月別アーカイブ: 2月 2020

【ブラック・クランズマン】


ブラック・クランズマン [Blu-ray]

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捜査のために電話で白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に応募する。

黒人であることを隠して差別発言をまくし立てた彼は、入会のための面接に進み、彼の代わりに白人の同僚刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライヴァー)が面接に向かう。

シネマトゥデイより。

いまだ黒人差別が根強く残るアメリカで、黒人が刑事として採用され、偶然から差別団体である白人至上主義団体KKKに潜入する作戦を進めるストーリー。

予告の段階から気になっていたんですが、てっきり【ビバリーヒルズ・コップ】みたいに口先だけでなんとかするコメディなのかと思ってました。

ただ、その時点で外見が黒人なんだから口先だけでどうするにもならないはずだよなという疑問が。

実際に見てみたら、思った以上に真面目な話。

これくらい真面目だと事実を基にと言われても納得しますね。

黒人が権利を求めてブラック・パワーを掲げてる一方、それをよく思わない白人がアメリカファーストやホワイトパワーを提唱し、対立しています。

そんな中、情報課に配属された黒人初の刑事ストールワースは、新聞で見つけたKKKの募集に白人の振りをして応募。

黒人やユダヤ人への差別を熱弁したことでKKKの支部長に気に入られたストールワースはメンバーに会うことに。

ストールワースは潜入を望みますが、当然ながら黒人のストールワースに潜入できるわけがありません。

そのため、ストールワース、フリップ、もうひとり白人のおっさん刑事でチームを組み、ストールワースが電話担当、フリップが潜入担当の

ふたりでひとりの潜入計画

を進めることに。

一見なんとかなりそうな計画ですが、実はフリップもユダヤ系だし、バレたら白人だとしても危険な作戦です。

会うことになっているグループのリーダーは穏健派ですが、実際の実力者はフェリックスという男で、妻のコニーともどもかなりの差別主義者。

何かにつけて、フリップを疑ってくるので、なかなか厄介な人物。

そして、どんどん加熱していく黒人たちの活動と、白人たちの差別意識。

ストールワースは以前潜入しようとした講演会で知り合った黒人学生連合の代表であるパトリスと親密になり、正体を隠したまま危険を伝えようとします。

やがて、フェリックスはある計画を実行に移すことを知り、ストールワースたちが奔走するという展開。

何度もバレそうになり、やられるんじゃないかとハラハラするのがおもしろい。

どうせやられないんでしょと思うかもしれませんが、その状況からどうやって助かるのがが想像できないから結構ドキドキします。

また、ストールワースとKKKの支部長との電話のやりとりは、個人的にはかなり笑えました。

ラストのネタにも使われるくらいなので、作品としても自信がある部分なんでしょうね。

あと、厳しいなと思っていた上司が意外といい人なのも良かったですね。

ちなみにいまさらですが、この黒人刑事のストールワースを演じているジョン・デヴィッド・ワシントン。

名前からも察すると思いますが、デンゼル・ワシントンの長男です。

相棒であるフリップは、【スターウォーズ】でカイロ・レンを演じたアダム・ドライバーでした。

基本一緒に行動はしませんが、バディムービー好きでも楽しめる作品。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★

(刑事ものですが、アクションは薄いので、推理系好きにおすすめ。)

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ブラック・クランズマン [Blu-ray]

【あと1センチの恋】


あと1センチの恋 スペシャル・プライス [Blu-ray]

ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳のころからの友達同士。

自分たちの住むイギリスの田舎町を出て、アメリカのボストンの大学へ進学しようと約束し、二人とも合格。

ところがロージーは、クラスの人気者クレッグと軽い気持ちで関係を持ち、身ごもってしまう。

アレックスはボストンへ移り、ロージーは一人で子育てに奮闘するが……。

シネマトゥデイより。

こちらもバレンタインにおすすめと紹介されていた作品ですが、個人的にバレンタイン向きじゃないと判断したもの。

幼馴染みのロージーとアレックス。

ふたりは卒業パーティーに一緒にいく予定だったが、アレックスがベサニーに誘われていることを知り、ロージーは人気者のグレッグの誘いを受ける。

その上、アレックスが童貞を卒業したことで、ロージーもパーティーの夜にグレッグと寝てしまう。

しかし、そこでグレッグは人気者でありながら童貞で、コンドームの扱いもよくわかっておらず、病院に行くも避妊に失敗。

カトリック教徒のロージーは、ボストン大学で経営を学び、ホテルを経営するという夢を諦め、産まれた赤ん坊にケイティと名付け、育てることを決意する。

一方、アレックスはハーバード大学へと進み、成功していった、

順風満帆に見えるアレックスと、夢を諦め、ホテルの清掃係となっているロージー。

ふたりは人生を交差させながらも、それぞれの人生を送ることになるという展開。

最初がズレたせいで、

ボタンの掛け違いのようにずっとズレててモヤモヤする

んですよね。

よくある話で、同窓会で高校の頃好きだったんだよ的なことを言われて、その時言えよみたいな感じ。

ただ、それを踏まえてもロージーは一途だし、アレックスはなんだかんだで優柔不断過ぎ。

そのせいでリアルでもありそうな話にもかかわらず、なんとなく不快な気持ちになるような気がします。

結局、ラブストーリーなのにクライマックスまで良い思いをしているのはアレックスだけだし、ロージーの人生はケイティがいるものの、どう考えても灰色。

ハッピーエンドなんだとしても、その間の10年以上が灰色過ぎて、報われた感がない。

むしろ、幸せからドロップアウトしたアレックスが、純愛に気づいた体で財産を手に入れた幼馴染みに近づいたようにすら見えてしまいます。

本来なら誤解で失われた恋を取り戻すストーリーなんでしょうが、そう見えず残念に感じる作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(映画としては面白いと思いますが、見る人の恋愛観に左右されそう。)

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あと1センチの恋 スペシャル・プライス [Blu-ray]

【ピース オブ ケイク】


ピースオブケイク [ブルーレイ]

一人きりよりはいいという安易な理由で男性と付き合ってきた梅宮志乃(多部未華子)は、アルバイト仲間との浮気が発覚しDV体質の恋人からフラれ、バイト先から去ることに。

状況を変えるべく引っ越した先で出会った隣に住む人は、新しい職場の店長・菅原京志郎(綾野剛)だった。

京志郎に強く惹(ひ)かれる志乃だったが、彼には一緒に住んでいる恋人がいて……。

シネマトゥデイより。

バレンタインにおすすめの作品と紹介しているサイトがあったので視聴。

バレンタインに見たくなかった作品でした。

ジョージ朝倉のコミックが原作。

多部未華子演じる梅宮志乃は、男に求められると、気持ちいい方が勝って身体を許すタイプの女性。

ただ、ビッチとか、ヤリマンという表現は合わない気がします。

自分から求めるわけじゃなく、求められたから、まあいいかっていう感じ。

そんななので、支配欲の強いDV男とは相性が悪く、別れるはめになり、引越しをします。

引越し先の隣に住んでいた京志郎が面接にいったレンタルショップの店長というオチ。

京志郎に好意を抱くようになる志乃ですが、京志郎には同姓しているあかりという彼女がいます。

あかりはあかりでメンヘラとしか思えないような言動をしているっぽいんですが、京志郎に興味がないのかと思えば、ある光景を見てキレまくる面倒な性格。

綾野剛演じる雰囲気イケメンな京志郎も、一見優しいし、相手のことを思いやるタイプに見えますが、志乃には違う風にも見えている様子。

はじめは基本受け身な志乃が積極的にアタックし、あかりがある理由で姿を消してる間につきあい始めると、イチャイチャしまくります。

しかし、ネガティブで疑心暗鬼な性格の志乃は京志郎を疑い始め、ある隠し事がきっかけで大爆発。

京志郎のことがどう見えてたかをぶちまけるという行動に。

なんかいまの若い世代の恋愛観ってこんな感じがリアルかもなあっていう気がします。

実際にこうしてるというわけじゃなく、思考的なものとしてですが。

特に見てくれのいい男を連れて飲食店で見られてることへの優越感を感じるシーンとか、なんか生々しい。

エロい雰囲気の多部未華子を見てみたい人にはオススメですが、ヌードはセミヌードすらありません。

ブラ姿くらいです。

それにしても、タイトルのピース オブ ケイクっていわゆる朝飯前のように簡単だという意味なんですが、

どう考えても簡単と思える要素がありません。

相手に何かを伝えるのも、自分が変わるのも、相手との関係を維持するのも、幸せになるのも、何一つ簡単じゃないです。

原作を読んでいないので、原作のコミックを読めばわかるんですかね。

なんか芸能人の卵の日常を切り抜いただけのような作品。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(この映画を見た後、UQのCMで多部美香子を見ると変な気持ちになります)

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ピースオブケイク [ブルーレイ]

【ソウル・コンタクト】

幼いころ両親を亡くした少女”カティア”には「霊」と会話することができる特殊な能力が備わっていた。

霊たちの思いを成就させ、生計を立てていたカティアのもとに、ある日、姉である”ラリッサ”が訪ねてくる。

霊能力を信じていないラリッサはカティアがおかしくなってしまったのではと心配していたのだ。

しかし、とあることから二人は口論となり、ラリッサはカティアの家から出て行ってしまう。

だが家の中からは、出て行ったはずのラリッサの悲鳴が…。

気が付いたときラリッサは消え、とある館の風景がフラッシュバックのようにカティアの頭をよぎる。

刑事「アントン」に容疑者と疑われ追われることになるカティアだが、フラッシュバックで見えた光景を手掛かりに、消えた姉を探すため調査をはじめる。

しかしたどり着いた館にはラリッサではなく別の女性たちの遺体が…。

ラリッサは生きているのか?なぜ不思議なことがカティアの周りで起き続けるのか?

カティアは霊たちと共に姉の生死を確かめるため、再び館へと赴く…

GEOオンラインより。

誰かが良い作品と言っていた気がしたので、借りてみた作品。

結論から言うと、

難解な表現が続いて意味がわからない

作品でした。

ストーリー自体は、霊が見え、会話ができる女性カティアが、突然消えた姉を探すというもの。

オープニングは男が子供の前で自殺し、カティアがそれを覗いているシーンから始まり、これから何が起きるんだろうと期待をそそります。

ただ、そこからは大筋のストーリーはわかるものの、なにがどうなったのかや、演出が難解過ぎてよくわかりません。

カティアの双子の姉であるラリッサが訪れ、亡くなった両親のことで揉めた結果、家を出るんですが、その直後に家の中から悲鳴が。

何故か部屋が血の海で、ラリッサは壁に叩き続けられ、カティアが目を覚ました時には姿がなくなっていた。

警察に通報したものの、オオカミ少年よろしく、わけのわからないことを言ってる薬物中毒者かアル中扱い。

刑事が両親が亡くなっていることを知っていて、むしろ同情されるというオプション付きです。

ただ、そこから先は映像のつながりがよくわからなかったり、情報量が多過ぎて、なんだかよくわからないまま進行。

どうやらオープニングで覗いていた屋敷が関係しているっぽいんですが、色々と起こる割にラリッサは見つかりません。

そして、クライマックスに突然色々な事実が判明するんですが、解決したんだかしてないんだかわからないふんわりした感じで終わります。

その後、カティアと一緒に行動している3人の霊のうち、母親に会いたいと言っていた男が成仏するんですが、なんか突然ファンタジーな雰囲気に。

結局、自分が見ていたのはサスペンスなんだか、ホラーなんだか、ファンタジーなんだかよくわからなくなる作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★
(自分に合わないだけで、人によっては楽しめるかもしれない。)

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【KILLERS/キラーズ】


KILLERS/キラーズ(字幕版)

生活感をまったく感じさせない部屋に女を連れ込んでは殺害し、その様子を余すところなく撮影する野村(北村一輝)。

一方、ジャカルタで政治の腐敗や不正を人々に知らしめようと奮闘するフリージャーリストのバユ(オカ・アンタラ)は、動画サイトにアップされていた殺人映像を目にする。

目を覆いたくなるほどむごいものだが、目を向けずにはいられない美しさを誇る、その映像に魅了され、彼は殺人に手を染めるように。東京とジャカルタ、遠く離れた場所に暮らす彼らだったが、次第にその距離を近づけていく。

シネマトゥデイより。

親の遺産を引き継ぎ、日本で女性を撮影しながら殺す野村。

ジャカルタで権力者を追い掛けた結果、罠にはめられ、妻子と別居することになったジャーナリストのバユ。

妻子と別れて暮らすようになってから、怪しい動画サイトで殺人動画を見るのがしゅみになっていたバユ。

ある日、強盗に襲われ、抵抗した結果、強盗たちを殺したバユは、その動画をサイトにアップしてみた。

すると、メッセージが届き、相手の正体もわからないまま、ビデオチャットをするようになる。

バユを同類と思い、殺りくの世界に引きずりこもうと野村。

バユは、権力者の仲間を襲いにいきますが、相手のクズ振りに殺害。

調子に乗って権力者を殺そうとしますが、適当な計画なので、その場にいたのは権力者の息子。

権力者の息子はおいしい汁を吸っているとはいえ、実際に悪事は働いていない様子。

しかし、聞き覚えがある声だと気づかれ殺害します。

それによって罪悪感にさいなまれたバユは、妻とやり直そうと決心。

野村は野村で、女手ひとつで弟を育てる花屋の久恵に興味を持つ。

実は野村はシスコンで、実の姉に好意を抱いていたが、姉はすでに死んでいるという過去を持っています。

しかし、野村はサイコパスなので、いじめられている久恵の弟に対抗手段として、スタンガンを渡す始末。

当然、問題になり、怒り心頭で野村宅を訪れますが、ちょうど売春婦のみどりの撮影をしていたため、トラブルが起こります。

秘密がバレた野村は、ケリをつけるため、ジャカルタへという展開。

正直言って、

北村の狂った演技が最高

というだけの映画でした。

本当にそれ以上の感想は特にありません。

逆にインドネシアまでいく必要あったのかが疑問なくらいです。

制作総指揮が【ザ・レイド】の監督だったギャレス・エヴァンスだから、それでなんでしょうけど。

実際、ストーリーは意味がわからない部分が多いし、殺人動画も魅了されるような美しさなんてかけらもありません。

ひたすら野村の一見普通の人間のようだけど、思考ベクトルが明らかにおかしい言動を楽しむのが正解なんでしょう。

個人的にはみどりを拉致する際に職務質問を受けるシーンは面白かったですが。

劇場公開はR18だったのに、メディアはR15になっているようですが、どこか変わってるんですかね。

オススメ度(10段階)……★★★★
(アクション色強いかと思いましたが、それほどでもなかったです)

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