【デス・レース3 インフェルノ】

ターミナル島処刑所から世界中にライブ中継される「デス・レース」で全身に大やけどを負ったカール・ルーカスはその治療と引き換えに伝説のドライバー、フランケンシュタインを名乗ることとなった。

今、彼は4勝目をあげ、あと1勝すれば彼と彼のクルーは自由の身になれる…。しかし「デス・レース」の主催者であるウェイランドは、レースの舞台は一転、灼熱の砂漠へ。果たしてルーカスたちは自由を手にすることができるのか。

公式より。

話が似通っているので順番がややこしいですが、時間軸としては【デス・レース2】と【デス・レース】の間のはず。

おかげでちゃんと理解しやすく観るためには、【デス・レース2】、【デス・レース3 インフェルノ】、【デス・レース】の順に観ないとこんがらがるかも。

本来の順番で観ても、それはそれでニヤリとするようなシーンが楽しめますけどね。特に登場人物を覚えておけば、【デス・レース】の登場人物の過去や、【デス・レース2】の登場人物の未来がわかるので面白いです。

また、今回はレーサーが比較的クローズアップされるんですが、なかなかのイロモノ揃い。それこそ

レース史上に残りそうなバカ

が数人います。

スタート前にフライングして失格になる奴や、車が大破して逃げ回って死ぬイケメンとか。このレース映画、挑発すると死亡フラグが立つというか、大抵自滅しますしね。

特に今回は砂漠を走っているんですが、時折地元民のいるところを走るため、何が起こるかわかりません。

しかも、吹替え版ではこのレーサーたちのことを解説兼実況しているのが、知る人ぞ知る若本規夫。なんかもう「ブルァァァ!」とか謎の雄叫び上げそうです。

序盤で『フランケン』の正体がチームの仲間にバレ、結束が崩れたり、主催者側もボスがあまりにも嫌な奴過ぎて、全然一枚岩じゃないんですけどね。

そういった人間関係も見どころになっていますが、本作は本当に伏線が多く、あれ伏線だったのかと思わされるちょっとしたシーンが散りばめられてます。

ひとつ見逃すと致命的という感じではなく、積み重ねて積み重ねて、最後に明かされる真実という感じで驚きました。明かされるまで全然疑いもしなかったのもあったし。

2作目が焼き直しみたいだったので期待していませんでしたが、ビデオスルーとは思えない作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(ややおかしな部分があるのはご愛嬌。)

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