月別アーカイブ: 9月 2015

【PLANET OF THE APES 猿の惑星】

西暦2029年。惑星間の偵察を行っていたスペースステーション、オベロン号に乗る宇宙飛行士レオ。ポッドでの偵察行動の際、謎の惑星に墜落。なんとか脱出したレオだったが、彼はそこで猿に人間が支配されている光景を目のあたりにするのだった……。

allcinema ONLINEより。

ティム・バートンによるリ・イマジネーション作品。ネット上では評価が低いですが、個人的には面白かったです。

ストーリー自体は基本オリジナルと激しく変わるわけではないし、見栄えも向上していて、充分な出来だと思うんですけどね。原作が同じ作品をいまの技術で撮ると、こうなるっていうわかりやすい見本とも言えるし。

この辺は【ダイヤルM】のように状況の方が変わって、電話が携帯電話にみたいなものとは違うので、比較しやすいかも。

賛否が分かれる『猿』たちのメイクがCGになったことは、個人的にはその部分に関してはオリジナルの方が良かったような気がします。

質が高いとか、低いとかそういう問題ではなく、リアル過ぎて気持ちが悪い。よくロボットが人間に似過ぎると嫌悪感を抱くという『不気味の谷』という現象に似ている感じ。

確かにリアルにはなっているんですが、特撮ヒーローものの怪人がリアルだったら嫌だなっていうのと一緒で、わざとリアルじゃなくしてくれた方が安心して観れそう。

大人の自分でもそう感じるということは、

子供が観たらトラウマ

になるんじゃないかと不安になります。技術の進歩は大事ですが、あんまりやり過ぎると、かえって引いてしまうのかも。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(安定的な面白さと、ちょっと難しい単語の差し引き)

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【闇動画13】

今回は長めの3本。間に小ネタや一発ネタとか一切ありません。

長めだとリプレイばっかりになる作品も多い中、基本リプレイの尺稼ぎはなし。

ただ、無意味なシーンが多いのを投稿系ならではととれるか、ダルいと思うかで評価は分かれるところかも。

個人的には【闇動画】シリーズの中では上位に入る面白い巻だと思います。

『神社の怪』

会社の研修旅行の下見に行ったという映像提供者。

帰り道で同僚とともに林の中にある神社に立ち寄るが、同僚の様子が次第におかしくなっていく。

その神社は異界への入り口だったのか?

公式より。

神社のある林に入っていくんですが、投稿者が用をたしに離れます。あとでわかったことですが、その間に同僚が何故か笑いながら林を撮影していた様子。

しかし、声が途中で女性の声になっているように聞こえます。

さらに進んでいくと深夜にも関わらず、女性の姿が見えたため、ふたりは気味悪がりながらも、そちらの方に行ってみることに。

不思議なことに社についても女性の姿はなく、同僚は社の中に入ってみようとか、具合が悪くなったりと、様子がおかしくなっていきます。

同僚の調子が悪く、動ける様子でもないし、先ほどの女性が気になった投稿者は、社の周りを回ってみますが、裏の方で咳が聞こえただけで何も見えず。

仕方がなく、具合の悪い同僚と帰ることにするんですが、何度も靴ひもを結び直すために座り込む同僚。

何度か振り返って様子を見ていると、いつの間にか同僚が倒れています。

結局、その後、会社を休み続けた同僚は、退職したらしく、自分も会社を辞めてしまったため、どうしてるのかわからないとのこと。

ずっと暗い状況での映像で、必要以上に長い映像を流しているので、もしかしたら説明がないだけで何かが映り込んでるとかあるかもしれません。

『出会い系の女』

アダルトビデオの監督が出会い系サイトで知り合った女性と会う様子を撮影していた。

2人は女性が案内するアパートへと向かうがそこで驚愕の事態が起きる!

公式より。

アダルトビデオ関連だと、【封印映像】シリーズの『犬神の呪法』や『人形の家』を思い出しますが、ちょっと趣が違う様子。

出会い系で知り合った明るい感じの女性と交渉をすると、自分の家に来ないかと誘われます。

行ってみると普通の家で、和気あいあいと話しているんですが、女性は実は部屋が兄の部屋で、もうすぐ帰ってくると言い出す。

しまいには困惑したAV監督をほったらかしにして、風呂へと向かうんですが、声をかけても返事がありません。

兄が帰ってくると聞かされているAV監督は、意を決して風呂場の扉を開けると……という展開。

その後、色々と起こるんですが、

何も知らずに見た方が面白い

ので、あえて省略します。

ただ、ちょっとグロいので苦手な人は注意が必要かも。

この話、内容を知ってから見ると、序盤の外で会っているシーンが怖くてたまりません。

『窓の人影』

今はなき廃墟と化したリゾート施設にて発見された映像。

そこには心霊スポット探検をする撮影クルーが信じがたい怪奇現象に巻き込まれていく様子が記録されていた…。

公式より。

廃墟になっているリゾートで撮影をしていた女性タレントと男性スタッフふたり。

廃墟とはいえ、リゾートだった建物にもかかわらず、照明がないと本当に闇という状況。

男性スタッフはディレクターと、ADのようなんですが、このADが元々なのか、超常的な何かのせいなのか、ミスを連発。

替えのバッテリーを車に忘れてとりに行ってる間、ディレクターとタレントは暗闇の中、撮影を敢行。

しばらくして、明らかにディレクターを呼ぶADの声が聞こえるんですが、ADに叫び返しても名前を呼んでくるだけ。

苛立ったディレクターがタレントを連れて、ADのもとへ行くと、ADはわけがわからない様子で呼んでないと言う。

撮影を続けようと戻っている最中、建物の窓に黒い人影が見え、確認するためにその部屋に行くことに。

しかし、部屋には誰もおらず、壁際に黒いしみがあるだけ。ディレクターはそのしみが見えたんじゃないかと言うんですが、現場は2階なので外からは見えるはずがありません。

お互い納得がいかないため、ADが外から確認をするために撮影をすると……という展開。

投稿動画系というよりは、C級ホラー映画のようなショートフィルムとか、モキュメンタリーっぽいという印象でした。

意外と楽しめるんですが、状況の都合上、画面が真っ黒なシーンが多いのが難点。演出上、真っ暗な必要があるので、しょうがないんですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(あい変わらずムラが激しい)

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【ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密】

ニューヨーク自然史博物館の展示物に命を吹き込むエジプトの石板(タブレット)の魔力が消えかけていた。

最悪の事態を回避すべく夜警のラリー(ベン・スティラー)と仲間たちは、石板の謎を解く鍵を求めロンドンの大英博物館へ向かう。

一行はエッシャーのだまし絵に迷い込み、恐竜の化石や九つの頭を持つ大蛇に襲われ、ロンドン市街でチェイスを繰り広げるはめに……。

シネマトゥデイより。

夜になると博物館の展示物が動き出す【ナイト ミュージアム】の完結作。間が空いているようで、意外と5年しか開いていないことにビックリです。

残念なことにロビン・ウィリアムズの実質的な遺作にもなっています。

今回はプラネタリウムのお披露目パーティーの最中に展示物たちが暴走し、その原因が『魔法の石版』に異変が起こっているせいだとわかる。

『魔法の石版』について詳しく知っているのはアクメンラーの父親であり、石版を作った張本人のマレンカレだけ。

ラリーは息子のニック、アクメンラーとともにマレンカレが展示されている大英博物館へと行くことに。

しかし、テディやアッティラ、デクスターたち、他の展示物までついてきて、トラブルを起こしてしまうという展開。

特に今回はラリーそっくりに作られたネアンデルタール人のラーが良い味を出しています。ちなみに演じているのはベン・ステイラーで、一人二役でした。

ラーがラリーの真似をするシーンが何回もあるんですが、微笑ましくって笑えます。

また、『魔法の石版』を持ちこんでいるので、大英博物館の展示物も動き出すんですが、そのひとりのランスロットが今回のメイン。

初めは助けてくれるんですが、『魔法の石版』を『聖杯』と考え、奪い去っていくという円卓の騎士とは思えない行動をとります。

おかげでラリーたちは『魔法の石版』が力を失う前に取り戻さなくてはならないはめに。

今回のみどころは、ラリーとニックの親子関係、警備員のやるせなさ、展示物の悲哀といった辺りだと思います。

これまでのドタバタはややなりを潜めているので、余計にそういったドラマ性というか、

いままで表に出てこなかったバックボーン的な部分が前面に

出ているような印象を受けました。

こういうシリーズ作品で海外に舞台を移すのは、テコ入れなパターンが多いんですが、ファイナルと決まっていて海外にというケースは洋画では珍しい気がしますね。

あ、ヒュー・ジャックマンとアリス・イヴが本人役で出ているんですが、作品の本筋とは関係ない部分でコントみたいな状態になっていて面白いです。

特にヒュー・ジャックマンのファンにはたまらないんじゃないでしょうか。

シリーズを続けて見た方が、楽しさ倍増かも。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(ロビン・ウィリアムズのコメディが見納めと思うと残念。)

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【RE-KILL(リ・キル) 対ゾンビ特殊部隊】

全人口の80%がZOMBIE!

今から5年前、謎の『蘇生死者ウイルス』が世界中に蔓延し、人類の80%が感染。

感染者は人間を襲い、人肉を喰らうゾンビへと姿を変えてしまったのだった。

その後、感染拡大を防ごうと、ゾンビを一掃するためにつくられた精鋭部隊『R師団』の活躍のおかげで感染者は日に日に減少。

唯一感染を免れた街、NYは政府によって管理され、軍以外は立入ることができなくなっていた。

しかしある日、隔離されているはずのNYに、何者かが密かにゾンビを運び入れているという情報が入る。

一体誰が、何のために…?

真相を突き止めるべくNYへと向かった隊員たちだったが、彼らを待ち受けていたのは、閉鎖された街を支配する、大量のゾンビ軍団だった…。

公式より。

結論から言うと、【スターシップ・トゥルーパーズ】を彷彿とさせる作品。

というか、ぶっちゃけると、

ゾンビ版『密着24時』。

警察ではなく、ゾンビを倒すための部隊『R師団』ではありますが。

そのため、基本的に密着シーンとCMの繰り返しなんですが、CMがシュールで笑えます。

ただ、ツッコんではいけないんだろうなと思いつつツッコミますが、人類の80%がゾンビになっているということは、ゾンビじゃないのは20%。

まともな経済活動や、開発なんて出来るとは思えないんですが、結構余裕がありますね。

電気を作るのも大変だと思うんですが、テレビ番組作ってるとか、他の世界崩壊系ゾンビ映画とは完全に一線を画しています。

でも、このCMのあまりにも能天気な感じが現実とかけ離れ過ぎていて、その対比が面白いんですよね。

そのためだけに見ても、決して損はないと思います。というより、面白いのは作品の作りと、CMと現実の対比だけなので、ストーリーはつまらないです。

特に公式のあらすじを読むとわけがわからないと思いますが、簡単に書くと、中盤までは本当に部隊の仕事を紹介しているだけ。

隊員の紹介も軽く入るんですが、個性が薄いので、あんまり印象に残りません。

中盤になって、ゾンビを運んでいる男たちを逮捕して、ゾンビたちが運び込まれている施設がニューヨークのマンハッタンにあるらしいという情報を得ます。

そこで、『R師団』の1部隊が潜入することになるという流れ。

あくまで多分ですが、ニューヨークに籠城している人類がいて、その中で封鎖されているマンハッタンの中にゾンビが運び込まれているということなんだと思います。

ただ、見ている限りでは、その辺りはどうでもいいことなので、気にしなくていいと思われます。

単にゾンビを退治する組織の1チームがゾンビが運び込まれている施設に潜入するとだけ覚えておけば問題ありません。

目が覚めるようなアクションもないので、暇な時に録画した『密着24時』を見る気分でどうぞ。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(映画として真っ当な楽しみ方ではないので微妙ですが。)

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【アンコール!!】

寡黙でとっつきにくい性格が災いし、周囲から筋金入りの頑固おじさんとして扱われ、息子とも溝ができてしまっているアーサー(テレンス・スタンプ)。

そんな彼が愛してやまない、性格の明るい妻マリオン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のガンが再発してしまう。

そんな中、彼女が在籍するロックやポップスの名曲を歌う合唱団「年金ズ」が国際コンクールの選考大会に出場することに。

治療などで練習に参加できないマリオンの代理で「年金ズ」のメンバーになるアーサーだが、個性豊かなメンバーや慣れない合唱に面食らってしまう。

シネマトゥデイより。

老人たちがコンクールに向けて頑張るストーリーかと思ったら、どちらかというとラブストーリーでした。

老夫婦の妻マリオンが参加している合唱団の『年金ズ』は大会を目指すことになるんですが、その練習中にマリオンが倒れてしまう。

彼女はガンを再発していて、治療よりも残りの人生を楽しむように宣告されるのだった。

夫のアーサーは反対するんですが、愛する妻の態度に根負けし、マリオンが合唱に再び参加することを認めることに。

このくだりが個人的には印象深いシーンだと思うんですよね。

多分、滅多な事では怒らなかったと思われるマリオンがアーサーの態度に怒り、口をきかないと宣言。

アーサーはすぐに機嫌を直すだろうと思っているようですが、マリオンの決意は固く、本当に口をききません。

すると、普段は気難しい性格のアーサーが謝って許しを請うんです。その流れでアーサーは不器用なだけで、すごくマリオンを愛していて、大事にしてるんだと感じます。

男版のツンデレと言っていいかもしれません。

もっとも、映画としてのみどころは、大会参加の選考のために開かれた合唱シーンで、マリオンのソロシーンだと思います。

映画としても重要なシーンなので、みどころなのは当然なんですけどね。

結局、マリオンは亡くなってしまい、不器用なアーサーは孤独になっていくんですが、あることを機に変わろうと努力します。

しかし、映画とはいえ、そううまくいくはずもなく、自分が遠ざけた息子には拒絶され、合唱団にもなんとなくいづらくなっていく。

そして、コンクール当日……というストーリーなんですが、その先は見た方が面白いと思います。

特に人は好きなんだけど、

コミュニケーションが苦手な人に見て欲しい

映画。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(こんなおじいちゃんおばあちゃんになるのを憧れます。)

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