なんか、テレビで【ラッキーナンバー7】の予告を観ていたら、無性にルーシー・リューが見たくなり、借りてみました。さすがに【アリー・マイラブ】や【キル・ビル】は何度も観てるので。
おおざっぱなストーリーは、大富豪に集められた3人の個性的な女性たちエンジェル隊が犯罪に立ち向かうという話。映画版だけ観たのがいけないのか、設定がよくわかりませんでした。テレビ版(キャストとか全然違う)を観ていたらわかるんですかね?
まず、様々な乗り物を運転できるダンス好きなナタリー、格闘が得意なアレックス、母親に先立たれ、父親の顔も知らない元ヤンのディラン。ちなみに得意なモノ以外も基本的には並外れた能力を持ってます。オープニングで3人の能力の高さや個性が流れるんですが、そんな統一感のない3人が、どうやってタイトルにもなっているチャーリーの部下になったのかが謎。しかも、チャーリーは謎の人物で、3人をはじめ、誰も顔を知らないんですが、異常なまでの慕い振り。いったいどんな出会いなんだか?ただ、そういった設定部分を気にしなければ、話のテンポは速いので、アクション映画としては結構楽しめます。
今回はIT企業の社長がソフトと一緒に誘拐されて、その奪還がミッションなんですが、誘拐犯の男(強い感はないんですが、しぶとい。よくあるホラーの不死身の怪人みたいなタフさではなく、夜中の蚊とか、見えないところに隠れたゴキブリみたいなうっとおしさ)と黒幕のパートナーが無駄に強いため、人離れしたエンジェルたちも能力を発揮して、【MATRIX】の救世主ばりの格闘シーンを見せてくれます。
また、そんなミュータントじみた彼女たちも男運がかなりないらしく、男関係ではあまりいい思いは出来ないらしく、長持ちはしないようです。まあ、投げたマフィンが壁にめり込むような彼女はいくらアメリカ人がおおざっぱだと言われていても、そりゃそうだと思います。デートしててもチャーリーに呼び出されると、反論の余地なく出てっちゃうし。
洋画のレディアクションにありがちなセクシーシーンもほとんどないので、昼ごはんの後とか、夜中にまったりしながら観ると、面白いと思います。ストーリー的にもどんでん返しがあったりして、へえって思うし。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(普通に面白いけど、設定が?でおいてけぼりな気分)
↑予告編
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