【黒執事】

女性だということを秘密にしている幻蜂家当主の幻蜂清玄伯爵(剛力彩芽)と執事のセバスチャン(水嶋ヒロ)は、絶対的な主従関係にあった。一方、二人は世界統一を目標にする女王の諜報(ちょうほう)員「女王の番犬」という役割も担っていた。ある日、女王から連続殺人事件を解決せよという命が下る。また、並行して少女たちが街から消えるという出来事も起こる。セバスチャンは、二つの事件に結び付く手掛かりを発見するが……。

シネマトゥデイより。

枢やなの女性向けコミックが原作の作品。女性向けではありますが、少女漫画ではなく、少年漫画です。

アニメや舞台にもなり、そのゴシックな雰囲気と耽美な世界、カオスな言動が人気なわけですが、本作では色々なものが取り払われています。

原作では19世紀のイギリスを舞台に、幼い領主シエル・ファントムハイヴと、悪魔で執事のセバスチャン・ミカエリスが女王の番犬として動きながら、過去の因縁と向かい合っていくというストーリー。

それが本作では原作から約130年後の世界で、世界は西と東に別れ、ファントムハイヴ家は東のアジア地域に渡り、幻蜂家を名乗り、西の女王の『女王の番犬』として活動しているという設定。

このご時世、海外ロケとか難しいのはわかるので、舞台が手近になるのは仕方がないとしても、ちょっとこれは厳しいんじゃないかと。

映像的にはゴシックな雰囲気を出そうと頑張っていると思いますが、【黒執事】というよりは、

ダークな【メイちゃんの執事】

です。

執事のセバスチャン役が水嶋ヒロな上、清玄の後見人である華恵の執事も【メイちゃんの執事】で執事を演じていた丸山智己だし。

完全に原作を無視した【花のあすか組!】と実写映画【花のあすか組!】くらいの違いがあると言っていいんじゃないでしょうか。

ある意味スタイリッシュなアクションシーンは、執事とメイドのアクションがほとんど一緒という印象を受けた以外は、なかなか見どころだと思います。

ラストバトルはお互いにとどめ刺さな過ぎるとは思いましたが。ちょっと、その辺りがダルい印象を受けるかもしれません。

全体的に一つの作品としてはアリな反面、【黒執事】である必要が一切感じられない作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(さすがにこの作品に関しては、事務所は剛力を推し過ぎ)

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