ベネズエラのオリノコ川にて、休暇中の米国大使が行方不明となる。国務長官の命令によって調査に乗り出したフィッチは、現地へと向かう。そこで遺伝子学の研究をしているサラから、事件の原因は実験によって生態が変化したピラニアの群れによるものだと告げられる。そして川での調査を進めるフィッチに、巨大化した凶暴なピラニアが襲う…。
公式より。
何度観ても退屈して、途中でやめてしまうため、なかなか感想を書くにはいたらなかった作品。
B級……、もといC級モンスターパニックのバカ映画として観れば最高の面白さ。
逆に普通のモンスターパニックと思って観たら、心底つまらないため、みんなで観たら選んだ人が責められるレベル。
あらゆる部分にツッコミどころを満載というか、
ツッコミとツッコミの間を
ツッコミでつないでしまった
内容なんですが、そういうのを気にする映画ではないです。
むしろ、そのツッコミどころを楽しむ映画なんでしょう。
ピラニアの設定からしてメチャクチャで、淡水魚なのに海目指しているし、大きくなっただけでなく、鉄をかじるし、核ミサイルにも耐えられる様子。
しかも、両性具有で6時間で繁殖、36時間ごとに2倍の大きさに成長しているとかだったと思います。36時間が間違いか、2倍じゃなく、2乗の間違いじゃないかと思うくらいデカくなっていきます。
人間、どうしようもなくなると笑うしかなくなると言いますが、本当にもうそんなレベルの大きさです。
CGの雑さはかなりのもので、小さいうちはPS1やセガサターン時代を思わせる動きが硬い印象。大きくなったら、パーツが増えるのか、多少マシになります。
多分、そのシーンだけ観たらふざけてるのかと思いそうですが、不思議と作品に馴染んでいるから凄い。
だって、噛んでないんですよ。吸ってるような感じでバリバリと。
最終的な解決方法も適当で、よく考えればわかりますが、全然解決していません。
それなのに、主人公たちはドヤ顔で、ラブラブな感じで終了するというなんとも言えない作品。
これでラストにメガピラニアの生き残りが映っていれば、モンスターパニックにありがちな事をやり切れていた感じがするので、ちょっと残念。
オススメ度(10段階)……★★★
(ピラニアなんて身が少なく固い魚では自給率はあがらない)
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コメント
そこまで言われるとすごく見たくなってますけど私♪笑
B級(もしくはそれより下)の作品を見慣れてる人と一緒にポップコーン片手にツッコミながら観たらすごく面白そう!!
>愛可さん
コメントありがとうございます。
変な笑いにはつながるんですが、ちょっと
テンポが悪いかも。多分、テロリストたちは
いらなかったと思います。