【キル・ビル Vol.1】


ひとりの女が長い昏睡状態から奇跡的に目覚める。女の名は“ザ・ブライド”。かつて、世界中を震撼させた暗殺集団の中にあって最強と謳われたエージェント。5年前、彼女は自分の結婚式の真っ只中に、かつてのボス“ビル”の襲撃に遭い、愛する夫とお腹の子どもを殺された上、自らも撃たれて死の淵をさまよった。いま、目覚めた彼女の頭の中はビルに対する激しい怒りに満たされていた。復讐の鬼と化したザ・ブライドは、自分の幸せを奪った者すべてを血祭りに上げるため、たったひとりで闘いの旅へと向かうのだった…。

allcinema ONLINEより。

バイオレンス・アクション好きなら知らない者はいない作品。映画自体を知らなくても、セリフや音楽の聞き覚えがある人も少なくないはず。

なにしろ、「テーテッテ」って口で言うだけで、わかる音楽ってそうそうないです。

ストーリーはユマ・サーマン演じる元殺し屋の女が結婚式で、かつての仲間に新郎や親族たちを皆殺しにされ、自身も撃たれ、こん睡状態に陥った彼女が復讐を開始するというもの。

本当にそれ以上でもそれ以下でもなく、徹底的にわかりやすい復讐劇なんですが、復讐すべき5人の元仲間のうち、この作品で戦うのは2人だけ。

結婚式をぶち壊された『ブライド』とは逆に、『ブライド』こん睡後、医者と結婚して、子供も産み、幸せな生活を送っている『コッパーヘッド』ことヴァニータ・グリーン。

どうしても、『ブライド』が望んで奪われたものを持っているヴァニータと対比してしまいます。

その戦いの中、帰宅した子供の前では休戦するふたりに、殺し屋たちも幸せな日常を求めているんだと思わされます。

もうひとりの相手は、ルーシー・リュー演じるオーレン石井。かつては『コットンマウス』と呼ばれ、いまではヤクザの親分になっています。

特に

「やっちまいなぁ」

のセリフは有名で、1作目のボス的ポジションを担っています。

また、配下に栗山千明演じるGOGO夕張やクレイジー88がいるんですが、この端役みたいな集団も実はベテラン揃い。

北村一輝や田中要次が顔も出ないのに戦ってます。実は大柄なのがタランティーノだったりします。

本作のバトルシーンは全般的にアニメやゲームのようで、『○○無双』っぽい。特にGOGO夕張やクレイジー88との戦いは、ド派手な上に腕や脚が斬り飛ばされるので、本当にゲームっぽい。

この映画のもうひとつの特徴が、オマージュだらけというもの。要求したら使用料を支払われた【修羅雪姫】をはじめ、登場人物のネタがあちこちに散りばめられています。

その辺の悪ノリを含め、タランティーノ作品らしい。よく言えば天才、悪く言えばカオス。まるで観ている側の懐の深さを試されているような気になります。

もっともビックリするのは、続編の【キル・ビル Vol.2】がストーリーはつながっているのに、まるで別の作品ということなんですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(天才肌な作品って、受け付けないときは受け付けないんですよね)

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