【超高速参勤交代】

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8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の小藩・湯長谷藩は幕府から突然、通常でも8日かかり、さらに莫大(ばくだい)な費用を要する参勤交代をわずか5日で行うよう命じられる。

それは藩にある金山を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略で、弱小貧乏藩には無茶苦茶な話だった。

藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は困惑しつつも、知恵を絞って参勤交代を完遂させようと作戦を練る。

シネマトゥデイより。

佐々木蔵之介演じる現在の福島にあった湯長谷藩の藩主である内藤政醇は、参勤交代から帰ったばかりにもかかわらず、5日で再度参勤交代せよとの命が下る。

通常、参勤交代は最低でも1年は間隔が開くはずだし、湯長谷藩から江戸までは8日はかかる行程です。

隠密によって湯長谷の金山から金が出たことを知った老中の松平信祝が、金山を奪うために湯長谷藩をお取り潰しにしようと企んでのことである。

参勤から帰ってきたばかりな上、4年前の飢饉から立ち直り始めたばかりで民衆からは徴収出来ない。もっとも、徴収するにも5日以内に江戸に行かなければならないので、その時間すらないですが。

藩の知恵袋である相馬兼嗣の案と、隠密の話を聞いて自分を売り込みに来た段蔵のおかげで目途が立ち、たった8人での参勤交代が始まります。

どういう方法で切り抜けるかが肝なので、あえて省きますが、意外と突拍子のない方法ではない割に、個性的な登場人物のおかげで面白い。

最近は三谷幸喜と仲違いしたせいか、コメディよりもちょっと悪い役が多かった西村雅彦も、知恵袋の相馬として、久々にコメディ側の演技を見せてくれてます。

なんでもかんでも、知恵をと無茶振りされる扱いは最高でした。

段蔵に伊原剛志、藩士たちに寺脇康文、上地雄輔、Hey! Say! JUMPの知念侑李、柄本時生、六角精児となかなか面白いメンバー。

柄本時生とか、柄本明の息子とはいえ、以前は気持ち悪い役が多かった気がしますが、すっかり外見以外は実力派になっている気がします。

個人的にはどうでもいいことですが、Hey! Say! JUMPの知念侑李のファンな人は、吊り橋でちょっとしたセクシーシーンが見られますよ。

ただ、中盤はそういうふざけた感じのシーンが続きますが、いよいよ5日目となるとどちらも必死で、まるで【走れメロス】のようです。戻るんじゃなくって、向かってるんですけどね。

展開もシリアスになり、佐々木蔵之介の殺陣シーンとか本当にかっこいいし、参勤交代中に限らず、民衆のことを考えてるシーンは男でも惚れそうです。

飯盛り女だったところを政醇に連れ出されるお咲を演じる深田恭子は、思ったよりも出番が少なくて残念。

同じセリフをもう一度別のシーンで使う

パターンの演出が何度かあり、それらが全部見どころというのも面白い演出だと思います。1回目と2回目でまるで同じセリフなのに、言う人や、状況が違うことでまったく印象が違ってくるのが面白い。

時代劇好きじゃなくても楽しめるので、ぜひ観ていただきたい作品です。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(5日しかないのに、出発する1日目は準備で終わるので、実質4日)

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