水没し、売り場の棚上と地下駐車場にほんの数人が残っているだけ。
売り場の棚の上に逃げた人たちがメインで、地下の3人はおまけみたいなもので、後半の展開のためにいるような印象。
サメも巨大なものが2匹いるだけで、確かに追われたらやられそうですが、ぶっちゃけてしまえば、スーパーの中だし、強盗もいたんだから頑張れば殺せそう。
必要以上に恐怖に感じた結果、くだらない理由で死んだり、食われやすい体勢になって食われるとか、あんまりパニック映画的な恐怖は感じません。
もっと言えば、閉鎖空間に一般人が閉じ込められて、そこにサメがいるという状況にしたかったんでしょうけど、
スーパーである必要性がまったくない
し、強盗や殺人鬼がいる必要性もありませんでした。
それこそ、水族館が津波で水没して、そこに逃げ込んだ強盗と刑事がいるとかの方が状況に説得力がありそうです。
予告では人喰いカニがどうとか、殺人鬼が迫っているような印象を受けますが、カニは出てくるものの誰も犠牲にならないし、殺人鬼が迫ってくるという展開とも言いづらい。
もっとテンポ良く、ハイスピードな展開なら楽しめたかもしれませんが、本当にただの低予算パニックムービーです。頑張れば映像系の学校の生徒でも撮れるかも。
3Dにするくらいなら、その予算を別な事に使った方がいいんじゃないのかという典型的な作品でした。
オススメ度(10段階)……★★
(多分、期待せずに観てもつかまらなかったと思います)
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パニック・マーケット3D Blu-ray
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