デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。
アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきた元刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、再び事件解決に乗り出す。
シネマトゥデイより。
ビル、空港、ニューヨークと続いてきたマクレーンの大暴れする舞台もとうとう全米レベルになりました。記憶に残ってなかったんですが、マギー・Qとか出てたんですね。
しかも、今度の相手はサイバーテロ。マクレーンの相手としてはかなり異質です。
今回はワシントンまでハッカーの青年ファレルを護送するだけのはずが、謎の集団に襲われ、巻き込まれるという【16ブロック】をセルフパロしたような話。
妻とはとうとう離婚した上、前作では警部補だったのに、刑事に降格されているマクレーンには泣きっ面に蜂。
ファレルは、サイバーテロだとは知らずに協力してしまったため、テロリストたちに消されようとしており、他のハッカーたちは全員殺されてしまったらしい。
複数のハッカーを雇って作ったプログラムなので、ひとりぐらい生きていたところでそれほど問題じゃない気がしますが、テロリストはやっきになって追いかけてきます。
追いかけられる中、自分のしてしまったことの重大さに気づき、マクレーンに協力するように。その過程でテロリストたちのプログラムを書き換えるんですが、テロリストのリーダーは凄腕のはずなのに自分で直せないという不思議。
ラップトップパソコン1台で国の管理システムを崩壊させた人間が、ハッカー青年以下というのはどうなのかと。ファレルもラップトップ1台で、国の管理システムを破壊出来そうです。
その辺り、アナログ人間のマクレーンにはまったくわからず、
ハッカー同志の会話に完全に置いてけぼりにされる
シーンはちょっとかわいい。
今回、爆発の規模は大きいものの、緊迫感がそれほどでもないんですが、その他で緊張感が凄いシーンが。
トンネル内で車が吹っ飛んでくるシーンと、クライマックスのF-35戦闘機とトレーラーのやりとりは本当にドキドキさせられます。
また、小ネタですが、序盤でのマクレーンの娘ルーシーとの「ジョン」「その呼び方はやめろ」という流れは、【アルマゲドン】のセルフパロだったりします。
アクション映画としては、安定して楽しめる良い作品。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(この作品だけ、ディスクによっては劇場用吹替の野沢那智バージョンが選択できます)
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コメント
『ダイ・ハード』じゃなくてもいいんじゃない?‥って
ノリの一刑事の物語ですよね‥
最初の頃より、アクション面がかなりCG頼りになってるのは残念です
(ρ_;)
>こうじぃ.さん
コメントありがとうございます。
【ダイ・ハード3】は元々別作品の脚本ですしね。
ただ、観に行きやすさを考えると、
【ダイ・ハード】じゃないと観なさそうです。
CGはしょうがないんでしょうね。個人的には
【ダイ・ハード3】のハイド・パーク激走とか
どうやって撮ったのか気になってます。
向こうは撮影許可降りるのかと驚きました。
ダイハ―――――――ド!!!
実は・・・今だにまともに観たことがないのです;
確か最近続きが製作されることが分かったようで、ブルースじゃなく他の方がやるみたいです☆
ブルースもいい加減体がきついのでしょう(笑
>♥m i w a♥Love Movie♥さん
コメントありがとうございます。
観るものに迷ったり、テレビで観るには良い
映画です。ずっと緊張しないし。
ちなみに次回作もブルース主演で、今度は
モスクワで息子と再会。息子役は
ジェイ・コートニーです。