自分の娘を傷つけた石原という高校生に復讐(ふくしゅう)するため、包丁を持って学校に乗り込んだおっさん(堤真一)がいた。
しかし高校を間違え、そこで出会ったスンシン(岡田准一)に一発でのされて気絶してしまうが……。
シネマトゥデイより。
娘を文字通りボコボコにした高校生に復讐するため、自分をのした高校生のスンシンに鍛え上げてもらうというちょっと
奇をてらった感のある
展開の作品。
確かに元がダメ親父なので、強ければ年下に鍛えてもらうのもアリだとは思うんですが、やや違和感。
もっとも、【SP】での洗練された姿での共演を知っているための違和感でもあるので、【SP】を見ていない、知らない人たちは気にならないかもしれません。
ちなみにダメ親父と表現しましたが、多分世間の父親は、おっさんと同じ状況に置かれたら、やっぱり同じような対応しか出来ないと思います。
それどころか、包丁持って学校に乗り込むなんて、きっと無理でしょう。
ストーリー自体は、前述の通り、おっさんが鍛えられるだけなんですが、スンシン以外の高校生が娘との関係をフォローしてくれます。
現実的には優しいということになるんでしょうが、映画として観ると、おっさんとスンシンのシーンのほとんどが特訓+スンシンによる言葉責めという羽目に。
観終わってみれば、お父さん頑張った的な感動的な青春ものに仕上がっているんですが、観ている経過はイマイチという印象を受けました。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(なんとなく、原作者か、脚本家か、監督が日本を嫌いか、韓国人のような印象を受ける作品)
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