荒廃した近未来都市・エイトシティー、ヤミ金の取立て屋に追われる横峯誠(横山裕)が襲われようとしていたとき、初老の男に救われる。後日、男を訪ねた横峯はさまざまな境遇の6人の青年を紹介され、テロリスト「ダーククルセイド」に牛耳られた町を守るヒーローとして戦わないかと誘われる。やがて真のヒーローであるキャプテンシルバー(舘ひろし)との出会いが、7人の青年たちの運命を変化させていく。
シネマトゥデイより。
関ジャニ∞(エイト)が主演の特撮コメディ。元々、サイトの企画やコンサートとかでやってたものを映画として構成し直したものですが、パラレルと思ってください。
どうでもいいけど、関ジャニ∞(エイト)だから、エイトレンジャーなんでしょうけど、内くんいなくなってるからメンバー7人なんですよね。
だから、エイトレンジャーなのに7人しかいないという関ジャニ∞(エイト)をよく知らない人には意味不明なメンバー構成。人によってはシルバーを数に入れちゃうんじゃないの? とか心配になります。
ストーリーとしては、ろくでもない人生を送ってきた7人がスカウトされて、金のためにヒーローになるというもの。
ただ、世界観が現代の日本とはまるで違って、超高齢化社会のせいで頭のいい子供と、金持ちの息子は優遇され、その他はスラムのような貧困社会で生きているような状態。
単なるなりきりヒーローコメディなのかと思ったら、実はスーツは本物で、任務のためなら能力を発揮するというのが面白い。よくある凄いスーツを手に入れた素人がというのではなく、任務のためならという制約がいい。
本当にダメな人間たちなので、スーツがスーパースーツだったら、ヒーローではなく、ろくでもないことに使っていたに違いない。もしかしたら、そういうための保険なのかもしれないけど。
もっとも、アイドルコメディでもあるため、特撮戦隊もののようなまともな必殺技ではなく、くだらない能力も多い。極めつけは映画には出てこないグリーンの『まゆげが太くなる』能力。どこからともなく、犬も現われるらしい。
多分、西郷隆盛を尊敬しているためなんでしょうけど、鹿児島弁を喋るくせに鹿児島出身ではありません。しかも、演じている大倉忠義自身、撮影初日に追加された設定のため、何を言ってるのかわからないとのこと。
さすが、堤幸彦はやることが違います。
そう、監督は【トリック】や【SPEC】で知られる堤幸彦だったりします。おかげで画面の端々にまで注意を払わないと、小ネタを見逃すこともしばしば。
全然意味のない貼り紙にまで、ジョークが仕込まれてます。
また、関ジャニ∞(エイト)のメンバー以外も頑張っていて、ベッキーや、舘ひろしなんて、かなりいい味を出しています。
ネタバレになるので控えますが、真の黒幕として、あの人までコスプレじみた格好で登場してくれます。
どうせなら、内くんネタを仕込んで欲しかったですけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(アイドルなのに、お尻の∞マークから火を噴いて飛ぶのが偉い)
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