クリスマス・イヴの晩。ロスの空中にそびえ立つ完成間際の超高層ビルが、13人のテロリストに占拠された。
30階で開かれていたパーティーに、たまたま立ち寄って事件に巻き込まれたニューヨークの刑事マックレーン。
彼は、目的達成のためには手段を選ばぬ残虐・非情なテロリストたちを相手に、孤立無援の戦いを挑むが……。
eiga.comより。
本来の意味で破天荒な男『ジョン・マクレーン』のデビュー作。普通の刑事ヒーローものとは一味違います。
ブルース・ウィリスっていまでこそ肉体派のアウトローなイメージがありますが、この作品では本当にヘタレ。
状況が悪くなっては、
ヒーローなのにボヤいてる
姿はヘタレ萌えしそうな勢いです。
アクション映画として観ても、何度観ても飽きない良作。さすがにまだ1作目ということもあり、制作費がいまほどなく、映像の使い回し等もありますが、それでも展開するスピードも適度で観やすいです。
ただ、別居中の妻が人質となって、自分が銃でテロリストと撃ち合うようなクリスマスの過ごし方は本当にしたくありません。まあ、そもそもクリスマスの寒空の中、タンクトップというのが頭おかしいです。
ところで、話は全然変わるんですが、テロリストのリーダー『ハンス』ってハリー・ポッターのスネイプ先生役のアラン・リックマンだったんですね。久々に観てビックリしました。しかも、映画デビュー作だったとは。
よく女性向け同人誌でスネイプ先生がヘタレ受けだったりしますが、この頃から既に悪役っぽいのにヘタレな感じだったんですね。
あれ? そうするとこの映画、ヘタレ対ヘタレだったんですね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(まあ、これがまだマクレーンの不幸の序の口なんですけどね)
- 《関連リンク》
- クリスマスにおすすめのアクション映画
- おすすめアクション映画
- 映画|エンタカフェ
- エンタカフェ
コメント
いま、かなりへたれた体にむち打ってラジオ出演を続ける永六輔は、公開当時、ラストでキャスターがヒロインにパンチ食らうことを、番組でしゃべってしまいました。永六輔は素晴らしい作詞家ですが、映画紹介は娘さん(永千絵)にまかして欲しいものです。
>なすびさん
コメントありがとうございます。
ネタバレは難しいところですよね。
作品の肝だけダメだと思ってる人もいれば、
展開自体ダメな人もいるし。
『王様のブランチ』とか、ラスト直前まで
レビューされてしまうので、映画情報
観たくても、なかなか観れません。
本当にライン引きは難しいです。