【キングスマン】

ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。

ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。

そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。

シネマトゥデイより。

高級なスーツに身を包んだ紳士たちによるアクション系スパイ作品。

たちとは書いてますが、作品中で戦うのは、コリン・ファース演じるハリーと、ハリーの教育を受けたエグジー、ランスロットというキングスマンだけなんですけどね。

名前から推測できる通り、キングスマンは円卓の騎士をモチーフにしていて、騎士名がコードネームになっていて、サポートとしてマーリンで構成されています。

円卓の騎士をモチーフにしているので、てっきりイギリスの極秘のスパイ組織なのかと思ったら、どの国にも属さない組織でした。

にも関わらず、まるでアベンジャーズみたいに地下に巨大な基地や乗り物、SFばりの武器や装備を備えています。

ちなみに敵のボスで人類を間引こうとしているヴァレンタインは、アベンジャーズでは世界を守る側の司令官フューリーだったサミュエル・L・ジャクソンだったりします。

そんなキングスマンのランスロットは序盤で単身アーノルド教授を救出に行って、キングスマンの強さとかっこ良さを見せつけておいてやられるというかませ犬。

というか、ランスロットを殺した敵役の女殺し屋ガゼルが強過ぎるだけかもしれません。

両足が金属の義足にも関わらず、音もたてずに忍び寄るし、その脚でなんでもスパスパ斬っちゃうし。

まあ、ランスロットが殺されたおかげで補充のためにキングスマンたちが推薦した人物が、新たなランスロットとなるために11人の若者が選考を受けるというのが前半。

そこからもわかる通り、

ストーリーとしての主人公はハリーではなく、エグジー

です。ジャケットや見どころ考えると、ハリーが主役にしか見えませんけど。

後半は見どころとなる罠にはめられたハリーによる大虐殺の後、エグジー、ロキシー、マーリンがヴァレンタインの企みを阻止しにいくという流れ。

ただ、戦力差が激しい上、役割分担の都合上、基地に突入するのはエグジーのみ。

そのせいなのか、解決策がもはやコメディ以外の何物でもありません。あんまり笑えないと思いますけど。個人的には園子温の【地獄でなぜ悪い】を彷彿とさせるくらい悪乗りし過ぎという印象。

派手なので記憶には残る演出ではありますけどね。

全体的にはスタイリッシュなアクションと、本来なら師弟を描いたスパイものなんでしょう。

ただ、ハリーがエグジーの面倒をみる理由が、エグジーの父親がハリーや仲間を救った恩返しなんですが、成長したエグジーは元々頭も良ければ、身体能力も高い。

父親が殉死したのに母親が援助を断ったため、生活環境が悪く、素行不良に陥ったという状況。

そのため、ハリーがスパイテクニックを教えるという展開ではなく、キングスマンになるためのコネになっただけ。

この辺がハリーがエグジーの才能を見出して開花させたとかだったら、もうちょっと感動できたと思うんですけどね。

そういう意味では好みがわかれるかも。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(映像としては見どころが多いけど、話や展開のご都合主義やとってつけた感が引っかかる。)

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