3人のエンジェル、ナタリー、ディラン、アレックスにある日、新たな指令が下る。今回のミッションは、テロリスト集団によってアジア大陸の奥深く、モンゴルとシベリアの国境に拉致された米警察機構要人の救出。エンジェルたちは、早速いつものように得意の変装でテロリストのアジトに潜入。そして彼女たちは武術などを華麗に駆使し、鮮やかに作戦を遂げる。だが、テロリストの真の目的は連邦証人保護プログラムで匿う対組織犯罪の最重要証人リスト。そして、要人レイは、リストにアクセスするための重要アイテムである肝心の“指輪”を奪われてしまっていた…。
シネマトゥデイより。
一度囚われの身となったアメリカの要人がはめていた指輪の奪還がメインのストーリー。
ただ、そこに過去にエンジェルだった女や、前作の『ヤセ男』、ディランの過去が絡み合ってきて、複雑になっていくという展開です。
オープニングはモンゴルの山奥から始まるんですが、荷物が開いて、尻から現われるアレックスことルーシー・リューとか、オシャレかと突っ込みたくなる恰好で現われ、何故か歓迎されながらロデオマシーンで楽しむナタリーことキャメロン・ディアスとかなんなんだって感じです。
相変わらず重力無視した【マトリックス】な動きだし。
逃亡中にどういう立地かわかるんですが、どう考えてもナタリーの恰好をおかしいと思わない兵士たちはアホとしか思えません。
その後、3人の紹介シーンに入るんですが、ルーシー・リューが頑張り過ぎです。当時35歳位なんですが、レオタード姿で新体操してます。
さすがに年齢考えようよと思ってしまいました。
まあ、さらにその後にある懐かしのMCハマーのダンスを踊ったり、ポールダンスとかする3人はセクシーなんですけどね。
特に
キャメロン・ディアス演じるナタリーはエロい
と言っていいくらいセクシーです。
ディランの過去が迫ってくる中、アレックスは彼氏の説明が悪かったせいでエロい仕事をしていると親に勘違いされたり、ナタリーは彼と引越して同居したりと、プライベートが平和そう。
デミ・ムーア演じるエンジェルだったマディソンは、3人にとって憧れの存在だったようですが、対峙することに。
また、ビックリすることに前作から引き続き登場した『ヤセ男』ですが、どうやらディランというか、ディランの髪の毛にご執心らしく、チャーリー側を助けてくれたりも。
もっと驚きなのが、この『ヤセ男』の俳優って、【バック・トゥ・ザ・フューチャー】でマイケル演じるマーティーの父親ジョージ役だった人なんですね。
新しいチャーリーとのつなぎ役の黒人が見覚えあるなあと思ったら、先日観た【バッドサンタ】で悪い警備主任を演じてました。
ついでに書くと、オープニングで助けられてる要人は、髪の毛あるけどブルース・ウィリスだったりします。顔を合わすシーンがないとはいえ、マディソン役のデミ・ムーアと離婚して、2年くらいでの共演でした。
それぞれが『チャーリーズエンジェル』で続けていくかという潜在した問題も描いているため、やっと居場所を見つけたディランの心の葛藤がなかなか面白いと思います。
前作よりもコメディ色が強いので、バトルアクション好きには物足りないかもしれませんが、男女で見るアクション映画としてはおすすめ出来る作品。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(ラジー賞を受賞していても、面白いといえば、面白い)
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