【ミッドナイトイーグル】

ある晩、米軍の戦略爆撃機“ミッドナイトイーグル”が、北アルプスの上空で消息を絶った。

そのころ、ちょうど北アルプスで撮影をしていた元戦場カメラマンの西崎(大沢たかお)は、偶然にも墜落する赤い光を撮影する。

西崎と新聞記者の落合(玉木宏)は北アルプスへと向かうが、2人がそこで見たものは真っ白に武装した自衛隊の行軍だった。

シネマトゥデイより。

新聞記者の落合が登山者からの問い合わせから調査を始め、自衛隊絡みの何かがあると踏んで、自分の憧れであり、高校時代の先輩でもあるトラウマ持ちの戦場カメラマンの西崎を連れ、北アルプスに。

同じ頃、亡くなった妻の妹であり、写真雑誌のジャーナリストの有沢慶子は、温泉地の取材をキャンセルされ、横田基地で起きたテロや、官邸や自衛隊の慌ただしい動き、新宿の町医者からの不審人物の治療についてのタレこみの関連性を調べるように指示される。

北アルプスに登っていたふたりは、途中、外国人からの襲撃を受け、一時は袂を分けることになるんですが、落合の身を案じた西崎が戻り、墜落時点を目指すことになります。

西崎たちが謎の武装集団の様子をうかがっていると、武装集団の存在を知らない自衛隊とレンジャー部隊の混成部隊による遭遇戦が始まってしまう。、

武装集団を壊滅させたものの、唯一の生存者となってしまった佐伯三等陸佐とともに、墜落した『ミッドナイトイーグル』を目指すことになるんですが、機体にはとんでもない物が積んであり、武装集団の目的はそのとんでもないものだったという展開。

基本的に北アルプスにいる西崎たちと、東京の総理たち、有沢慶子たちの3パートで構成されていて、後半は総理たちと慶子たちが合流するんですが、西崎を演じる大沢たかおたちの熱演振りが凄い。

佐伯三等陸佐役の吉田栄作にしろ、弱々しい印象ながらも実は熱いものを持っていた落合役の玉木宏にしろ、北アルプス側の演技の熱の入り様。

ヘリで応援に来た佐伯の仲間の自衛隊員も本当に熱い。

惜しむらくは、西崎と落合以外

ほとんど顔が見えないので誰だかわからない

ことじゃないかと。東京側で熱いと思うのは総理役の藤竜也と、内閣危機管理官の袴田吉彦くらいなんですけどね。

結局、北アルプスで起きてることの状況説明として、東京の人々の話が展開するという流れなので、温度差が激しいんでしょう。

『ミッドナイトイーグル』にたどりついた3人は、武装工作員たちに囲まれるんですが、しまいには素人の西崎や落合も銃を手に取り戦うんですが、この辺りの演出が結構雑。

武装工作員がロケット砲を持っているんですが、3人に向かって撃たないのが目視じゃないと当てられないと言っていたのに、応援部隊のヘリには吹雪の最中、ぶっ放します。

また、落合や、戦場カメラマンの経験があるとはいえ、西崎の銃の扱いが上手過ぎるとか。

他にも作戦の目的を考えたら、武装工作員たちが近くに残っていたらおかしいはずなのに、引き返してくるのがメチャクチャ早いんですよね。決死隊なら、元々離れる意味ないし。

というか、最大の疑問は中身のヤバさを考えたら、なんで当事者の米軍が全然動かないのかという謎。むしろ、自衛隊を排除してでも動かないと、まずいと思うんですよね。

つまらなくはないですが、肝心のところが詰め切れてない印象で、熱演がもったいない気がするもったいない作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(ちょっとダラダラしてる感が否めない。)

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