月別アーカイブ: 4月 2017

【バイオハザード ザ・ファイナル】

アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、レッドクイーンから48時間後に人類が滅びると告げられる。

そして、宿敵アンブレラ社が放った膨大な数のアンデッドが地上を占領。

アリスはラクーンシティに戻って、生還したクレアやコバルトらと合流し、アンブレラ社の心臓部であるハイブを潰そうとするが……。

シネマトゥデイより。

【バイオハザード】シリーズ完結となる本作。

アリスやレッド・クイーンの正体や、アンブレラ社の目的が明かされます。

前作のラストでファンタジー世界みたいになってしまいましたが、世界は完全にゾンビやクリーチャーが支配している状態。

アリスも脱出した仲間たちと一緒にいるかと思ったら、また一人旅をしていました。

怪物に襲われ、建物に入ったアリスの前にレッドクイーンが出現。

現在、人類は4000人程度になっていて、48時間後にはゾンビたちがシェルターを襲い、人類は絶滅すると告げてきます。

そこまで減ったら文明の維持なんて出来なさそうなものですが、散布用ワクチンを使えば、T-ウイルスに感染した生物は死亡するため、人類を救えるらしい。

ワクチンはハイブにあり、原点回帰とばかりに1作目の舞台となったハイブへと向かいます。

アンブレラに追われながらも、ハイブに近づいたアリスは砦のようになっている高層ビル群でクレアと再会。

アンブレラとゾンビ群と戦った後、そのグループを仕切っていたドクたちとハイブに向かうことに。

このグループの中にローラがいるんですが、必要なキャラだったかは微妙な感じ。あっさり死んじゃうし。

日本製のゲームが原作なので、サービスみたいなものかなという印象でした。

ローラの方もいつものおバカキャラではなく、普通に演技していたので、全然気にならなかったです。

クリーチャーやトラップで仲間たちを失いながらもハイブを進むアリスたち。

1作目の大変さはなんだったんだろうという感じであっさりたどり着きます。

いつものビームによる防衛システムも健在ですが、建物自体はわりとボロくなってました。

ウェスカーや、すべての元凶であるアイザックス博士との決着というか、落としどころは不満な人も多いようですが、案外納得できるんじゃないかと思います。

【バイオハザード3】に登場したアイザックスがクローンだったとかいうのは、後付けにしか思えませんけどね。

自分はシリーズを通して観ているので、

シリーズを補完しつつ、結末を見る

という楽しさがありますが、この作品だけを初見で見たらわけがわからないし、つまらないかもしれません。まともなバトルアクション少ないし。

観るならシリーズを観てからをおすすめします。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(シリーズの結末としては面白いけど、この作品だけ観ると、最終回だけ見るようなもの。)

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【デスノート Light up the NEW world】

デスノートの力で多数の凶悪犯を破滅させた夜神月と、彼を追い詰めた天才Lの伝説のバトルから10年の歳月が経過。

またしても死神がデスノートを下界にまき散らしたため、世界中が混乱していた。

夜神総一郎が設立したデスノート対策本部は健在で、キラ事件を熟知する三島(東出昌大)をはじめとする特別チームが事態を注視しており……。

シネマトゥデイより。

映画版【デスノート】シリーズから10年後の世界を描いた作品。

【デスノート】は原作、実写映画、ドラマで展開が違うので、原作やドラマしか見ていない人たちには違和感が強いかも。

もっとも、ドラマ版が一番改変されているので、ドラマ版だけ見てる人には他のメディアは全部違和感あるかもしれません。

10年前、デスノート争奪戦を繰り広げたキラとLは死んでますが、デスノート対策本部は残ってます。

というか、デスノートを争奪していたはずが、焼却処分したらしいし、キラを殺して気が済んじゃったんですかね。

しかも、メンバーの中にはキラを倒した普通の人松田もいます。にもかかわらず、元々バレてしまっている松田はともかく、対策本部の偉い人が本名というバカさ加減。

この辺り、ストーリー展開に大きく影響してきます。

ちなみに続けて登場する前作のメインは、他には弥海砂くらい。デスノートの記憶を失って、普通に女優をしているんだそう。

海砂に関しては、キラやLと違って死んでないので、本作のストーリーにも関わってきます。キラやLも映像出演しまくりですが。

そんな状況の中、死神の王が後継者選びに新たなキラ探しを利用してしまい、デスノートが最大の6冊、人間界のものに。

オープニングから外国の医師のもとに現われたので、ワールドワイドになるのかと思いきや、外国には2冊だけ。

しかも、映画の中では誰が持っていたかわかるだけで、バトルにもなりません。いつの間にか、新生キラによって回収されてます。

そして、日本では無差別テロのように街中で書きまくるという謎の行動をとった所有者が死亡。

ノートは竜崎によって回収され、対策本部へ。船越英一郎演じる裁判官も、裏で私刑を執行していたんですが、新生キラによって警察の前で自殺させられ、ノートを奪われます。

せっかく6冊あったはずのノートですが、序盤で新生キラが4冊、対策本部が1冊、ある人物が1冊。しかも、勢力的には新生キラと対策本部のタイマンです。

6冊出すなら、それなりに出した意味が欲しかった。こいつらにノートを渡した死神たちは、本当にボンクラです。

中盤以降は、Lの後継者ですが、声が大きいだけのバカ竜崎と、ナルシストっぽい新生キラポジションのサイバーテロリスト紫苑、情緒不安定な暴走キャラ三島による戦いが描かれます。

竜崎はなんだかんだ言って、対策本部に協力しているので、実質2対1ですが。

とはいえ、前作も微妙ですが、キラやLと比べてバカというか、詰めが甘いどころか、詰められない頭脳戦。

もはや、

バカ3人が勝手に自滅しあうだけ

という謎展開。原作のコミックが相手にミスをさせてつけ込もうとするのに対し、相手がミスったら、さらに大きなミスで上回る感じ。

まあ、お互いがそんな感じなので、真相にはどんどん近づけるんですけどね。

むしろ、デスノートのパロディとして、コメディで作れば面白かったのにと思います。

頭脳戦が好きな人や、原作コミックが好きな人たちにはおすすめしません。東出や戸田のファンなら楽しめるかも。

オススメ度(10段階)……★★★★
(ちょっと出の死神の声が松坂桃李という無駄遣い。)

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【のぞきめ】

テレビ局でアシスタントディレクターをしている三嶋彩乃(板野友美)は、ある青年の怪死事件を取材することに。

異様な死に方をした青年の死を、彼の恋人は「“のぞきめ”の仕業だ」と発言。

青年の大学のサークル仲間も山奥の合宿に行って以来、何者かにのぞかれているように感じており、のぞきめの悲劇が続いていた。

そして、彩乃の身にものぞきめの恐怖が迫りくる。

シネマトゥデイより。

元AKBで神7とまで呼ばれた板野友美主演のホラー映画。三津田信三の小説が原作ですが、原案といった方が良さそうです。

正直、ともちんと呼ばれていた頃の記憶しかないので、すっかり主演が板野友美だと忘れていて、エンドロールで思い出すという体たらく。

むしろ、こんな顔だったっけと思っちゃいました。劣化したとかではなく、印象が別人という感じ。

ストーリーは怪死事件を追うことになった彩乃が、被害者の恋人で、自らも霊障にあっているらしい和世から不思議な体験を聞かされる。

そして、自分も恋人の信二と取材に行くことになります。

そこで信二共々呪われてしまい、和世はふたりの目の前で死亡。

必死に呪いを解くために真相を調べるという展開。

怪しい研究者が出てきたり、

最近耳にするようになった『六部殺し』が描かれていて、

扱っている内容自体は面白い。

『六部殺し』というのは、写経を奉納しながら六十六ヶ所をめぐる巡礼僧や旅人を六部と呼び、そういった人たちを泊めた百姓等が金品に目がくらんで殺すこと。

大抵は急に裕福になった後、殺した相手が子供として生まれて、罪を語り出す話になります。

もっとも、恐怖の対象となる『のぞきめ』が、目が飛び出る感じで見開く少女なので、現実だと怖いでしょうが、作品だとやや悪ふざけに見えます。

また、板野友美演じる彩乃が必死に駆け回るんですが、ほとんど自業自得な上、信二は完全に彩乃のせいで酷い目に合ってるので救われません。

なんで信二は彩乃にプロポーズしようとしてるのかわからないくらい良い奴です。

信二は霊感が強いか、霊に関する知識があるような印象を受けたんですが、説明や描写がないのでよくわかりませんでした。

結局のところ、作品中では訳知り顔でそれっぽいことを語る合い間に、目を見開く化け物が映るだけと言ってもいいので、面白くはないと思います。

とはいえ、『六部殺し』を知りたい人、板野友美のファンにとっては良い作品だし、映像は意外に怖い気がするので【Another】くらいの怖さがちょうどいい人にはおすすめ。

オススメ度(10段階)……★★★★
(オープニングシーンは余計な気がする。)

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