【マッドマックス2】

前作よりさらに数年後、石油危機を迎え荒廃した世界。

凶悪な暴走族と戦いながら荒野の中で生活を続ける一団に救われたマックスは用心棒として彼らに協力する。

allcinema ONLINEより。

前作の直後、世界大戦が起こり、文明が崩壊。その上、戦争の過程で中東の油田が破壊されたことで、石油の奪い合いまで始まります。

前作では舗装された道路があり、まだ現代的な光景でしたが、ほんの数年で完全に荒野に変貌。道とか見当たりません。

復讐を終えたマックスは偏屈になり、暴走族を襲ってはガソリンを奪い取り、旅を続けるという生活を送っている様子。

そんなマックスからガソリンを奪おうとしたジャイロ・キャプテンを返り討ちにして、暴走族に襲われている石油精製所の情報を得て、様子を見に行くことに。

精製所は【13日の金曜日】のジェイソンのような姿をしたヒューマンガス率いる暴走族の襲撃をなんとかしのいでいるものの、逆に自分たちも外に出ていけない状況らしい。

ヒューマンガスの一団が人質を盾に最後通告をしに来るんですが、野生児フェラル・キッドが投げた鋼鉄製のブーメランで、金髪ロン毛のゴールデン・ユースが死亡。

このゴールデン・ユースは、ヒューマンガスの片腕ウェズの愛人だったため、大興奮。ヒューマンガスによってアームロックで落とされるという扱いを受けます。

このウェズ、いかにも

【北斗の拳】に出てきそうな悪党

なんですが、この作品以降の『革鎧を身につけたモヒカン頭の凶悪なバイク乗り』の造形に多大過ぎるほどの影響を与えているキャラクター。

個人的な事を言えば、過去に見た映画史上、手下のくせに印象に残っている悪党のナンバー1となっています。

楽園を目指す精製所のリーダーのパッパガーロは、マックスに石油を運ぶためのトレーラーの入手を依頼。マックスはトレーラーの調達に成功し、パッパガーロに引き渡すと精製所を後にすることにします。

しかし、ほどなく暴走族に襲われ、結局は精製所の人々の脱出を手伝うことに。

マックスってなんだかんだ言って、不幸体質な気がします。

その後、トレーラーを運転するマックスとそれを守るパッパガーロたち対ヒューマンガスたちの追撃戦が始まるんですが、そこからが本当に面白い。

ぶっちゃけた事を言ってしまえば、昨今の作品のような激しい銃撃戦とか、1対1の格闘戦とかなく、本当にすごく地味。

にもかかわらず、何故か惹き寄せられる感じです。全然、そんなセリフ言ってもないのに、「ヒャッハーッ!」とか聞こえてきそう。

アクション映画好きなら、一生に一度は観ておくべき映画でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★★
(通常のDVDだと吹き替えがないのと、デフォルトが何故か字幕なしというのが難点。)

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