月別アーカイブ: 6月 2014

【サイレントヒル:リベレーション】

18歳の誕生日を間近に控えたヘザー(アデレイド・クレメンス)には幼少時の記憶がなく、父親(ショーン・ビーン)と共にほうぼうを渡り歩く生活を送っている。彼女は毎晩サイレントヒルという見知らぬ街で、恐ろしいモンスターたちに追われる悪夢にうなされていた。そんなある日、突然父親が自分の前からいなくなってしまい、やむを得ずヘザーはサイレントヒルを目指す。

シネマトゥデイより。

前作【サイレントヒル】の続編なんですが、ラストはなかったことになっているので、パラレル続編です。

あらすじだと色々と省略されてますが、ヘザーは相変わらず教団に狙われていて、父親のハリーと居住地を転々としながら逃げ続けている状況。

しかし、探偵と名乗るダグラスが教団に居所を伝えてしまったため、教団に見つかってしまう。

教団の真意を知ったダグラスはヘザーに情報を伝えようとして接触を試みるが殺されてしまいます。ちなみに探偵と名乗ってますが、『さいれんとひるのうた』のネタばらしでは魚屋呼ばわりです。ゲームでは活躍するキャラクターなんですけどね。

父親のハリーも行方知れずになってしまったヘザーは同日に転校してきて、やたらと構ってくるヴィンセント・スミスとともに『サイレントヒル』を目指すことになります。

前作と比べて、

クリーチャーによる恐怖演出が格段に上がった反面、全体的な怖さは減った

気がします。

パブルヘッド・ナースやマネキン・モンスターは、本当に気持ち悪く仕上がっているんですが、それらのシーンだけに重点が置かれすぎていて、他のシーンが適当な印象。。

なんとなくですが、屋内テーマパークのお化け屋敷で驚かす部分はきっちりしてるのに、非常口の周辺に日常的な空間が見えていて萎えるのに似てるかもしれません。

もっとも、製作費が激減した状態での撮影との噂なので、怖いシーンを絞り込んだということかもしれませんが。全体に薄く広げるか、ポイントを絞るかという選択で。

とはいえ、ストーリーの雑さは気になるものの、全体的な雰囲気や、前述の通り、クリーチャーの気持ち悪さは平均より上なので、前作を観てからであれば、楽しめると思います。

いきなり観ても、アレッサについての説明がないため、展開が理解しづらいでしょう。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(怖さと気持ち悪さだけなら★8でもいいのかも)

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【サイレントヒル】シリーズ
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【サイレントヒル】

「サイレントヒル……」と謎の言葉を発して悪夢にうなされながら失踪してしまった最愛の娘シャロン(ジョデル・フェルランド)を探すため、ウェストバージニア州の街“サイレントヒル”を訪れた母親のローズ(ラダ・ミッチェル)。

彼女は、忌まわしい過去がある呪われたこの街で、想像を絶する恐怖に襲われる……。

シネマトゥデイより。

同名ゲームの映画化。主人公を父親から母親に変えたり、やや設定を変えてはいますが、全体的にはかなりいい感じの世界観を描いてます。

見た目は普通の街と変わらないように見えますが、どことなく現実とは違う、ダークな雰囲気。

不気味なクリーチャーの造形も、ゲームそのものでなく、オリジナリティが加わえられていることで世界観がより陰惨なものに仕上がっています。

まあ、一番怖いのは

ダリア・ギレスピーというおばあさん

だと思いますけどね。何者なのかはネタばれになるので、観て確かめてください。

ゲームは動画で見ているだけで、プレイしたことはないので、ゲームファンから見たらどうなのかわかりませんが、個人的には雰囲気出てるし、良い出来だと思います。

ただ、ゲームをプレイしていればわかったのかもしれませんが、ところどころ説明不足なのか、説明する気がないのか、わかりづらい部分がるのも確か。

そういう不明部分があるとモヤモヤしてしまう人には向かないかもしれません。

また、世間的にはグロいと言われてますが、言うほど『観える』グロいシーンは少ないと思います。

でも、最終的には切ないんだよなあ。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(一番かわいそうなのは婦警、続けて父親だと思う)

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【CUBE ZERO】

CUBEの監視員として働くウィン(ザカリー・ベネット)は、監視カメラに映る女性カッサンドラ(ステファニー・ムーア)のことが気になり始める。

シネマトゥデイより。

【CUBE】のいわゆるビギニングもの。ビギニングとはいっても、発祥は不明のまま、もうすでに実験のようなことは開始されています。

この作品では『CUBE』に閉じ込められた人ではなく、監視する側を描いていて、その人の心境の変化を描いていきます。

どうやら『CUBE』は脱出に成功しても、殺されちゃうみたいなので、1作目のあの人も死んじゃうってことなんでしょうね。

結局、『CUBE』は何のためにあるのか、1作目の障害を持った男は何だったのか等様々なことが、この作品で判明します。

そう考えると、やっぱり【CUBE2】はいらなかった気がするし、【CUBE】と【CUBE ZERO】の2本だけで良かったんじゃないかと。

観終わってみると、

怖いというより切ない

映画でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(1作目には劣りますが、2作目より断然面白い)

【CUBE ZERO】詳細

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【CUBE2】

心理療法医のケイトが目覚めると、そこは冷たく光る立方体(CUBE)の中だった。CUBEを囲む6面の壁にはそれぞれドアがあり、別の部屋へと続いていた。他の部屋へ入ったケイトは、経営コンサルタントのサイモン、盲目の学生サーシャ、さらには技術者のジェリーらと出会う。みな、ここに来た経緯も理由も知らなかった。出口を求めて移動を始めた彼らは、やがてゲームデザイナーのマックス、国防総省エンジニアのマグワイア大佐、老女ペイリー夫人たちと合流。大佐は、ここから脱出するためにはこのCUBEの謎を解く以外にないと語るのだが…。

allcinema ONLINEより。

前作の薄暗い空間から、近代的な明るい空間になりました。今回のメンバーは、心理療法医、経営コンサルタント、盲目の学生、技術者、ゲームデザイナー、国防総省エンジニア、老女と何か変な偏り方。後に弁護士が加わります。

前作に比べて、近代化され、SF的な要素が強くなりました。映像も格段にCGが多用され、その質も上がっています。しかし、シリーズ作品としては、

観る価値ありません。

1つの映画としては派手な表現や、面白いネタもありますが、違う作品にシリーズの名前をつけたパチモンのような内容です。

今回は前作と違い、なんらかの形で『CUBE』に関わっているらしく、訳知り顔の人物もいたりします。

また、今回の『CUBE』はSF要素が強くなったと書きましたが、各部屋は4次元的なつながり方をている上、入ってきた扉から戻っても、そこはもう別な部屋という始末。

重力の方向もメチャクチャで、重力が逆さまな部屋もあれば、無重力になったりもします。部屋によっては時間の進み方もまでおかしい部屋や、パラレルワールドになっていて、扉を開けたら自分たちが見えたなんていう状況まで。

他にもSFだなって思わせる設定等出てくるんですが、前作の謎を解消することもなく、話がどんどんカオスな方向に向かっていくだけで受け入れづらい。

結局、『CUBE』というシステムは何をしてるんでしょうね。

オススメ度(10段階)……★★★
(【CUBE2】は映像としては面白いけど、いらない続編)

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【CUBE/キューブ】

ある日突然、密室に閉じこめられた6人の男女。それは正方形の巨大な立方体だった。いったい何のために作られたものなのか、なぜ自分たちが閉じこめられたのかは誰も知らない。脱出方法は6つあるハッチのいずれかを選び、同じ立方体でつながっている隣に移動しながら出口を探す以外ないが、いくつかの部屋には殺人トラップが仕掛けられていた。そんな中、やがて彼らは安全な部屋を示す“暗号”に気づくが・・・。

allcinema ONLINEより。

いまでこそ、こういう作品増えましたが、当時は珍しかった作品。理由もわからず、気が付けば見知らぬ施設の中で、抜け出そうとするとデストラップ。

この作品がヒットして以来、似たような作品が一気に増えた気がします。【SAW】でとどめを刺した感じのジャンル。

いま考えると凄いのがふたりを除いて、ただの一般人ということ。ゲームやいまの映画だと、こういう特殊な空間に閉じ込められるのって、特殊部隊とか、一般人だけど何かのスキルを持っている人だと思うんですよね。

ところがこの作品の序盤でスキルがあるのは、『CUBE』のデストラップのエグさをわかりやすくさせるための噛ませ犬の脱獄のプロだけ。もうひとり、頭がおかしい感じの青年が何かあると思わせるくらい。

黒人警官が腕力あるものの、『CUBE』内に力でこじ開けるようなトラップがないので、ただの威張りん坊でしかないし、あとはやたら正義感の強い精神科医、数学科の女子学生、無気力な青年で、役に立ちそうなのは数学科の女子学生くらい。

女子学生にしても、所詮は学生なのでそれほど期待は出来ないはず。

正直、富豪の賭けゲームとかでもなければ、何かの実験になるのかすらも謎です。もちろん、こういう作品特有の、実はつながりがあったとかいうこともありません。

逆に言えば、そういう普通さが怖いのかもしれませんが。

脱出方法の理論もセリフをちゃんと聞いて、行動を見ていれば大体はわかると思います。しかし、本当に理解するのは難しいでしょう。

特に『デカルト座標仮説』なんて普通に会話に出てきますが、日本の高校生くらいまでで、そんな理論を知っている人なんてほとんどいないはず。

他にもいくつかの理論が展開されますが、聞いてもよくわからないと思います。素数のくだりは何とかなるでしょうけど。

作品中の説明ではわからないことも結構あるし。

ただ、実際問題として、そういう理屈は理解しなくて問題ありません。この作品の描いているのは別に何らかの理論を用いた脱出方法を描くことではなく、

極限状態におかれた人間が
どう行動するか

なので、そちらを楽しんでください。結構わかりやすくて面白いですよ。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(特典に入ってる短編【エレベーター】も面白い)
※ファイナル・エディションには収録されてません

【CUBE】詳細

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