月別アーカイブ: 8月 2018

【ゲット・アウト】

ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。

歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。

翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。

古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。

シネマトゥデイより。

なかなか風刺の利いたホラーサスペンス。

黒人のクリスが白人の恋人ローズの家に招かれ、実家に挨拶に。この辺り、欧米って勝手に結婚するイメージですが、案外ちゃんとしてるんですね。

日本の方が昔はちゃんと挨拶してたけど、最近は挨拶すらまともにしない感じになってるようですが。

夫の親の面倒見ないのが当たり前、妻の親の面倒は見ろって家庭が増えてるらしく、ちょっとビビります。

そんなわけで挨拶にいくクリスでしたが、嫌悪される雰囲気ではなく、どちらかというと近所を挙げての歓待ムード。

ですが、安心というよりも、変な違和感を感じます。観ている方も違和感は感じるんですが、それがなんなのかはよくわかりません。

とにかく

何か気持ち悪い。

数少ない黒人を見つけたものの、やたら古いファッションで、フラッシュをたいて撮影をしたら鼻血を流して襲ってくる始末。

ジャケットの画像と序盤の展開で、ある登場人物がしてくるであろうことは想像つくんですが、その目的があんまりにもトンデモ思想なので意表をつかれました。

ただ、実際にクリスが真実に近づき、行動に移そうとするまでずっと不穏な空気が流れているだけなので、モヤモヤする人も少なくないと思います。

事態が動き始めたら一気なので面白いんですけどね。

もっとも、映画としては面白いんですが、人間不信になりそうです。

タイトルもよく考えられてますね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(後々他の映画と比較して再評価をしたら、上方修正するかも。)

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【Z Inc. ゼット・インク】

感染した者のストレスホルモン濃度を高め、感情と理性のバランスを崩す「ID7ウイルス」が世界中で広がりを見せる。

ある日、高層ビル内にオフィスを構える大手法律事務所勤務の弁護士デレクは、同僚のミスを押し付けられて解雇を言い渡される。

荷物を整理していると、ID7ウイルスが原因でビルが完全に封鎖されてしまう。

凶暴化したウイルス感染者がビル内にあふれかえり、解雇の撤回を求めるデレクは最上階にある社長室に向かうが……。

シネマトゥデイより。

アメリカのゾンビドラマ【ウォーキング・デッド】にグレン役で出演していたスティーヴン・ユァン主演のパニックアクション。

理性のタガが外れてしまうウイルスがビルに流され、法律事務所が入っている高層ビルが封鎖される。

無理やり解雇されたデレクは、封鎖が『ID7ウイルス』のせいだと知ると、上層階にいる幹部たちに解雇の撤回を求めにいくことを決意。

解雇される門前払いした女性に、女性を騙した女幹部をエサに共闘を申し出る。

ふたりは自分たちの行動を『ID7ウイルス』にするため、ウイルスが中和され、ビルの封鎖が解かれる前に復讐へと向かうというストーリー。

みんな理性がぶっ飛んでいるだけなので、思考力はあり、よくあるウイルスもののようにとにかく襲ってくるわけではありません。

割と普通に駆け引きや交渉をしてきます。

ただ、デレクと相棒の女性、ボスとデレクをハメた同僚は、

ウイルスと関係なく割とクレイジーな性格

なので、影響を受けた後はかなりのはっちゃけ振りです。

しかも、どこかのゲームに影響を受けたのか、ビルの上層部に行くにはセキュリティカードが必要で、それぞれのレベルに合わせたカードを手に入れる必要があるというエンタメ設定。

デレクたちはカードを手に入れるため、次々と憎い相手をぶっ殺してはカードを奪っていく展開。

もうウイルスのせいにする気満々のデレクたちは本当に容赦ありません。

とはいえ、あくまでバイオレンスでスプラッターではないので、ゲームのような爽快感で楽しめるかも。

とりあえず、スティーヴン・ユァンのファンにはおすすめ。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(戦いはかなりあっさりしてるので、アクション好きにはつまらないかも。)

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【スリー・ビルボード】

ミズーリ州の田舎町。

7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。

彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や町の人々に脅されても、決して屈しなかった。

やがて事態は思わぬ方へ動き始め……。

シネマトゥデイより。

クライムサスペンスっていう触れ込みだったけど、社会派サスペンスなのかなと思いながら視聴。

とにかく重い。

軽くネタバレになってしまいますが、ミルドレッドの娘はレイプされた上、焼き殺されるという残忍な方法で殺されています。

しかし、ほとんど人通りのない地域で、証拠も少なく、捜査は難航。

警察も署長は人格者で部下や住民に慕われているものの、部下は正義漢の集団というより、邦画に出てくる事件の起きない田舎の駐在を集めた感じ。

署長を慕っていて、やたらと攻撃的な警官ディクソンは、仕事よりも差別に励んでいる様子。

ミルドレッドの看板広告を請け負ったレッドにも脅したりします。

ミルドレッドの家庭も割とメチャクチャで、元刑事の夫は家では暴力を振るっていて、娘が殺される前に若い女と出ていったらしい。

その夫もミルドレッドが看板を出したことで、様子を見に来るようになるんですが、若い女を連れてきたり、暴れたり、嫌味を言ったりで。ただの嫌がらせです。

息子は息子で看板を立てたことでいじめを受けたり、姉の死の状況を知らなかったことでショックを受けたりしています。

実はミルドレッド自身、警察を責めて犯人を早く捕まえさせたいのには理由があったという状況。

警察VSミルドレッドというより、多少の味方はいますが、住民VSミルドレッドという感じでストーリーは進んでいきます。

そして、ほとんどの出来事がボタンの掛け違いで起こっていき、ひたすら登場人物が不幸になっていく始末。

本来なら蚊帳の外だったはずの広告会社のレッドが本当の意味の良心で、作品中の数少ない癒しだと思います。

サスペンス要素がないわけではないですが、かなり社会派ドラマよりですし、ラストは好みが分かれるところなので、推理系や犯罪ものが好きな人だとつまらないかもしれません。

映画としては、次々いろんなことが起こるので、面白いですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(演技は素晴らしいし、映画としては面白いですが、好みが分かれる作品。)

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