【HK 変態仮面】

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紅游高校に通い拳法部に所属している色丞狂介(鈴木亮平)は、同じクラスに転校してきた姫野愛子(清水富美加)に、一瞬にして心を奪われてしまう。ある日、姫野が銀行強盗事件に巻き込まれてしまい、人質となってしまう。彼女を助けるために覆面をかぶって強盗に挑もうとするも、何とかぶったものは女性用のパンティーだった。ところがその瞬間、これまでに感じたことのない感覚が体中をよぎり……。

シネマトゥデイより。

懐かしいというべきなのか、なんでいまさらというべきなのか、20年前のギャグ漫画が原作のアクションコメディ。

刑事だった父親の熱血と正義感、SMの女王様の母親の変態さを受け継いだ高校生がパンティを被って、悪を裁くストーリー。

ギャグ漫画が原作なので、色々とおかしい。

愛子が人質になってしまい、助けに入った狂介はマスクと間違えて、パンティを被るという時点で気づくだろという話なんですが、全然気になりません。

パンティを被ると父親と母親の特性のおかげで、通常30%しか使われていない人間の能力を100%発揮出来るというのも、不思議とそういうものとツッコミを入れる気になりません。

網タイツをどこから用意したのかとか、履いている下着を伸ばして肩にかけてパワーアップとか切れるだろというのも気にならない。ちなみに作品中では普通のパンツですが、リアルな話、わざわざ特注で作った伸びるパンツらしいです。

そんな変態な恰好をした奴が、弾丸避けるは、弾丸掴むはするんだから侮れません。行動だけとれば、ちょっとしたヒーローです。

でも、相手を倒す方法は盛り上がった股間を相手の顔面に押し付けたりとか、SMのような縄縛りとかの変態プレイというのがいかにもギャグ漫画。

もっとも、絶対に叶わない能力を持った変態がにじり寄ってくるというのは、当事者にとってはたまらない恐怖に違いありません。

やられたらやられたで、Mなので気持ちいいので問題ないとか無敵です。正論でツッコまれて困惑したりとか、ちょっと可愛いし。

ただし、単純な話、潜在能力を発揮して約3倍の強さを発揮しているだけなので、それ以上の実力の持ち主だと苦戦するというのも面白い。

他にもパンティの持ち主によって能力が増減するとか、結構原作を余すところなく、昇華しているところに愛を感じます。

ここまであまりにもとんでもないコメディにもかかわらず、なんか納得してしまうし、否定する気にもなれないのですが、ヒロインの

『変態仮面かっこいい』

という考えだけは、頭おかしいと思います。おまえは視聴者の共感ポジションじゃないのかよと。

ぶっちゃけ、主要な登場人物でまともな人間が誰一人いないし、そのとんでもない人物たちを名の知れた俳優たちが演じているというが凄い。

母親役の片瀬那奈は岡本夏生みたいだし、刺客として登場する佐藤二朗とか、なにやってんだってレベルです。

もっとも、主役の変態仮面を演じた鈴木亮平自体、こんな仕事しなくてもいいレベルの俳優なんですけどね。ドラマ【メイちゃんの執事】で鈴木のお嬢様を演じた吉田里琴が観たら、ビックリするに違いありません。

どうでもいいことですが、変態仮面の間はコスチューム以外身に着けてないように見えるんですが、清水富美加の前でポロリとかありそうで怖いです。

それ以前に確実に街中でロケしてるんですが、これって大丈夫なのかと疑問でたまらないシーンが続出です。

言動も状況もメチャクチャなのに、何故かかっこいいと思えてしまう不思議な作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(下品なのが嫌いでなければ、突き抜けているのですごく面白い。ただし、これは3Dにしちゃいけない)

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