月別アーカイブ: 2月 2016

【ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-】

教師の市川新市(哀川翔)が目覚めると、東京の街はゼブラシティなる都市に変ぼうしていた。

警官に発砲され意識を失った新市が再び目を覚ますと、ゼブラシティの犠牲者たちが集まるコミューンにいた。

そこで15年分の記憶を失い、かつて自分が地球を救ったゼブラーマンだったことを知った新市はリハビリを開始するが……。

シネマトゥデイより。

前作の後、絶大な人気と支持を得たゼブラーマンこと市川新市でしたが、1ヶ月経った現在でも家をファンやマスコミに囲まれ、家族は出ていってしまっています。

前作で父と子がわかりあったみたいな展開はなんだったのかという感じです。

しかも、前作でヒロインのようなポジションの鈴木京香演じる浅野母も出てきません。

かろうじて、車椅子の転校生浅野少年が出てくるくらい。

現実に居場所のバレてるヒーローって大変だなと思っていたら、いきなり時間が飛び、白髪頭の新市が目を覚ますと、近未来っぽい世界で目を覚まします。

いつの間にか15年が過ぎていて、記憶も失ってる始末。いきなり『ゼブラタイム』が始まり、謎の集団に追われ、ハチの巣に。

『ゼブラタイム』っていうのは、1日に2回5分間だけ警察が何をしてもいいという無茶苦茶な時間なんですが、【パージ】を観た後だと、『ゼブラタイム』って『パージ』と似ているよなって印象を受けます。

それで犯罪率が下がるという謎理論も一緒だし。

そんなオープニングなんですが、その間、レディー・ガガもどきのようなゼブラクイーンのライブ映像が流れていて、地味にかっこいい。

ぶっちゃけ、仲里依紗って言われないと誰だかわかりませんが、仲里依紗ってこんなにエロかったっけと思うくらいエロいです。というか、全編、ほとんど

ゼブラクイーンのエロさしか頭に残りません

でした。

ストーリー自体、ゼブラーマンの葛藤、ゼブラクイーンの正体はなんなのかというくらいしかないですしね。

スピンオフ展開のせいで、作品中で描かれてないことも多いし。

また、前作と違い、笑いの部分がやや楽しい笑いではないのが気にかかる。下ネタということではなく、卑しい笑いというか、そういう馬鹿にした印象の笑い。

前作が意外な良作だっただけに、酷さが際立っているような気もしますが。

ラストも酷過ぎて、最終的に残る感想は、結局、仲里依紗のオッパイはエロい以外の何物でもないと思います。

オススメ度(10段階)……★★★
(オススメ度のほとんどはゼブラクイーンのエロティカライブのおかげ。)

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【ゼブラーマン】

八千代区在住の小学校教師、市川新市(哀川翔)の妻は不倫に走り、息子は学校でイジめられっこ、娘はどこかのオヤジと援助交際と家庭は崩壊寸前だった。

そんなある日、新市のクラスに転校生が入って来た……。

シネマトゥデイより。

哀川翔の記念すべき主演100作目となったヒーロー作品。監督は三池崇史、脚本は宮藤官九郎。

キャストも普通にすごいなと思うくらい、実力派が脇を固めています。

公開当時、コミカライズの方を読んでいたので、哀川翔演じる市川新市のなりきりヒーローアクションだと思ってました。

実際、序盤の新市はたった7話で打ち切られた特撮ヒーロー【ゼブラーマン】のファンで、こっそりコスプレを楽しんでいます。

それがある理由から周辺地域で起こっている怪事件に遭遇するうちに、不思議な能力を発揮するように。

また、新市同様【ゼブラーマン】のファンであり、転校してきた車椅子の少年浅野晋平やその母との交流や、事件を追っている渡部篤郎演じる及川とのやりとりで話が進んでいきます。

哀川翔が主演なことや、脚本が宮藤官九郎なこともあり、知名度の高い芸能人の悪ふざけと思われがちですが、

意外とちゃんとした特撮ヒーローもの

でした。

とはいっても、あくまで日本の戦隊もののノリなので、ところどころに笑いを入れてあるし、洋画のように適度なアクションが入っているわけではありません。

なので、日本の特撮ファンなら楽しめると思いますが、マーベルのようなヒーローものが好きな人にとってはコメディ映画にしか見えないと思います。

浅野母役の鈴木京香が『ゼブラナース』姿で登場するんですが、よくこんな仕事受けたなと思うレベルなので、○○記念の力ってすごいですね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(大杉漣の被害にあう演技の安定感は鉄板。)

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【ガール・ハンティング/DEATH ZONE】

事故で両親を失った女子大生・美幸は、叔母とともに人里離れた山奥のロッジを訪れたが、そこでは権力者による人狩りゲームが行われていた…。

男たちに心も体も蹂躙された美幸たちは、何処かも分からぬ野山に放たれ、無法地帯となった場所で男たちの標的となる…。

果たして、美幸と女たちは悪逆非道の腐った男たちの魔の手を逃れ、絶対絶命の境地から脱出することが出来るのか…。

公式より。

Twitterで駄作と思ったら遠慮なくと書いている遊山直奇の監督作品。以前に何か見たかなあと確認したら、【逃走中 殺人ハンター】に★1つけてました。

★1ってあんまりつけた覚えないんですけどね。

ただ、Twitterの方に関しては、B級作品でも構わないから映画に出たいと思ったら、読むべき内容多いと思います。

演技論とかそういう話ではなく、制作側から見たリアルな気持ちがつぶやかれているので、なかなか興味深い内容です。

ぶっちゃけ、見るだけの人たちには関係ない話ですけどね。

さて、そんな監督の作品ですが、いわゆるマンハント&レイプ・リベンジアクションでした。

両親を事故で亡くした女子大生と叔母が思い出の山荘を訪れるんですが、そこはすでに政治家たちの狩猟場となっています。

筋弛緩剤か何かで自由を奪われたふたりは凌辱され、山奥に放置。目が覚めると逃げ切れば100万円を賭けたサバイバルゲームが開始。

まあ、普通に考えて逃げ切ったところで100万円なんてもらえないでしょうけどね。

こういう作品ってオーソドックスな演出だと、凌辱シーンでおっぱいぐらいは映すものですが、まったく映らず。

マンハントものなんて、そういうシーンを期待している人たちも少なからずいると思うので、出さないと期待外れという印象を受けそうです。

ちょっと気になったので調べたら、主演の佐藤睦、江口亜衣子のふたりとも別にAV女優とかじゃないんですね。

江口亜衣子の方はややエロ路線ですが、乳首とか出したことないみたいですし。

エロがないからと言って、アクションシーンが面白いということもないんですよね。

それにもかかわらず、デジャヴを感じると思って思い返すと、園子温の【TOKYO TRIBE】と同じ匂いがする。ちなみに【TOKYO TRIBE】もオススメ度★1という冗談のような話。

遅れてくる男を合わせて4人の男たちが出てくるんですが、政治家以外完全にアホ。

ホラー映画で殺人鬼に追いつかれるために転ぶやられ役がいますが、あのレベル。もっとも、政治家も頭がいいんだか、悪いんだかよくわかりませんが。

やりとりを見ていると、

ちょっとしたコメディ

です。

そもそも、見てもらえればわかるんですが、遅れてきた仲間はなんのために登場したのかよくわかりません。

なんとなく、監督が使ってあげたいと思って出しただけという印象を受けました。

もっとも、一番気になるのは、全編アフレコっぽいので他の邦画より聞き取りやすいのは嬉しいんですが、DEEP REDレーベルの吹き替えばりの違和感。

撮影中、本当にそのセリフ言ってたのかを疑いたくなるくらい。もしかしたら、状況に対して聞き取りやすいからそう感じるだけかもしれませんが、かなり強烈です。

とはいえ、謎のオカルト展開があったり、迷走したりはあるものの、ストーリー自体はマンハント&レイプ・リベンジアクションになってはいるので、ビデオの時代だったら割とあるレベルな気がします。

【逃走中 殺人ハンター】より技術的に劣化した気がするのは、資本の問題なんですかね。

こんなダメダメな印象を受けるレビューを書いておきながら、個人的には嫌いじゃなかったり。

オススメ度(10段階)……★★
(話が続いてるのかわかりませんが、【DEATH ZONE2】が作られてるらしいです。)

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【リピーテッド】

目覚めると前日までの記憶が全てリセットされてしまう特殊な障害があるものの、献身的な夫(コリン・ファース)に支えられ日々を送っているクリスティーン(ニコール・キッドマン)。

ある日、医師だという人物から電話がかかってくる。

それを受けたクリスティーンは、夫に黙って彼のもとで診察を受けていると聞かされ、数週間前から自分が毎日の出来事を映像で記録していることも教えられる。

その映像を捜し出して再生する彼女だったが、そこには信じられない光景が収められていた。

シネマトゥデイより。

ニコール・キッドマン主演、夫役にコリン・ファースという好キャスティングのミステリー。

記憶が1日しか持たない主人公、献身的な夫、謎の医師、他の登場人物も何者だかわからない。

誰の言葉が真実で、誰の言葉が嘘なのかもわからず、自分を襲った人物も、その動機も一切不明という状況。

そこから意外な犯人と真相を追い求めていくんだろうと思うので、期待も高まります。

実際、海外ドラマの【クリミナル・マインド】にありそうなストーリーなので、それなりに面白い。

ただ、映画として考えると、クライマックスに向けて尻すぼみになっていく印象が強く、不条理でないだけに「ああ、うん」という納得をして終わってしまう感が否めません。

だからと言って、どこが悪かったのかと言われても何かが悪いわけではないので、本当になぜか盛り上がらないとしか言えないんですよね。

食事をしていて、何かが足りないんだけど、何かはわからない。

腹にはたまるけど、満足感は得られない。

そんな感じ。

暴力的なシーンがあるので血は出ますが、惨殺死体とか一切出てこないので、気になった人は時間がある時にでもどうぞ。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(本当にアベレージな印象なので、オススメ度もアベレージで。)

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【オキュラス/怨霊鏡】

オキュラス=眼球 その眼を通して見ているものは、果たして現実か。巧妙な鏡の魔力に惑わされる─

新居に引っ越したばかりの幸せな4人家族に、ある日凄惨な事件が起きた。

父親が妻を拷問し殺害。父親も銃で撃たれ死亡した。

ふたりの子供は救出されたが、10才の弟は父親の殺害容疑で、精神病院送りとなった。

そして11年後。弟ティム(ブレントン・スウェイツ)は退院し、姉ケイリー(カレン・ギラン)が出迎え、ふたりは再会を祝した。

ティムは新しい人生を始めようとしていたが、ケイリーにはある目的があった。

11年前の事件が鏡の魔力によることを証明し、父と弟の罪を晴らすこと、そして鏡を葬り去ること──。

事件のあった家に鏡を持ち込み、ティムとともに超自然現象を映像に収めようとするケイリーだったが・・

シネマトゥデイより。

呪われた鏡によって一家が崩壊していく様を描いたホラー。

今のレビューは最後の方にちょっとネタバレがあるので注意してください。

ストーリーは、自分の妻を殺した父親を射殺した青年が退院し、姉とともに呪われた鏡と対峙するというもの。

雰囲気から何から本当にゾッとする印象で面白い。

ただ、ケイリーは鏡に固執するあまり、現実と幻覚の区別ができていない上、ふたりとも11年前の記憶が曖昧。

時折、記憶が呼び起されるんですが、それも

真実なのかよくわかりません。

その上、見ている側からすると、11年前のふたりを描かれているのが記憶なのか、幻覚なのか、現在と11年前が同じ空間としてつながっているのか区別がつきません。

昔の記憶なのかと思っていたら、現在のふたりが子供の姿に切り替わったり、現在のふたりが11年前のふたりを見ていたり。

起こっていることは一晩にも満たない時間なんですが、前述の映像が何度も切り替わるため、現在のことを見せられてるのか、11年前の真相を見せられているのかまったくわからなくなります。

その混乱も製作側の狙いだったら凄いと思う反面、ついていけなくって面白くないと感じる人たちもいるかもしれません。

個人的にはオーソドックスですが、人形に被せられた布を剥いでいくシーンと、リンゴと思ってかじったら電球だったシーンがゾクゾクしました。

もっとも、本当に怖いのは両親がおかしくなっていく展開そのものだと思いますけどね。

ここからちょっとネタバレします。

正確にはネタバレではなく、他の人の感想を読んで、その発想はなかったというものなんですが、実はこれ、現在で進んでいるストーリーは生き残った人物の妄想なんじゃというもの。

もうすべてがひっくり返るレベルの発想でした。11年前の事件も、現在の出来事も実は生き残った人物の仕業で、鏡には呪われてなんかいなくって、自分の記憶を改変、もしくはフリをしてるんじゃないかと。

さすがに作品中に提示された演出にはそう思わせる部分がないので、こうだったら怖いねという想像の話なんですが、確かにそう思いながら見ると、余計に怖いと思いました。

そう考えると、見る側の想像が恐怖を生み出す作品なのかもしれません。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(理解できなくて困惑する人たちが少なからずいると思うので、手放しでオススメはできない作品。)

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