【ドクター・ストレンジ】

ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、天賦の才能を持つ脳外科医として名をはせていたが、ごう慢さが玉にきずだった。

彼は地位も名誉もリッチな生活も手に入れていたが、交通事故によって全てをなくしてしまう。

神の手と崇拝された両手の機能を取り戻すため、高額な治療を繰り返すが……。

シネマトゥデイより。

個人的には【イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密】よりも、ドラマ【SHERLOCK】のシャーロック・ホームズのイメージが強いベネディクト・カンバーバッチ主演。

さすがに【ホビット】のスマウグや、アニメ【シンプソンズ】で【ハリー・ポッター】のスネイプの人という人はいないでしょうけど。

【マーベル・シネマティック・ユニバース】のシリーズ作品でもあり、後々は【アベンジャーズ】等の作品にも絡んでいく予定です。

実際、作品中でもドクター・ストレンジが加わった組織は、アベンジャーズが物理的な脅威に対抗しているように、魔術的な脅威に対抗するために存在することを告げるシーンがありました。

元々、天才脳外科医であったストレンジは、交通事故で精密な動きが出来なくなった両手を元に戻すため、カマー・タージを訪れます。

医者であったストレンジは、当初カマー・タージの主エンシェント・ワンの魔術を手品や催眠術のようなものだと信じなかったんですが、実体験させられ、信じるように。

その後は才能を開花させ、驚くべきスピードで魔術を習得。兄弟子のモルドや、蔵書室の司書であるウォンの想像を超えるほどな様子。

そんなある日、エンシェント・ワンの元弟子でありながら、不老不死を求めて、『ダーク・ディメンション』の支配者ドルマムゥの手先となったカエシリウスの襲撃に巻き込まれるストレンジ。

禁忌の魔術の正体や、カエシリウスの目的、エンシェント・ワンの秘密等が明らかになっていき、ストレンジは最後の戦いにという流れ。

多分、賛否両論あると思うんですが、ストレンジは元医者であり、根本に人を救いたいという思いがあるので、敵を殺さないというのが面白い。

当然、ラストバトルにしても、正直予想の斜め上の展開になるので、ここは本当に好みがわかれると思います。

個人的には面白いと思ったんですが、観終わった感想は、

これってカンフー映画を魔術に置き換えたらこうなった

的な印象でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(カンバーバッチって、ピアース・ブロスナンに雰囲気が似てる気がしてきた。)

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【暗黒女子】

聖母マリア女子高等学院で、経営者の娘で人気者だった白石いつみ(飯豊まりえ)が校舎の屋上から落下して死亡した。

彼女の手にはすずらんの花が握られており、自殺、事故、他殺と、その死をめぐってさまざまな憶測が飛び交う。

そして、いつみ主宰の文学サークルの誰かによって殺されたといううわさが立つ。

いつみに代わってサークルの会長となった澄川小百合(清水富美加)は、彼女の死をテーマにした自作の朗読会を開催。

メンバー各自が、物語の中でいつみ殺害犯を告発していくが……。

シネマトゥデイより。

女子高で起こった少女の死の真相を文学サークルのメンバーが朗読という形で告発していくという展開。

それぞれのメンバーが死亡したいつみに思うところがあり、前に朗読したメンバーの裏の顔を告発していくというスタイル。

ちなみに最初に朗読する二谷美礼は、最後に朗読する高岡志夜を告発する内容。

ただ、それぞれの視点で相手のことを描いた内容なので、同じことをしているのに、いつみからの情報でまったく別の印象を受けたりしています。

話が進むにつれ、徐々に違和感を感じていくので、おおよその真相は予想できると思います。

結局、いつみを殺したのは誰なのかという疑念を感じ、会長となった澄川小百合を除いて、朗読をしたそれぞれのメンバーに動機があることがわかります。

予告だと教師の北条も容疑者っぽくなってましたが、実際は朗読に参加しているメンバーだけが告発されるだけなので、あんまり登場しません。

なので、北条先生役の千葉雄大ファンは期待しない方がいいでしょう。

告発自体は嘘ではないので、クライマックスの真相の提示は伏線がうまく回収されていて、面白いと思います。

その後の展開が現実的ではないため、そこまでのリアルでもあり得る少女たちの光と闇が台無しになってる感が残念でたまりません。

逆に言えば、真相が語られるまでは本当に良い作品だと思います。多少無理やりという部分もありますが。

また、やや演技に素人っぽさというか、わざとらしさみたいな印象を受ける人物もいないわけではないですが、それを含めての女子高らしさなのかなと。

4人の朗読が終わった段階で、

完全な真相が予測できた人がいたら、その人は異常者

だと思います。

自分は一歩手前が限界でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(正直、よく考えるとラストシーンが一番怖い。)

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【エイリアン:コヴェナント】

宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号は、植民地の惑星に向かって宇宙を航行する。

最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が船の管理を任されていたが、途中で事故が発生。

乗組員たちは必死で修復作業に取り組み……。

シネマトゥデイより。

この記事は一部、ネタバレを含みます。

【エイリアン】シリーズの元凶を描いた【プロメテウス】の続編。3部作の2作目にあたります。

【プロメテウス】の時代から15年後、宇宙への移住計画のため、航行していた『コヴェナント号』のストーリー。

アクシデントによる事故で船長を失い、新しい船長のもと、謎の通信の発信源である星に移住先を変更する『コヴェナント号』。

ちなみにこの死ぬだけの船長は、クレジットないみたいですが、ジェームズ・フランコだったりします。

その調査のため、降り立った乗組員たちは朽ち果てた宇宙船と、『プロメテウス号』の生き残りだったエリザベス・ショウの痕跡を見つけます。

その過程で、二手に分かれた調査隊それぞれのメンバーのひとりに黒い胞子がとりつき、寄生する。

体調を崩したレドワードとともにカリンは着陸船に戻るが、明らかに様子のおかしいレドワードを見て、ファリスは未知の感染症を疑って隔離するが、結果的に船もろとも爆死。

もう一方の新船長オラムたちの方でもハレットから怪物が現われ、乗組員たちに襲いかかります。

ダニエルズをかばったアンドロイドのウォルターの腕を破壊した怪物を相手に、犠牲を出しながらも戦っているところへ閃光弾が打ち上げられ、怪物は逃亡。

現われたのはウォルターと瓜二つのアンドロイドで、エリザベス・ショウ同様『プロメテウス号』の生き残りだったという展開。

もうしょっぱなからデヴィッドにきな臭い感じしかしないのと、ウォルターと同じ顔というのが厳しい。

特に同じ俳優なのでしょうがないんですが、デヴィッドとウォルターが区別がつかないため、よく見えないシーンだとどっちの言動かわかりづらいんですよね。

それと登場人物たちの夫婦を含めたカップリングの多さ。宇宙飛行士は生存本能を高めるため、夫婦で同一ミッションには参加させないという話を聞いたことがあるため、違和感を感じたんですが、移住だから問題ないんでしょうね。

でも、そのカップリングが別々に行動するため、相関図が把握しづらくなってます。○○で死んだのが誰々の夫で、地上で××してるのが誰々の奥さんだったのかみたいな。

先にそういう描写がないので死んだ後に、そうだったのかと理解する感じです。

ただ、そういった部分を除けば比較的面白い。比較的というのは【プロメテウス】ですらあったエイリアンたちの数の暴力がないのと、【プロメテウス】を観ていないと意味がわからないため。

実際に登場したエイリアンは5体程度で、シリーズ中でも最少の部類。少ないとダメということはないですが、やはり派手さに欠けました。

また、【プロメテウス】を観ていないと、エリザベス・ショウとデヴィッドの関係がわからず、アンドロイドですが、デヴィッドの人となりが理解できないでしょう。

特にデヴィッドの人となりは本作の彼の行動に大きな影響を与えているので、そこを踏まえないとわけがわからない駄作にしか感じないかもしれません。

本作を見ただけでも、彼のこだわりは理解できなくもないですが。

個人的な推測ですが、

【プロメテウス】から始まった3部作のテーマは、『創造』

なんだと思います。人間やエイリアンを作ったエンジニアをはじめ、創造主になりたいという願望を描いている気がします。

すでにタイトルも仮ではありますが決まっている【アウェイクン】では、【プロメテウス】と【エイリアン コヴェナント】の間の出来事が描かれるそうなので、その辺りの経過が描かれるのかも。

個人的に理解できなかったのが、黒い胞子によってエンジニアたちが滅びるんですが、何故か黒い死体というか、像みたいになってます。

【プロメテウス】を見た限りでは、エンジニアからは成長できないとは考えづらいので、大都市レベルの施設にいたエンジニアが滅んだら、大量のエイリアンがいるはずなんですけどね。

乗組員から産まれたの以外いない理由がわかりませんでした。

そういえば、ネットでは黒い胞子が生物を感知してとりつけるのがわからないという意見が散見するみたいですが、個人的には黒い胞子はナノマシンだという印象。

よくエイリアンの成体は機械っぽいと言われるのと合わせて、元々生物兵器として作られたことを考えると、ナノマシンだというのがしっくりくるかなと。

相手の細胞を解析して、変異することも機械だから出来るのかなと思うんですよね。

兵器だから植物には寄生しないという風にもとれるし。

作品自体はオーソドックスな展開なので驚きの展開というほどのことはありませんが、【プロメテウス】を観た上で、映画館で観た方が面白い映画でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(登場人物の把握が苦手な人には合わないかも。)

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【人狼ゲーム マッドランド】

気を失った小池萌(浅川梨奈)は、9人の高校生たちと一緒にバンに乗せられ、ある場所に連れて行かれる。

そして、殺し合いの勝者に1億円が与えられる「人狼ゲーム」が始まる。

参加者は、村人が用心棒と予言者の2人、人狼が1人に、狂人が7人という“狂人村”。

狂人の生存条件は人狼の勝利で、村人が生き残るには多数決の投票だけが頼りだった。

シネマトゥデイより。

【人狼ゲーム】の第6作。いつも通り、目が覚めたら謎の施設で強制的にリアルで人狼ゲームをさせられます。

ただ、基本的な役職は出そろっているため、条件を変更する形で新鮮さを演出。

厳密にはハンターの特性がリアルには向いてないので、まだ登場してなかったり、役職には同じ特性の別名があったりするので、まだまだ続くかも。

サービス終了してしまいましたが、【人狼オンライン】のように善人と悪人のようなグループに分かれての戦いや、【人狼パーティー】のように役職が増えていく可能性もありますし。

そんなわけで今回は、【マッドランド】とある通り、狂人村という設定。

9人中、人狼がひとりというのは優しいですが、まともな村人が用心棒と予言者のみ。あとは

全員狂人

です。これにより通常のゲームとは展開が激変。通常は投票で人狼を吊るせばゲーム終了ですが、狂人の勝利条件は人狼の勝利なので、吊るすわけにはいきません。

そのため、通常では正体を隠す人狼が名乗り出ての王様ゲーム化。逆にまともな村人が正体を隠す必要が出てきます。

そうなると、村人2人殺せば人狼が勝つから狂人は楽に見えますが、もうひとつの勝利条件がネックになるんですよね。

狂人の勝利条件は人狼の勝利ですが、人狼の勝利条件は人狼と村人が同数になること。

狂人はあくまでも狂っているだけの人なので、結局生き残れるのはひとりだけ。

そのルールがある以上、狂人同士が完全に結託することがないのがこの映画のネックになっている気がします。

本作を見てもらえればわかりますが、見ている人には

村人が誰なのか見ている人間には序盤で明かされてしまう

ため、そこからはグダグダ。

特にある人物が初日で選択肢をほぼ無くしてしまうというやらかし展開なのがいただけない。

エンドロールまで誰がどの役職だったか考えるのが楽しい映画なのに、推理小説読み始めたら第2章の始めで犯人明かされるようなものです。

設定的には面白いので、シリーズを見続けている人は見てもいいと思いますが、シリーズが気になるからとこの作品から見るのはやめた方がいいでしょうね。

オススメ度(10段階)……★★★★
(どちらかというと、役職が狂人というより、参加者自身の言動が狂ってる)

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【人狼ゲーム ラヴァーズ】

高野蘭子(古畑星夏)は家族を借金から解放するため、もう一回だけ命懸けの人狼ゲームに参加することを決意する。

一方、吉原虎之介(池田純矢)や海老原一香(佐生雪)をはじめとする参加者たちも一様に、殺りくゲームでサバイバルしてきたつわものたちだった。

そして今回は新たに“キューピッド”と“恋人”のルールが設けられ、現場はカオスと化す。

シネマトゥデイより。

リアルでの人狼ゲームを強制されるシリーズ第5作。

今回は通常のゲームでは聞いたことのないキューピッドと恋人が追加され、かなりカオスな状況に。

キューピッドが指名したふたりは本来の役職の他に恋人という役職を得ます。

恋人になることにはメリットがなく、逆にパートナーが死んだら自分も死ぬというデメリットのみ。

その上、キューピッドと恋人の勝利条件は、人狼、または村人が勝利条件を満たした段階で恋人が生き残ってることという難度が高い条件。

ちなみにキューピッドが指名する段階では、そのふたりが人狼か村人かもわかりません。

とんでもなく不利な第3勢力です。

しかも、途中で判明するんですが、今回の参加者は2度目の参加者ばかりなので、だからこそ成り立つ追加役職のような気もします。

また、元運営側というか、ゲームを見て賭けてた側の人物も参加していて、一部の参加者がなぜ参加させられているのかが語られていました。

そういった背景的な部分の面白さはあるんですが、ゲームの進行はいまいち。

ひとり、意識高い系バカみたいなのがひっかき回すんですが、それに駆け引き的な意味がなかったり。

というか、村人陣営が無能過ぎて、終始人狼とキューピッド陣営にご都合な展開に。

映画なのでしょうがないとはいえ、ご都合感はんぱないです。

特に恋人が生き残らないとストーリーが終わってしまうのが酷い制約に。

キューピッドは村人にカウントされるため、恋人が村人同士で狼を全滅させるか、人狼同志で村人ひとりとキューピッドだけにするか、村人と人狼のカップルで人狼ひとりとキューピッドだけにするしかありません。

キューピッドが死んでも恋人は勝てるので、キューピッドを切り捨てれば、代わりに村人でもいいんですけどね。

逆に恋人が死ぬとキューピッドは勝利条件を満たせないので、ただの生殺し。

そんな制約を受けてしまうため、

恋人が指定された段階で展開がかなり限定されてしまう

んですよね。

そのせいもあってか、本作は展開を楽しむというより、人狼ゲームの参加者はどうやって集められているかや、賭けはどうやって行われているのかの説明に重点が置かれている印象。

珍しく登場人物のゲームに関係ない部分の掘り下げや、人間関係も描かれてましたし。

そういった意味では駆け引きは少ないですが、シリーズを見るなら押さえておきたい作品。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(地味ですが、シリーズでは演技がうまい印象を受けました。)

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